

彼の名は、スティーヴ・ジャブロンスキー。いま、注目の劇伴作曲家
これだけでピンとくるひとも少ない。
彼の担当した映画は、

これと・・

これですが、やはり一番の有名なのは
でも、実は、僕が、このスティーヴ・ジャブロンスキー(しかしかっこいい名前だなあ)に本当に注目したのは、この映画からでした。
この「スチームボーイ」、めっちゃくちゃ時間とお金をかけた割には、期待はずれで、よかったのは、列車のシーンまでという、悲しい映画でした。
とにかく画面のダイナミズムに、ストーリーがついていかない・・というへたくそなシナリオの典型のような映画でした。
しかし、スティーヴ・ジャブロンスキーが担当した音楽は、本当にダイナミックでロマンチック。画面のスケールさに見合った流麗さを持っていました。
元々、このひとは、ハンス・ジマー主導の音楽集団メディア・ベンチャーズ(現:リモート・コントロール)にいたひと(・・と書いていても、この音楽集団がどういうものかは、全然、知りません。誰か教えてください。)
大友監督は、「スチームボーイ」の音楽を、ハンスジマーに依頼したが、忙しかったか、面倒くさかったのかわからないが、彼、ジャブロンスキーを推薦した。彼は、大友の「アキラ」が好きだったらしく感動して、デモテープを送った。
それが、物凄く出来がよく、大友監督が気にいって採用されたそうだ。
その時のデモの音楽は、この映画のエンドテーマでそのまま使われたそうだ。
そりゃ、気にいるだろうよ。あの音楽なら・・

彼の音楽のなにがいいって、とにかくすべてのメロディが、
すべて僕のツボにはまる・・。
それだけかよ・・それだけです。

あえてそれらしきことを言うとすれば、ハンスジマーもそうですが、どんなに燃え燃え系の音楽であっても、そこには美しい流麗な、メロディがある・・ということです。
本当に優れた劇伴作曲家は、独自の美しいメロディを持っています。
もちろん、それを映画という画面に合わせる技術も・・。

スティーヴ・ジャブロンスキー
僕が、いま一番、注目している劇伴作曲家です。

彼の新作は、これです。韓国映画。
予告で見た限りでは・・
凄いです。