なぜ、「チョコレートファイター」が良くて「ハイキックガール」がだめなのか? | ササポンのブログ

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CSな日々。

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競馬をやるので
もう
忙しいならなんやらで
ひっちゃかめっちゃかで
日が暮れる日々。

さて
そんなCSをぼんやりと観ていると
なんやら
センスのない
Vシネマがはじまった
相変わらずのビデオ画面丸出しで
引きの絵も
アップもまったくリズム感のない
どうしようもない映画。

やがて
タイトルが出る。
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おやおや、これが例の、あれですかい・・と
思いながら観ていると

いきなりヒロインらしき女の子が出てきて
いきなり
バカドカドカ・・はいきっく

ばかが・・・・

つぶやく僕・・・

相変わらず
バカか、お前は!!


寅さんのように言う。

あのねえ、
この映画のウリはなによ
売りは!!

ヒロインだろうが
女の子だろうが
ヒロインの格闘ハイキックだろうが!!

それを
いきなり
何の芸もなく
引きでもなく
アップでもない
中途半端に見せて
どうすんだよ!!

あのねえ、
よく聞いてね、
おじさん、一回しか言わないからね。

格闘映画において
新しいヒーロー、ヒロインを
作り出すときは
それが
はじめて格闘を発動させるとき
つまり
相手をぶっとばすとき、
これが
すべてでありこの瞬間のために
すべてのお膳立て(ストーリーを含めて)が
あるわけですよ。

高倉健が
いきなり
番傘持って、
ドスで、殴りこんだら
アウトでしようが。

正直
「燃えよドラゴン」を
あまり評価していないのは
あまりにも
ブルースリーが
自分の格闘を見せたくて見せたくて
とにかく
最初から見せまくりするところであって
さらにいえば
ヒーローが
成長していく・・的なものがなく
最初から強いじゃん・・・的な世界観だから
その辺はジャッキーのほうが
より
ヒーロー映画としても
格闘映画としても出来がいいと思うんですわ。

あとは
ヒロインに対する
異常なまでの愛情、いや
執着ですよ。

これがなくて
どうして格闘映画が撮れるのか。
正直いって
シージャーちゃんと比べたら
ハイキックガールの武田さんは
かわいくない。

そのまま
べたに撮って光る、ヒロインじゃない。

それをなんとかして
どうにかくて
最後には
観ているすべての男、いや女も
このヒロインを愛せざる得ない状態にしてこその
格闘映画だろうが。

「チョコレートファイター」を観て
シージャーちゃんに茫然として
目が❤になっちゃわないひとなんか
いないだろうが。


才能がないのはしょうがないけど
せめて
偏愛してよ。

間違っててもいいから
誰よりも
ヒロインを愛して撮ってくださいよ。

せめて・・さ。



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