この度の能登の地震に際し
心からお悔やみ申し上げますと共に
一日も早い復行をお祈り申し上げます。
ネットサーフィンしていたら、やけに気になる本を見つけました。そんな時は神さまからの指令だと感じでいる私は迷う事なく出版元に連絡を取り
届いたその日から流し読みせずに、しっかりじっくりと久々に読んだ本です。
(Amazonで購入するとめっちゃ高いです)
今回の地震の震源地は地層学的には飛騨帯と呼ばれる非常に古い地層で起こりました。古い地層と言う事はそれだけ他の地層に与える影響が大きいそうで、今回の地震は世界中の地層に影響を与えたそうなんです。
なぜ急に飛騨帯の話しをし出したかと言うと、
気になる本「暴かれた古代史」の内容と関係しているからなのです。
本の内容を要約すると、この飛騨帯のあたりは古代では高天原があった場所で、天照大御神が中心となり、穏やかな国をつくっていたのだそうです。
完全なる民主主義国であり、なんでも話し合いで決めていたそうです。
天照大御神の弟の素戔嗚命様は西に下られて、今の出雲の国を息子の大国主命に任せました。
天照大御神様の娘を大国主命の正妻にする事で
飛騨国と出雲は良い関係を結んでいましたが、
大国主命は比類な気女好きで、正妻を違えるという暴挙にでました。天照大御神様の娘は飛騨に帰り、飛騨と出雲はあわや!戦闘状態に…
話し合いの末、大国主命は幽閉され、そのまま亡くなりました。
それから、大国主命が新羅で実は子供を儲けていた事がわかり、その子供らが日本に来て、父の仇と!飛騨へ仕返しが始まったのです。
その仕返しの仕方は数百年にも及ぶ激しいもので、
皇室の奥底まで出雲派の人間が入りこむしつこさでした。
遂には天皇の証である、八咫鏡までも奪われそうになり、天皇は倭姫に八咫鏡を託しなんとか隠し通せました。
要約するとこんな感じですが、詳しくは本をお読みください。
この本には私が今までなんでかな?
と、思った不思議を解く鍵がたくさんありました。
まず、出雲大社に昨年お参りした時に感じた違和感。
なぜご祭神が横を向いているのか?
なぜ立派なしめ縄は神楽殿なのか?
倭姫様はなぜ諸国を天照大御神様を背負い回ったのか
などの謎解きの答えが簡単にわかりました。
特に黒石寺蘇民祭に代表される
蘇民祭。
これ実は倭姫様が八咫鏡を隠し持ちながら
伊勢の地に入り、伊勢には飛騨から移り住んだ方々がたくさん住んでいて、倭姫様一行を匿ってくださったそうなんです。
その伊勢の地を出雲のしつこい連中が探し周り
刃向かう伊勢の人々を殺戮して回ったそうなんです。その時に門口に「蘇民将来」を掲げて
この家は蘇民、つまりはソの民(新羅の民)に
そして将来つまりは大国主命を敬います。
と、言う証にかかげ、出雲からの攻撃を避けてたそうなんです。
今でも伊勢では一年中、蘇民将来のしめ縄を玄関に掲げるのはそれが本当の意味のようです。
言い伝えでは、疫病が流行るから蘇民将来の札を玄関先に飾るように、と伝えられていますが、
なんとも恐ろしい意味があったのですね。
歴史とは勝者が創る‼️
なるほどと思う私でした。
なぜ私が蘇民祭はソの神の祭りだと実感したかと言いますと、蘇民祭の時に裸の男達がかける掛け声を思い出したからです。
「邪正」「常夜作」ジャッソー ジョヤサー
そして、ジャッソーは除ソーが本当の意味ではないかと感じたからです。ジョヤサーは秋田の梵天祭りなどでも使われている東北独特の掛け声ですから、なにも怪しまれずに、ソの民に民衆の本心を隠しながら、北辰信仰の北の聖地を護る為に敢えてソ民に反発しませんと言う証に黒石寺蘇民祭は始まったように感じたのでした。
奇しくも今年を最後に1000年以上の歴史ある黒石寺蘇民祭が終わります。
新しい時代の足音が私の耳には確かに聞こえて来たように感じました。
隠された歴史の本当を知る事は、今までの物の見方がガラリと変わります。
私はこの本を読んで、しばし出雲の神々を忌々しく思いましたが、それもどうやら人間として生きる為の魂の修行のプロセスなのだと感じました。
出雲勢がどんなに攻撃を強めても、天皇の印である八咫鏡は最後まで守られました。これはどんな苦難に遭おうとも、心の中の火を消してはいけない!
私が大好きな斎藤一人さんは
「みんながアマテラスになるんだよ」
と、教えてくださいます。
心の火を消さずにどんな時でも陽気で忠誠心を持ち続けること。それが真心となります。
先ずは私からアマテラスになる!
それがこれからの世の中にはとても大切なものになると私は感じています。
長文お付き合いいただきありがとうございます。