親が掃除機をかける音が、
「ゲームやめろ!」「学校へ行け」
「いつまで家にいるんだ」「迷惑だ」
と聞こえる…と話してくれた方がいました。
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自分らしく生きると決めたあなたを
とことん応援する臨床心理士
佐瀬りさ です
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この方、
自分の生きづらさがHSPによるものなんじゃないか?
音に敏感だったり、
相手が何を考えているかわかってしまうことで、
辛くなっているんじゃないか?
と話してくださったのですが、
/
そうかもしれないけど、
そう考えなくてもいいと思います。
\
とお答えしました。
本屋の店主がほうきを持ってきたら…
今は見なくなりましたけど、
昔、本屋さんで立ち読みをしていると、
はたきを持った店主が、埃を払いにくる…
という、光景がありましたよね。
あれ、
/
私が敏感だから、店主の気持ちがわかっちゃう!
\
ということではなくて、
店主が
/
早くどけ!立ち読みすんな!
\
という思いを込めて、
はたきを持ってやってくるわけです笑
なので、
親が、本当に、「掃除の邪魔になるからどけ!」
という思いを込めて、掃除機をかけている場合もあって、
その場合は、ただの「コミュニケーション」です。
ただ、これは良いコミュニケーションかというと
そうではなくて、「察してほしい」
「察するべき」という、境界線のないコミュニケーションなので、
うまい(美味い)コミュニケーションではありません。
本屋の場合は、店主がお客さんに直接、
「立ち読みは迷惑だからやめてください」
と、口にだして言いづらい。
他のお客さんもいて、お店の雰囲気を壊してしまう
だから、遠回しにはたきで伝えるので、
店主がはたきを持って近づいてきたら、
気がついて、
スッとやめてどいてほしい。
あるいは、買って帰って欲しいサインなんだよという
前提がありますね(漫画やコメディでも定番です)。
百貨店などでも、
蛍の光が流れたら閉店のサインで、
それは、「閉店のお時間ですので、早く出てください」
とアナウンスするよりも、優しい感じがしますよね。
お客さんが「察して」→「帰る」ということをしてくれたら、
言葉で言いづらいことを伝えなくて済むという
利点があります。
それと同じように、
親も、直接は言いづらい時のサインとして、
掃除機をかけだしているという可能性もあって、
この場合、
HSPは関係ありません。
伝えようとしているものが、伝わっているというだけで、
コミュニケーションです。
ただ、それはやはり「うまい」コミュニケーションではないので、
掃除機がそのサインなんだよということを
まずは言葉でしっかりと伝え、
口で言うより、お互いに掃除機をサインにした方が
嫌な気持ちにならなくて済むと言うことを
確認しておく必要はあります。
ここを省いてしまうと、
/
口で言えばいいのに、嫌味ったらしい!
\
と言う気持ちになってしまうのは
よく分かりますね。
自分の気持ちが、外からやってくる
でね、もう一つは、
本当にお母さんがただ、掃除機をかけているだけという場合があります。
この場合に、「お母さんが私にどけと言っている」と思ったら、
これは、「妄想」ですよね。
/
いえ、私にはわかるんです。
お母さんは、絶対心の奥底ではどけって言っているんです
\
と思うかもしれませんが、
この場合、お母さんの深層心理というよりは、
ご本人の深層心理という場合が多いです。
「きっと、私がずっとゲームをしていて、
お母さんが嫌だと思っているんだろうな。」
「そろそろ、ゲームやめて
やることやらなきゃ行けないよな。」
そんな、自分の気持ちが、
周りの人もそう思っているはずだという
考えを作り出していきます。
これを「投影」と言います。
HSPで悩んでいる方の中には、
この、「投影」という仕組みがわかると
あぁそうだったのね!
とスッキリされる方もいて、
あぁ、そう思っていたのは私だったんだな。
私が、自分の気持ちに蓋をしていたんだな。
と、感じることで
周りの目や、想いに影響されづらくなる方もいます。
「HSPだから」と思うと、
もう、それは自分の気質だから変えることができず、
たくさんの人の「想い」や「気持ち」を感じ取って
苦しくなってしまうのは仕方のないこと…
になってしまうけれど、
それは誰かの気持ちや想いではなく
/
私の気持ちなんだ!
\
ということになると、
自分が自分の気持ちをしっかりわかって、
受け止めてあげることで、
苦しくならずにいる方法を手に入れることができます。
誰かの「気持ち」に敏感な人ほど、
自分の気持ちは後回しにしてしまいがちなところもありますから、
自分の気持ちに目を向けることを
していけるといいなぁと思うのです。
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