403 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ネタバレなしよ編 JWとJJ | ササポンのブログ

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ひとを観ていないものを観ます


あまりにも
世間で語られすぎて
いまさら
何かを言うのも恥ずかしいがそんなことを言っていては
このブログが本格的な停止状態になってしまうので
なんとか
僕なりの見方で
今年最後で、最大の話題作を
書いてみたいと思います





それにしても
久しぶりのブログで文章が硬い

まず
僕なりの視点はジョン・ウィリアム
いわずと知れた
この作品、いや、このシリーズの全体の音楽を担当した
もはや、生きる伝説と化した偉人だ

奇しくも
日本では、ほぼ同時期公開となった
スピルバーグの「ブリッジ・オブ・スパイ」
久々に巨匠のスコアー二本立て、
こいつは楽しい・・と思いきや
このスピルバーグの新作のスコアーは、
トーマス・ニューマン!!
これは、
かなり衝撃だ
おいおい、いまさら
喧嘩かよ・・と
いや、きっと「スターウォーズ」と重なったんだよ・・
いやいや、
それなら、
絶対、ジョンはスピルバーグを優先するし
スピルバーグの力で
制作を遅らせてでも、
ジョンを待つに決まっている
それほど
スピルバーグの作品には、
ジョン・ウィリアムの音楽は
絶対なのだ

なら、なぜ?

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理由はシンプル
ジョンの体調が思わしくなかったから

理由は簡単だが
かなり不安だ

つまりは
あのスピルバーグの映画を断るほど
体調が悪いということなのか・・・
考えたくはない・・
余計な心配・・なんだろうと思う

ただ
もうひとつここからわかることがある
あまり
考えたくないことだからさらっと書いてしまう
スピルバーグ映画の次世代のスコアーは
トーマス・ニューマンが
受け継ぐということ

そういう意味でも
僕らのような
スピルバーグージョンのコンビが当たり前以前の当たり前だと
思っていた
オールドファンにとっては
「ブリッジ・オブ・スパイ」は
注目だ


さて、
今回の新作の監督は、
JJだ。
このブログでは、
映画監督としてよりも
TVドラマの製作者としての言及が多いJJ

この映画も、
そちらの視点から見ると結構、興味深いし
意外に
新鮮だ

以前にJJの前作「スタートレック インツウザダークネス」の
宇宙船のチェイスシーンで
お前、スターウォーズの新作の練習してるだろ、と書いたが
その突っ込みは正しかった

と、いうよりは
この新作はすべてそれである
つまりは
JJのいままでのキャリアは
まるで
スターウォーズを撮るためのものだったのだ

この映画、
あまりにも多くのことが背負わされている。
その中でも最も重い荷物は

新旧のファンの納得だ
これを裏切ったがゆえに
ファントムメナスは、
フャントムメザシになってしまった(にゃーー)
それは
旧作のキャストをだすだけで済む問題ではけしてない
新しいキャストに人気俳優を出すだけでいいわけがない

懐かしくありながら、新鮮でなくてはならない
そして
なによりも
映画として面白くなくてはならない
当たり前のことだが

そんなことが出来るのかJJ?

出来たのである

いやむしろ、完成した作品を見ると
恐らくJJにしか出来ないことだったのだ

他の誰にも
現役を、現場を離れ
作り手として死に体のルーカスには
絶対出来ないことだったのだ


まずは、
物語の核の部分を
女性が担う

これはもうJJの名を世に知らし召した
女子大生スパイアクション「エイリアス」や
「フリンジ」だ

心ならずも事件に巻き込まれるヒロインという構図も
完全に手の内だ

そして
ストーリー構成からいえば
ジャンル映画のお約束から入り
ありえない展開と謎で新鮮味を加えて
客を引っ張る構成は
もうJJが「LOST」で始めて
いまや、
ドラマ世界の潮流になっている構成だ

それらが
いにしえのスターウォーズ世界で
渾然となり
突っ走るさまは壮観でもある

その辺の細かい部分は次回のネタバレ編に譲るとして
とにかく
まいど言ってることですが
ヘンな意地と、ひねくれで見るつもりがない人は
そういう意味のない、
どうでもいい
心は捨てたほうがいいですよ

僕たちは何のために映画を見るのでしょうか?
楽しむためです
驚くためです
感動するためです

なら、
スターウォーズを映画館で見ないなんてのは
ありえません

楽しむため
驚くため
感動するため

映画館に行ってください