初海外旅行はヨーロッパ周遊でスタートの国がギリシャでした。
紺碧の地中海に白い家・・・そんなイメージを抱いての逃避行に
アテネ市内観光とミニクルーズだけでもイメージ通り満足でした。
しかしその後時間を見つけては様々な国の文化・史跡を訪れる度に
再度ジックリ見たいという誘惑にも駆られたので出かけました。
最初のフライトはオリンピック航空が直で乗り入れていましたが
アジア経由の機中泊で朝から観光という厳しいスケジュールにも
それでも当時はイヤな仕事を辞めたこともあり心は晴々でした。
3年あまり経った2度目はルフトハンザで深夜のアテネ入りでしたが
やはり段々旅慣れてくると先ずはホテルで休めるのが重要です。
ということで2度目のギリシャは余裕をもって朝から観光スタートです。
で今回はなるべく別なところを観光しようとおのぼりさんスポットはカットですが
それでもやはりここはもう一度訪れてみたいと思いまして・・・。
約3年2ヶ月ぶりのアクロポリスの丘、パルテノン神殿です。
12月の朝ってこんなにガラガラだったとは今更驚きです。
ちなみにこれは初回の同じ神殿ですが雰囲気違いますよね。
しかもスルドイ方ならお分かりかもしれませんが神殿に鉄筋を入れて
修復中ですが3年以上経ったこの時もまだ修復中らしい・・・。
ただでさえギリシャはヨーロッパ諸国でも仕事が遅いことで有名なので
それがギリシャなんだと受け止めてあまりカリカリしてはいけません。
ここからはアテネ市内が一望でき遠くはリカビトスの丘も見えます。
ギリシア時代~ローマ時代にアテネの中心地として栄えたアゴラですが
神殿の麓にありながらあまり観光客が来ない地味なスポットでした。
中はもちろん外の博物館の回廊も独り占めです。
列柱の太さや並びの対比は本当お見事としか言いようがありません。
遺跡の中でボーッと立っているだけでも気分も上々です。
ちょっと体も冷えてきたのでギリシャ・コーヒーを飲んで次です。
アテネが世界にも誇る国立考古学博物館です。
ギリシャ国内の遺跡・彫刻が集結しているうえ展示も素晴らしい。
じっくり見たいものですが膨大な数で時間足りませんし
今後も博物館は寄る可能性もあるのでざっと見ました。
この後はプラカ地区をのんびりと散策して買い物にもGOODです。
夜はディナーを食べながらタベルナのショーですが
よく向こうのギリシャ人も使うダジャレですので・・・。
民族衣装での音楽やダンスに一般のお客も交えての舞台は
本当楽しいし時間が経つのも忘れ日付が変わっても宴は続く・・・
ある日本人ツアーは早々に引き上げましたが僕は残って楽しみました。
最後はアテネの神殿と近郊の海のダイジェスト版です。
次からはいよいよ神話の世界ペロポネソス半島に突入です。