サロンが入っているマンションは、
私のように事業用で借りている方もいらっしゃいますが、
居住している方もいらっしゃいます。
先日、いつものようにサロンでお昼をたべようとしていた時、
外から
/
助けてくださーい!助けてくださーい!
\
と、小さい女の子の叫び声が聞こえました。
最初は聞き流していたのですが、
何度も何度も、大きな声で叫ぶので、
これはただ事ではない!と思って、外に出て
その声のする方へ向かってみました。
すると、私より先に
飛び出してこられた若い女性と、
泣きじゃくる、小学校一年生の女の子がいました。
どうも、学校から帰ってきたらお母さんが家にいなくて
パニックになってしまったようです。
その女性の方がなだめても
私が背中をさすったりしても
大きな声で泣いたまま、お母さんがいないと言うこと以外の事情がわかりません。
仕方ないので、ランドセルを開けさせてもらい
お母さんの連絡先を見つけて、連絡をして
お母さんは30分ほどで帰ってきてくれたのですが、
その間、私とその女性は
女の子を落ち着かせようと、
必死になっていました。
\平気だよ/
\大丈夫だよ/
のメッセージを伝えたくて、
微笑んでみたり、
ランドセルを褒めたり、
持ち物やお洋服のキャラクターから話を広げようとしたり、
とにかく、必死で、お母さんの到着を待ちました。
そして、無事にお母さんが到着して
お母さんに女の子を引き渡し、
自分の部屋に戻ってきて、お昼ご飯の続きを食べようとした時
急に、
心臓がバクバク!
足がガクガク!
手がプルプル!
しだしたのです。
部屋を飛び出してから、戻ってくるまで
あの、緊張して、緊迫した時間には
何事もないかのように、冷静に振る舞ったり、
女の子に微笑みかけたりしていたのに!です。
いつも通りの
安心した環境になった途端に、
バクバク、ガクガク、プルプル笑
なんとも、可笑しなことですよね。
私の部屋は、もう、安全、安心なのですから
こころの不調は「ツケ」のようなもの
こころの不調って、こんなふうに、
本来「辛い」「しんどい」「緊張する」「不安」な場面では
なんとかやろう!
なんとか乗り越えよう!
と頑張れていたのに、
安心、安全なタイミングになった時に
溢れ出てくることがあります。
もちろん、本当に辛くしんどいタイミングで
不調が出ることもありますが、
それは、相当しんどい時です。
私の例でも、
もし、もっと大変なことが起こっていたら、
女の子の前でも、取り乱していたかもしれません。
でも、なんとか頑張れる
なんとか乗り越えられるような
ギリギリの状態では、
その場ではなんでもないように振る舞うことができて、
その、危機的状況がさった後で、
不調がやってくることがあります。
それはまるで、
「ツケ」が回ってくるようだなぁと
感じています。
本来であれば、
泣いている女の子の前で起きるはずだった
体の反応や、心の反応が
ツケを返すかのように、
安心で安全になってからやってくるのです。
このことは、
育児や子育ての
一番大変な時にはなんとかやれたのに、
ひと段落したときに、カラダやココロに不調が出る場合や
学校や職場でも
大変な友達や上司の時にはギリギリ耐えていたのに、
クラス替えや、配置転換の後で不調が出る場合にも
言えることです。
そう、
こういう時の不調は、
本来ならもっと前のタイミングで
感じるはずだったことが、
今、安心安全のタイミングで出てきている
ということなのです。
だから、こういう時には、
/
なんで今のタイミングで?
\
/
大変な状況がさって、これから楽しむ時なのに
\
などと思わずに、
/
ずっと、ギリギリで耐えてきてくれたんだね
ありがとう
\
/
今なら大丈夫と思って
出てきてくれたんだね
\
と、自分の身体とココロに声をかけてあげて、
思う存分、不調を出させてあげてほしいと思います。
ツケは返さないと
どんどん増えていってしまいますからね。
しっかりと、そこでツケが返せれば
また、いつも通りに戻ることができます。
私もその時は、
「怖かったよね。緊張したよね。
それを抑えて、あの場面ではしっかり振る舞ってくれて
ありがとうね。
今はもう、思う存分ドキドキ、ガクガク、プルプルしていいよ」
そんなふうに自分に声をかけて
しばらく、のんびりして過ごしました。
皆さんも、
なんでこんなタイミングで
私は不調になってしまったんだろう?
もっと、大変な時があったのに!
なんて思うことがあったら、
このことを思い出して
今、出てきてくれている不調に
「あの大変な時に、出ないでいてくれてありがとう」
そんなふうに、声をかけてあげてほしいなって思います。
そして、その「大変だった時」の長さと同じくらい
自分に不調があることを、
OKにしてあげてほしいなって思います。
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