私が思っていた以上の早さで鬼滅の刃にハマった母ですが、遂にコミックスを全巻一挙購入するまでに。ポーン
私はレンタルコミックで21巻まで読んでいるので、22・23巻を母から借りて読みました。
ちなみに最終決戦から最終話までの大まかなあらすじは事前に知っていて、ネタバレも今までに散々読んでいます。感想といっても既に多くの方々が書かれているのと同じ様な事しか書けないので、個人的に印象に残った部分だけを。

人間に戻った禰󠄀豆子のキャラは、今まで回想シーンとかに登場してた禰󠄀豆子とは微妙に違う印象を受けました。何というか、正に炭治郎の妹だなーという感じ。これはこれで可愛いけど。

お館様が義勇さんと実弥を前にして「鬼殺隊はこれにて解散」と言うシーンは、何だか物悲しさを感じました。あんなに個性的で楽しい柱の面々だったのに、二人しか残らなかったのかと思うと…。(宇髄さんを入れたら三人だけど)
こう言っては何ですが、仮に煉獄さんが無限列車での戦いを生き延びたとしても、どのみち最終決戦で命を落としてたかもしれないな…と考えてしまいました。

そして義勇さん、子孫を残してるって事はあの後お嫁さんを貰って家庭を築いたって事なんでしょうけど…。失礼ながら義勇さんの性格からすると全く想像できません。滝汗
でも最終決戦を終えてからの義勇さんはだいぶ角が取れたっぽいし、それなりに幸せな家庭を築けたのかな。何にせよ、沼にハマる前から義勇さんが好きな自分としては彼が人並みの幸せを手に入れられたのは嬉しいです。炭治郎も喜んでるでしょうね。
最終話では読者が既に存在を忘れてるんじゃないかってキャラまで転生して登場し、幸せな日常を送ってる所に吾峠先生のキャラクターに対する愛をひしひしと感じました。

読み終わって思ったのは、少年漫画でここまで読者自身の人生と照らし合わせて深く考えさせられる作品って未だかつて無かったんじゃないだろうかという事です。つくづくこの作品が幅広い世代に支持されてる理由がよく分かりました。