3日目の朝、シンプルながらもムロアジの塩焼きが美味です。


TKGも家では普段食べませんので宿ならではの一面ですね。


式根島では弁当日用品では定評の店です。


名物のたたき丸をゲットです。


外は魚のすり身、さつま揚げに近い感じで中にご飯が入っている一品です。少しカロリーは高そうながらその分美味さがあります。


2時間程時間があるので宿の近所を散策します。


リベンジマッチで山海の湯の源泉に入ってみたいと探索するも潮が満ち始めていたのもあり諦めです。


無難に雅湯にまた浸かって最後まで式根島を満喫しました。終わり良ければ全て良しと思っていたのんびりモードから一転・・・


式根島ではカラスが多いので慌てて荷物にダッシュして最後はびっくりしました。


ちなみに更衣室やトイレは大抵どこも掃除は行き届いている島です。


中もこんな感じできれいです。


宿の女将さんが港まで送っていただきました。


風の影響で波がかなりありそうですが無事に出発したのはいいですが・・・


外海に出たとたんお尻が浮きっぱなしでちょっと撮影するのも必死です。


外の席にいたらずぶ濡れどころが海に放り出されるかもしれません!


いつもより速度落としめなのでなかなか到着しないですね。


少し気持ち悪くなりましたね。まだ距離が近くて助かりました。


新島でお世話になる大野屋です。


部屋はシンプルながら落ち着く和室です。ゴロンと横になりたい気分もありますが散策します。


島の喫茶店的存在、紅谷です。


けっこう地元民御用達の店でもあります。


まだお腹は空いていなかったのでマンゴージュースをいただきます。濃厚で美味いです。


島の北部を散策してみます、昔ながらの壁や塀や通りに独特の味わいがあっていい感じです。


新島は遊泳可能ビーチが少ないですがここ前浜海岸はOKな場所です。


実は散策がてら予めお昼を取りたい店を訪れるも閑散期の影響か既に3連敗で仕方なく親水公園まで来てしまいました。


ローマの水道橋チックなオブジェもあってこれはこれで見どころ満載です。


自転車漕ぎっぱなしでスタミナ切れなので景観より食い気です。


新島親水公園レストハウスです。


音楽系に特化した店内です。


ドラムとか音楽関連グッズ、有名人?のサイン色紙もあります。


けっこう品切れながら明日葉と岩海苔のパスタをオーダーしました。


海苔もそうだし明日葉のビターな風味があってスープパスタみたいな一品です。


サーフィンで有名な羽伏浦海岸の波と青い海をイメージしたクリームソーダもお願いしました。


アイスも少し溶けかかってきた頃がいい感じです。


見た目も素晴らしいし疲れて暑い時は絶対に欲しくなること間違いないです。


島の西側まで移動してきたらもう16時過ぎ、サンセット時間帯が迫ってきました。


偶然にもパルテノン神殿風の露天風呂の列柱に夕陽が入りました。


本当に特に狙ったわけではなかったのでお得感があってよかったです。


水平線に近づく太陽は次第に大きく見える錯覚は不思議なものです。


今日は曇りの予定なのに晴れてよかったです。


宿は夕飯無しなので外食します。予め行きたかった栄寿司です。


特に予約無しで1番乗りで入れました。ここは芸能人やYouTubeやTV番組でも取り上げられる店です。


席数はさほど無いけど落ち着ける店内です。


昨今ビールは控えているのでワインか渋く焼酎で攻めてみます。芋の嶋自慢七福で新島産です。大将いわくあまり島にも在庫が少ないらしいので是非飲んでと太鼓判です。


くさやのちぎりです。やはり本場物はただ臭いのではなく香ばしさが勝ります。


マヨネーズと一味につけて摘むことにより究極の酒の肴に変化します。


2杯目の焼酎は麦の羽伏浦でこちらも地元産です。先程の焼酎とは原材料が違うだけでも味が全然違います。ビールも悪くはありませんが焼酎の奥深さを思い知らされました。


そして待望の是非食べておきたい島寿司にぎりです。今回はメダイ、カンパチ、真鯛の3種です。


メダイからいただきます。こちらは小笠原でもいただいた島ではポピュラーな魚です。


そしてブリの親戚カンパチです。


真鯛も漬けになっている分柔らかく食べやすいです。混雑期はなかなか予約も難しい店なのでふらっと入れて美味い酒と魚で大満足の1時間でした。


次も寄りたい店、やきとり大三でこちらも予約せず運良く入れてもらえました。


ここも焼酎で新島産をお願いしました。


たたきあげ、さつま揚げに近い感覚です。


やはり出来立ては熱くて美味いです。


赤イカ焼きそばです。


イカもゴロゴロ入っていてボリューム感あります。


金目鯛の頭の味噌焼きです。


食べる箇所こそは少ないですがそれだけ旨味が詰まっている箇所をほじくって食べる醍醐味があります。こちらはもちろん焼き鳥メニューが豊富ながらキンメに特化したメニューも4種類あるので魚好きの方々にもオススメできる店だと思います。





朝食のために下に降りたらいきなりダッシュで寄ってきてびっくり!


そして足にスリスリしてきて


あげくの果てにゴロンです。


朝から豪勢な品数です。多少無理してご飯のおひつも空にして完食してしまいました。


チェックアウトです、ねこさんたちとわたなべさんに感謝です。


わざわざ次の宿まで送ってもらいました。今度はこちらでお世話になります。


本日は式根島内を朝からくまなく周ります。


まずは露天風呂シリーズからスタートです。


管理された露天風呂の松が下雅湯です。


手前から足湯、そして熱め、中間、ぬるめとありますが感じ方は人それぞれです。


個人的にはこの湯船の温度が適温でした。


上の方は少し熱いけど下層の方は案外ぬるいです。


管理されて露天温泉でしかも無料なのは本当にお得感満載です。


お次があしつき温泉です。ここは管理されておらずここから急にレベルが上がります。


近所までいくといくつも潮溜りはありますがどれを触っても冷泉みたいでしたね。


ほぼ水温でした・・・多分探せばあるのかもしれませんが先へ進みます。


そしてこちらがあまり情報の無いさんかいの湯です。


この目印までは見つけたもののどうもこの先がよくわからない・・・


確かに少し温かいけど20度後半くらいです。


よく見れば魚もけっこつ泳いでますね。ただオレンジ色の源泉箇所がもっと先なのかもしれません。足元がクロックスなので冒険はやめて次に行きます。


途中壁から温かい風が出ています。


ちなみにたまにねこが飛び出してくるそうです。


そして今回の1番のメインイベント、地鉈お温泉にやって来ました。


文字通りなたでスパッと割ったような地形の峡谷を降りて行きます。


荒々しい峡谷を縫うように進んでいきます。


地鉈温泉の源泉に到着です。


ここはかなり熱いので要注意です。


タイ風のカレーにもみえてきます。


こうして満潮時に海水が押し寄せてきて潮溜りに注ぎ込みます。


いくつかの源泉混じりの潮溜りと温度が交わることで入れる温泉です。


色で見分けるとここは良さそうな感じです。無理して手を入れようとするとつんのめって全身ドボンは危険ですので足先をちょっと入れて確認しました。


かなりヌルヌルするのと深さもわからないので足元と温度も注意しながら入ります。


このちょうど良い時間帯がかなり難しいので観光協会で潮の時間を聞くのは大切ですね。


あとトライしたかったのがシュノーケリングですが10月までならギリOKなのでまずは白石川海水浴場にやって来ましたが岩礁の辺りの波が少しあるのと風が激しいのでここはやめます。


次に中浦海水浴場は少し波高いし風もある・・・


隣の大浦海水浴場は若干いい感じながら魚影はさほどみたいらしいです。


泊海水浴場を見た途端これは穏やかです。


浜辺はそれなりの風ですが波がほぼ無いのが安心。


風で少し肌寒いけど海の中は案外温かいです。沖の小島のような周りを探ってみます。


大きな魚は見なかったけどベラやフグの仲間その他いろいろ見られてよかったです。


自転車も漕ぎっぱなしでかなり疲れてきましたがひとつかふたつくらい展望台も見ておこうかと頑張りましたが後に少し後悔します。


なんか地図標識の時間と距離よりけっこう歩きます。クロックスなので足裏に常にジャリや土が入って痛いです。


神引展望台に行くつもりが別な板敷ステージのような所に来てしまいました。


少し進むとどうも唐人津城という場所でした。


荒涼とした砂漠のような不毛地帯です。


切り立った崖に強い風がたまに後ろから押されると下に落ちそうな感覚にもなります。


いろいろあってアクセスポイントを間違えていたためようやく神引展望台に到着です。


向こうに新島を見ることができます。


まだまだ行けそうな遊歩道が続きますが濡れてもよい温泉とビーチ使用のクロックスなのでこれにてプチトレッキングは終了です。


海が青いです。昨今の海水温も高いのでまだまだ泳げる伊豆諸島です。


自転車の返却まで時間もバッテリーも残っているので島内を周回してみました。これはカンパチと鯛の養魚のいけすらしいです。


クジラのオブジェの公園を見つけまた下に降りていける海へと続く階段がありましたが見なかったことにして自転車を返して宿へ戻ります。


風呂に入って疲れて眠くなりましたがお待ちかねの夕飯の時間です。


ここ式根島の中でも料理に定評の宿ということで試しに賭けで予約した宿です。


メダイのヅケ寿司、いわゆる島寿司ですが島に来るたびに食べたい一品です。


鯛の刺身も期待を裏切りません。


きんめが半分とかはよくききますが一尾丸ごとはなかなか無いとおもいます。


いい感じで味が浸かっています。


煮汁もご飯にかけたらヤバイです。


鯛の汁物も上品であっさりでくどくはないけどしっかり美味い一品です。


マグロとイカにトロロといろいろ入っています。


混ぜてバクダン丼にしました。


唐揚げはそんなに好きではありませんがこれは冷めてもカラッとしていて美味かったです。


さすがに漁師宿の片鱗を窺い知ることができました。
















11時の連絡船の便まで大急ぎで途中の店でパンをゲットします。


ここの揚げパンは定評があって美味い!


また野伏港に戻ってきました。


観光協会で舟券を往復購入していざ乗船です。


新島港の散策からスタートです。


パンだけでは心細いのでもう少しがっつりチャージします。


こちらもおにぎりに定評がある店です。


明日葉の天ぷらにぎり?だと思います。握りたてだから美味いです。


ツナそぼろです。


定番の鮭も具材がたっぷりです。


たけのこの煮付けもプラスして満足です。


16時の船で戻るのでこれから4時間出来るだけ主要なスポットは見てまわりたいです。


島の良いところは人が少ない、車も少ない長閑な道をかっ飛ばすのがいいですね。


シークレットといわれている藪のような小道をひたすら走ります。


やがて自転車すらも行けない所から歩いていくと眼下に激しい波と険しい階段が現れます。


下に降りると左右は真っ白いビーチと激しい波そして青い空と景観に圧倒されます。


白ママ断崖といわれている所まで頑張って歩いてみます。


崖はポロポロと風に削られているかのようなまか不思議なデザインで飾れています。






まさに自然は偉大なるアーティストとはよく言ったものですね。


ここまで約40分・・・砂に足を取られながらまた来た道を戻ります。


次に羽伏浦海岸に到着です。ここも新島で有名スポットです。


ただ美しい景観とは裏腹に海は大荒れです。


所々コンクリートの護岸が痛んでいるのでしょう。


立ち入り禁止になっております。


波の力は凄いものです。


羽伏浦公園をショーカットします。


羽伏浦展望台です。


ただこちらは高台のように人工的な展望台です。


それでも先程訪れた白ママ断崖や羽伏浦海岸も遥か向こうに臨むことができます。


本日のラストは湯の浜露天温泉です。


足湯の利用は外からでもOKです。


パルテノン神殿風?はたまたフォロ・ロマーノ風?かは疑問ですがなかなか凝ったデザインだと思います。


激しい波が打ちつける荒々しい風景を眺めながらの露天風呂はまた格別ですね。


では早速入ってみます。


これが一様無料だというのも凄いです。


足湯と他に湯船が2つあります。


階段を上がり神殿の下の湯船です。ヨーロッパの旅でよく見た泉のような感じです。


天気も素晴らしいしサンライズの時間まで1時間程ですが16時過ぎの船で戻らないといけないので・・・


時間も無いので気合いで入浴ですがこの頂上の神殿の湯船がまぁまぁ熱いです!


式根島に戻り民宿わたなべの夕食です。魚料理が充実していて嬉しいですね。


なんだか分からず水に浸して下さいといわれ・・・


そこそこ立派なおしぼりです。あの飲食店のろくに手も拭けないような粗末なものではありません!


多分カンパチだと思います、期待を裏切らないです。


トコブシの煮付けも久しぶりです。


たかべはかなり昔伊豆でよく食べました、懐かしい!


カレイの煮付けも味が染みて美味いです。


磯海苔の味噌汁も美味いです。食べ切れないくらいのボリュームでした。