340 「キャグニー&レイシ― 機械の歯車」 戦ってもなにも変わらない。でも・・ | ササポンのブログ

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「わたしたちが、戦い続ければ、なにかが変わるかしら?」
「いや・・・。でもやらないよりはいいわ」

イスラムの教えに従い
家族の絆こそがすべてであり
それは
自由の国、アメリカに来ても
同じ

そう信じる兄と姉

強要された絆は
束縛であり
拒否できない絆は
ただの
迷惑・・と感じる妹

兄からの、妹がレイプされたという通報で
キャグニーとレイシーは
取り調べるが
そんな事実はない
ただ
妹の付き合ってる男が
いかにもアメリカンなチャラい男。親の金で、ブテックを開いている
むかつくが、
別に罪はない
自由の国、アメリカでは・・

この時期
キャグニーとレイシーは
特捜班の面接に呼ばれる
特捜に抜擢されれば
昇給が約束される
有頂天になるふたり
特に
出産して引っ越したばかりの
レイシーにとっては
昇給は切実な願望

その面接の日
兄から通報がある
「妹が誘拐された」
行ってみると
妹の、
荷物も、
部屋のポスターもない
完全に家出。

頭にくる
キャグニー。
イスラム教も、
コーランの教えも
知ったことではない
ここは
アメリカ。
自由の国
アメリカ


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面接で
自分のことを
アピールするふたり
面接の手ごたえは
キャグニー良好
しかし
家族持ちのレイシーは
特捜のハードな勤務が大丈夫か・・といわれる

そして
その日
イスラムの
妹が、殺される

殺したのは兄

理由は
妹は、魂を失った・・から

イスラムの姉がいう
「わたしは
あなたたちの国を
心から軽蔑する」

ふたりは
面接に落ちる
原因は、
キャグニー。
かつてセクハラで訴えた上司と
面接官が友達同志
つまりは
最初からそれを知っていて
面接をして
自慢げに自分の話をするキャグニーを
嘲笑っていた
ちなみに
レイシーは本来なら合格、抜擢されていた・・
キャグニーの相棒でなければ・・

怒るキャグニーに
サミュエル警部がいう
「落ち着け。こういうことがあることは
訴えたときに
おまえも覚悟していただろう。
それよりも考えろ
巻き添えを食ったもう一人のことを」


レイシーがいう
「わたしは、がっかりしている
チャンスを逃した。
でもそれはあなたのせいじゃなく
組織と状況がそうなっているだけ・・」
「どっちでも同じことよ。これからも
あいつらは同じようにわたしたちを潰しにくる」
「・・そうね。だからって、肩をすぼめて諦めちゃうの?」




「わたしたちが、戦い続ければ、なにかが変わるかしら?」
「いや・・・。でもやらないよりはいいわ」


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