鬼滅映画の感想の記事でも書いてますが、アニメ映画を観て作中のキャラに本気で惚れたのは煉獄さん以外だと『もののけ姫』のアシタカぐらいのもんです。もののけ姫を映画館で観た世代の女性なら、この気持ちがよく分かっていただけるかと。デレデレ
アシタカと煉獄さんって一見すると全くタイプの違うキャラですが、よくよく考えると意外と共通点がある事に気付きました。ざっと挙げるとこんな感じ。

①精神的にも肉体的にもめちゃくちゃ強い。
②果てしなくどこまでも優しい。
③兄気質。(アシタカは村の少女達に対して)
④体を張って人助けをする。
⑤年齢の割に妙に落ち着いてるというか達観してる。(アシタカは公式設定によると17歳)
⑥礼儀正しく立ち居振る舞いがピシッとしてる。
⑦瞳が綺麗で目力の威力が凄い。
⑧スクリーンに登場するや否や日本中の乙女の心を鷲掴みにした。
⑨常に〝人間〟であろうとする姿勢。

⑦についてですが、アシタカはスクリーンで顔がドアップになる度に「何という澄んだ綺麗な瞳や…吸い込まれそうや…デレデレ」と、釘付け状態でした。
一方煉獄さんはスクリーンで顔がドアップになる度に「何という目力の凄まじいお人や…圧倒されるわ…滝汗」と、こちらもまた釘付け状態でした。
⑨についてですが、人間であろうとする姿勢の中でも煉獄さんがアシタカと違うのは、人間の良さについて語っている所。もののけ姫はどちらかというと人間の身勝手さとか強欲さといった醜い部分が前面に出ている作品ですからね。見る側である自分自身が人間ですから、「人間も捨てたもんじゃないなー」と思える部分があるのは鬼滅という作品の良い所だと思います。

試しにアシタカに煉獄さんの台詞を言わせてみたら、全く違和感がありませんでした。


逆に煉獄さんにアシタカの台詞を言わせてみたけど、口調をバリバリに強くして擬音も付けないと無理がありました。