「こいつさえいなければ煉獄さんは…」という思いはあるものの、猗窩座の事は決して嫌いではないです。むしろ人間の女を絶対に喰わない事を知ってから好感度が上がったくらい。
鬼キャラの中では珍しい武人タイプ?で、敵ながら煉獄さんの強さを相当買っていたのも憎めない理由の一つ。
もし人間として煉獄さんと出会っていたら、それなりに良い戦友?喧嘩仲間?みたいな関係になれたんじゃないかと思ってしまいます。少なくとも初対面であそこまで毛嫌いされる事は無かったでしょうね。或いは煉獄さんの事だから、慶蔵さんと同じ様なノリで鬼殺隊に勧誘してたかもしれん…。
ちなみに人間だった頃の悲しい過去については、個人的にそこまで同情心は湧きませんでした。この漫画において不幸な過去を背負ってるのは彼だけじゃないし、むしろ妓夫太郎と堕姫の過去の方がよっぽど悲惨だし、少年誌とは思えない程ダークでリアルでインパクトも強烈で、心にズドーンと来ました。
声が石田彰さんだったのも嫌いになれない理由の一つですが、気になったのが炭治郎に「逃げるな卑怯者ー!!」と言われた後の「太陽から逃げてるんだ」の「たい↑よう↓」という発音…。初回乗車の時からずっと気になってたんですが、ネット上でも他の方々がツッコんでて、それ以来乗車の度にこのシーンになると、どんなに笑ったらアカンと全集中しても吹き出してしまいます。
このご時世だからマスクが標準装備なので、幸い周囲の観客達に悟られてはいませんが(多分ね)、親子乗車の時も夫婦乗車の時も思いっきり吹き出してしまいました。DVDを購入して家で鑑賞する様になっても、多分毎回このシーンの度に爆笑する予感しかありません。