息子にも劇場版を見せてあげたいと思いつつ、煉獄さんの「うまい!」のシーンで騒がれると面倒なのでDVDが発売されたら買って家で見せてあげればいいや…と思ってました。
しかし幼稚園の友達が観に行った事もあって、「ボクも観に行きたいよー」とやたら懇願してきます。なので意を決して息子の映画館デビューに挑戦しました。
さしあたって注意事項をいくつか掲げ、しつこい程に何度も確認させました。
①映画館の中は真っ暗で音が大きいけれど、怖くても一度入ったら終わるまで出られないよ!(息子はかなりのビビリ)
②上映中は絶対にお喋りしたり騒いだりしないこと!特に、煉獄さんが何回も「うまい!」って言うけど絶対に興奮して騒いだりしないこと!
③映画を観に行った事は父ちゃんには絶対に秘密にすること!!!知られたらクソ面倒だから!!
「うん、わかったー」
「(ほんまに分かっとんのかこの子…)」
一抹の不安を抱えながら上映に臨みましたが、意外にもちゃんと注意事項を守ってくれました。真っ暗な中でも特に怖がる事はなく、上映中に外に出たがる事もなく。
一番心配だった「うまい!」のシーンでは流石に身を乗り出して満面の笑みで何やらモゴモゴ言ってたものの、興奮して騒ぐ事はありませんでした。あと、息子は鉄道好きなので蒸気機関車の描写がめちゃくちゃリアルだったのも嬉しいポイントだった様です。🚂
難しい説明台詞が長々と続くシーンでは若干ダレてきてましたが戦闘シーンではこれまた身を乗り出して全集中で魅入ってました。特に炭治郎&伊之助がタッグを組んで閻夢の首を斬るまでの一連の流れがツボにハマっていた様です。私もこの一連の流れは躍動感のあるBGMも相まって凄くお気に入りです。
ラストの煉獄さんが死ぬシーンでは、6歳ながら何か感じる所があるかな…と思いきや、特にそういう様子は無く。まぁ幼稚園の友達から煉獄さんが死ぬ事を事前にネタバレされてたから、敢えて思う所も無いかな。そもそも人の死について6歳でどの程度まで理解できてるか、母親の私ですらよく分かりませんし。
あまり深く考えずに、単純なエンターテイメントのアニメ映画として楽しんでくれたのならそれで十分です。
これで幼稚園の友達とも話のタネが増えたでしょうしね。