群馬県は、山、川、湖、温泉などの自然が豊かで、湖ではカヤック、山では虫捕りや登山、スキー、川では釣り、日帰り温泉へなど多くのアクティビティが近くにあり、また災害が少ないという魅力がある。スケートの施設もアクセスが良い前橋市にある。
私ががおすすめしたい過ごし方は、金曜日の会社帰りに、友人と伊香保温泉や磯部温泉で待ち合わせして、温泉を楽しむことだ。1週間の疲れが吹っ飛ぶ楽しみになると思う。
宿泊して、朝の目覚めが最高だ。2045年には65歳以上の人口の割合が50%以上となる市町村は3割近くとなるそうで、地方の若者が少ない。
例えば、県庁所在地の前橋市は、総務省(2021年データ)によると高齢者の割合が29.4%で全国平均よりも高く、子どもの割合は11.9%で全国平均より低い。
 だけど、子供少ないからいいこともある。子供の割合が少ないからこそ個性をじっくり伸ばせる環境が地方にはあると思う。
「体験活動の教育的意義」(文部科学省)によると、『自分の身体を通して実地に経験する自然体験活動は、豊かな人間性、自ら学び自ら考える力などの生きる力の基盤、子供の成長の糧として役割が期待される。しかし、インターネット等による感覚的に学びとることや模型等を通じて模擬的に学びとることが圧倒的に多くなった今、子供たちの成長にとって、負の影響を及ぼしていることが懸念される。』と言われているそうだ。
自分が幼少期には、毎日、野遊びし、友人や家族と過ごす時間が充分にあった。我が家の子供たちは、毎日学童で、友達が家に来て遊ぶことがない。放課後遊んで、田んぼで走って、しょうもないことしていたことが「いきる力の基盤」になっていたなんて。子供たちにもそんな体験を群馬に住み、自然の中で遊び、生きる力にできないか。群馬のどこに住んでも住む地域から10分程度で自然体験できるし、体験活動をやっている団体も多い。子供が少ないから、競争して予約しなくてもいい。
そんな経験をした子供たちがどんな大人になるか、今から楽しみ。