405 「ストレンジャー・シングス」1 逆行する未来は、すべて80年代になる  | ササポンのブログ

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それにしても

このアメブロもレイアウトしやすくなったなあ

昔なんか、

画像を張るのも一苦労だったのにな・・

 

昔はよかった・・という

言葉はなるべく使いたくはない

だからと言って

若い奴に無理やり同調して

痛いおやじにはなりたくもない

そう思い続けて幾星霜

 

時代はなぜか

どんどん逆行していく

年寄りが、昔はよかった・・というよりさきに

若者が

「昔のって、いいよね」と

言い始めた

最近のヒット曲は

本当に最近かと思うものが多い

デビット・ゲッターとか、ブルーノ・マーズとか聞いていても

これはいつの時代の曲だと思ってしまう

思い出の80年代ヒットなんていう

コンピレーションに混ざっていても

全然違和感がない

 

映画の世界も完全に

逆行現象がおきている

 

おそらく

今一番実力も勢いもある劇伴作曲家の

マイケル・ジアッチーノの

代表曲を集めたプレイリストを

アップル・ミュージックで見つけたのだが

なんだか

かわいそうになってきた

 

「スタートレック」

「ミッション・イン・ポッシブル」

「スターウォーズ」

「ジェラシック・パーク」

まあ、メインで組んでいるのが

JJだから仕方ないとはいえ

かつて

他の作曲家が強烈な代表曲を残している作品ばかりだ

これはある意味

今の時代の映画界を象徴している

先日、JJがこんなことを言っていた

「僕はもうリブートはやりたくない」

最大のヒットメイカーがこんなことをいう時代なのだ

おっと

久しぶりなのに

以前の勢いというか悪い癖が

よみがえってきたぞ

肝心の作品の話がなかなか始まらない

 

さて

この「ストレンジャー・シングス」だが

ストーリーをいつものように

ウキさんから引用

 

1983年11月6日、インディアナ州で、12才の少年ウィル・バイヤーズが失踪する。

ウィルの母のジョイスは半狂乱となって息子を探す。

警察署長のホッパーが捜査を始める。

翌日、不思議な能力を持つ謎の少女が現れ、暗く邪悪な物事も起き始める。

そして

この写真を見てください

もう

僕のブログを読んでいるひとなら

わかりますよね

「ET」です

 

少女の不思議な能力というのは

ある研究所の実験によって生まれたもの

キングの「ファイヤー・スターター」です

 

さらにこの主題曲

 

もろ、カーペンターだ

ついでにいえば

タイトルの感じは「デッド・ゾーン」を想起させる

 

それだけではない

行方不明になった少年が

家にいる母親に呼びかけるのだ

「ポルターガイスト」だ

 

これらの引用はもうキリがないので

これぐらいにするが

ここまでの感じの引用やオマージュならいままでもあった

JJだって「スーパー8」なんていう

スピルバーグオマージュ映画を撮っている

 

新鮮さなどなにもない

だからこそ

このドラマの企画は17もの会社から

蹴られたのだろう

完全に「いまさら・・」だから

 

でも

結果的に

NETFILKで配信されると

熱狂的なファンを生み

シーズン2の告知CMはあのスーパーボールで

放映される騒ぎになった

なぜなのか?

 

それは

次回の講釈で・・

とりあえずは

この予告動画を見て想像してください