茅屋根骨組み | 古民家再生(ささゆり庵)

古民家再生(ささゆり庵)

奈良県と三重県の県境にある里山100選にも選ばれた美しい里 深野にある古民家が再生され、ささゆり庵(古民家宿)となるまでを記録しています

いよいよ始まる…


茅葺き作業の前に足場の組み立て、覆っていた雨よけのシートが外され、茅屋根の基になる骨組みが組み立てられて行く。骨組の丸太は一本一本、弁柄塗料で防腐処理が行われて組み立てられていく。


彼等は軽やかに、屋根を骨組みを縦横無尽に歩き回り作業を進める。

命綱も無く、地面を歩くがごとく移動する。

そして、仕事をこなしていく。


組み立てに当たっては総ての骨組みをこの縄で縛って固定するのである。

これは、後々に手を入れるに当たって、容易に作業が出来るようにとの職人同士の心配りなのであろうか…。