先日、ある取材を受けたときのことです。
子育てママ向けのサイトの記者のかたと、
子育てについて話していると、こんな質問を受けました。
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心理士さんからみて、中学受験ってどうですか?
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その問いに、私は少し戸惑いました。
それは、今の中学受験や塾には、
昔とは少し違う役割があるような気がして、
ちょっと、言葉が見つからなかったからです。
長男を育てていた15年ほど前には、
「こころの育ち」という視点から考えたときに、
放課後を塾で過ごすことには、疑問を感じていました。
公園や友だちの家で子どもたちだけで遊ぶ時間。
家族で食卓を囲み、学校での出来事を話す時間。
走り回り、自然に触れ、思いっきり体を動かす時間。
一人でぼんやり空想したり、工夫して遊ぶ時間。
そうした余白の中にこそ、子どもの心を育てる
大切な刺激があると感じていたからです。
だから私は、塾で座って過ごす放課後は
どこかもったいないように思っていました。
けれど、今は少し違う考えが出てきています。
時代が変わり、
放課後に思い切り遊べる公園は減り、
ボールは禁止、騒げば注意される。
共働き家庭も増え、家族が揃う時間は遅くなりました。
帰宅後、一人でスマホやゲームをして過ごす子どもも
珍しくありません。
そんな中で、
今、子どもたちが一番集まり、
安心して過ごせる場所が「塾」になっている
そんな現実もあります。
学校の友達より、塾の友だちの方が気が合う。
学校の先生より、塾の先生の方が話しやすい。
授業がなくても、自習室にいれば誰かがいて寂しくない。
塾が、勉強の場であると同時に、
子どもたちの「居場所」になっていたりします。
こんなふうに眺めてみると、
中学受験というものが、
単なる進学手段ではなく、
子どものココロの育ちに大切な、
居場所になっているのかもしれないなぁと
感じるようになりました。
カウンセリングではいろんな人の話を聞いていますが、
中学受験をしてよかった!という人もいれば、
中学受験なんてしなきゃよかった!という人もいます。
やりたいことを応援してもらえた!という人もいれば、
親の期待に応えるために頑張り続けた!という人もいます。
結局のところ、何が正解だったのかは、
後にならないとわかりません。
そして、その正解は、時代によっても
家庭によっても、その子によっても違います。
だから、
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心理士さんからみて、中学受験ってどうですか?
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の答えは、今の私にはひとつに決められませんでした💦
でも、一つだけたしかなのは、
どうか?の答えはその子の中にあるということ。
目をキラキラさせているのか。
安心してそこにいられているのか。
それとも、苦しさを飲み込んで頑張っているのか。
親の価値観や、社会の空気よりも、
まずは目の前の、その子そのものに、目を向けてみる。
今、目の前のお子さんは、
どんな「顔」をしていますか?
どんな「目」をしていますか?
そこを見ていると、
自然と答えが見つかっていくんじゃないかしら?
と思います。
ぜひ、じっくりと、寄り添ってみてみてくださいね。
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