前回 5/29日 掲載からの続きです。
旅も残すところあと3日でちょっと疲れもちらほら出ているので
ムリな散策は中止して食事もそこそこに早めに就寝しました。
その甲斐もあって体調はバッチリでノルウェー最後も精力的に動きます。
自然から一気に文化・芸術に浸る移動となり先ずはフログネル公園へ。
前方になにやら複雑なタワーのようなものが見えてきますが・・・
121人の老若男女が固まった17メートルのモノリッテンです。
ノルウェーの生んだ彫刻家グスタフ・ビーゲランの彫刻の公園です。
彼はロダンに強い感銘を受けていた影響もあり・・・
人間模様の描写にクローズアップした作品が目立ちます。
【人間の一生】というテーマの通り赤ん坊から老人まで・・・
まさにゆりかごから墓場までを表現しています。
お次は100年以上の歴史を誇るホルメンコーレンのジャンプ台です。
間近で見るとスゴイ迫力でリレハンメルのものより圧倒されました。
そして誰もが知ってるあの有名な一枚を観に国立博物館へ。
実はここ無料らしくしかも写真も撮り放題でした。
ゴッホ、モネ、ドガ、ルノアール、ロダン、ヘンリームーアの作品もあるなか
時間に制約もありましたのでノルウェーを代表するあのお方しか・・・。
光って見難いですが「春」です。
「生命のダンス」
ちょっとこれは忘れました~。
これが「叫び」ですが実は同じ絵は何枚かあって以前別の
ムンク美術館で盗難にあったのはあまりにも有名な話でしたが
この画が描かれた背景について次のように述べています。
私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。
誤解されるが、「叫び」はこの絵で描かれている人物が発しているのではなく、「自然を貫く果てしない叫び」のことである。絵の人物は、「自然を貫く果てしない叫び」に怖れおののいて耳を塞いでいるのである。なお、ムンクがこの絵を発表した際、当時の評論家
たちに酷評されたが、のちに一転、高く評価されるようになった。
最後はスカンセン博物館を訪れました。
当時のバイキングが漕いでいた舟です。
約8世紀頃から300年近くにわたりスカンジナビア一帯を支配した
武装船団といわれていますが実際は海賊行為よる略奪ではなく
農業・漁業で生計を立てていた職人が中心だったようです。
バイキングっていうとこのアニメ思い出します。
皆さんご存知かな・・・僕はけっこう記憶に残ってますヨ。
YouTubeにもあるので懐かしんでみてください。
ノルウェーに別れを告げ次回はワールドカップ対戦国の観光です。