晴耕雨読  僕の読書遍歴  日本作家編  | ササポンのブログ

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映画、音楽、アニメにドラマ
そしてサントラなブログ
ひとを観ていないものを観ます

秋です。
休みです。

雨です。

と、いうことで
読書です。

kazzpさんのプログで
ミッキースピレーンの名を観て
昔、読みあさった小説を
思い出していました。

と、いうことで
僕は
こういう本を読んできた・・という
他人には
どうでもいい特集です。
まずは
日本編。

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とりあえず
僕らの世代の最初の本体験は
これしかないでしよう。

ポプラ社の江戸川乱歩。

このシリーズが
どれだけの精神的な変態少年を生みだしたか・・。

さらにこちら
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名作、古典にいかずに
こちらに行ってしまうと
もう
あきらかに
道を踏み外して
側溝に足を突っ込んでいる。

とにかく
小説ってのがおもしろいっていうのを
子供の心に
刻みつけるのが
星新一と江戸川乱歩。


そして
さらにそれが進化すると


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ここまで来ると
変態がもう骨の髄までしみ込んでしまって
普通の刺激では満足できなくなってしまう。

ただ
ここから
僕の世代特有の
読者遍歴がはじまります。

つまり
角川文庫・・です。

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僕の小学校、高学年時代は
このふたりの小説で埋め尽くされました。

「野生の証明」の
殺された女性が
茄子で凌辱されたていた・・というくだりが
完璧に性的なトラウマとなりました。
な・・・茄子って・・もう言うことナス。

そして
中学生になって・・・
ある意味
最悪な変態世界に突入です。


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男子校の映画研究の部室で
太宰治と、
ペキンパ・・・。

もう絶対、最悪の
モテない男の辿る道・・。

実際の太宰はモテまくったわけだが
読んでいる人間は
絶対に
モテない。

さらに
もう考えたくもない方向に
読書遍歴は進む。


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大藪春彦、
松田優作

あまりにもモテないので
女性蔑視
銃器フェチという
・・・・・
考えるだけでも・・青春です。

誰か止めろよ・・誰も止められない

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もうここまでくると
知性など
ひとかけらもない、
ただ
おもしろいだけ・・。
楽しいだけ。

ちなみに
西村寿行の小説で
SEXは
常に
後背位です。

そして
しばらくは日本人作家から
離れて
戻ってきたのは
時代小説

藤沢周平
池波正太郎
そして
遠藤周作

それらの常識的な
年寄り読者遍歴に落ち着いたと思った・・が
やはり戻るのは
変態世界。

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このひと
「わたし、ジンジンしちゃうんです」っていう
告白文体のポルノ小説で
有名ですが
実は
普通の文体の小説も
かなりエグいんです。

筒井康隆が
「現代の地獄を描かせたら世界一」と評した
その世界は
もう
凄過ぎます。

一例をあげると
「80過ぎの美しい老婦人の
総入れ歯をはずして口で
行われるフェラチオに
魅せられた
美少年」

・・・・・。
あまりにも美しい地獄・・。

と・・いうことで
つまりは
ただの
変態自慢になってしまった
僕の読書遍歴でした・・。