江ノ島にある江島神社様
そこに御鎮座なさっている二体の弁財天様
ご縁あり伺った折
以前から友人に
「あなたにそっくりだよ」と言われていて
逢いに行った春の事。
初めて逢った弁財天様に
こともあろうに確かにお互い
しっかと見つめ合い
あらやだ!と言い合ったような…
自分で言うのもなんですが
とにかくそっくりで驚いたのでした。
更に先日の濱田さんによる
インディアンセレモニー体験で
私のティチャーに逢いに行ったら
美しい女性が水面に浮かぶ東屋の
窓に寄りかかり私を誘ったのですが
なんと足が白い鱗のある蛇だったんです。
….弁財天様
ここまで重なると
すっかり本人もその気になり
弁財天と言えば竪琴だよねと
独り言を言いながら
いつか造ってみたいものだと思っていたら
アラ?
まあ!
あるじゃない
え?遠野…これもご縁かしら
という事で
三上さんのフェイスブックの募集で
すぐさま参加表明して
いそいそと出かけて行きました。
三上さん宅にて
鬼塚先生がライアーの土台を作っていました。
全て手作り、
まずはどの木にするかを決めます。
わたしは一関産の黄檗にしました。
黄檗は漢方薬として有名な木です。
薬膳を学んだ私としては
文字通り木になる木でした。
はじめましてをした鬼塚先生は
冗談を言う可愛いおじ様で
鬼軍曹をイメージしていた私としては
ちょいと安心😮💨
がんばれそうです。
で、三上さんには
18弦のライアー制作をお願いしますと
支払いも済んでいたのですが、
↑のライアーを爪弾いた途端
私のハートにザワザワとした何かがひらめき
Oam音階の27弦に一目惚れしてしまい
初心者ながら大作に挑む事になりました。
鬼塚ライアー制作のお道具達です。
削れなくなると
スーッと風のように
鬼軍曹…違った🤭鬼塚先生が現れ
抜群の研ぎをしてくれます。
研師 鬼塚先生💕
一日めはとにかくノミと木槌を使って
弦がぶつからない深さまで
掘って
掘って
掘りまくります。
手が…
手が…
😭
私頑張った。👊
2日め。
なんとなく模様が現れ
鬼塚先生に
「あとはどうしたらいいですか?」と聞くと
「俺に聞くな!木に聞け!」と
やっぱり鬼軍曹現るw
でもね、
確かに掘り進めていくと
どんなふうにしてほしいかを
木が教えてくれるんですよ。
すんごく疲れるけど
ちょいと面白くなってきた2日目
3日めは仕事でお休みしたので
4日めからは
裏に陰陽師の方に書をお願いして
「福神」の文字を掘り出して行きます。
久々の手彫りの彫刻は
どうしたら文字が浮き上がるのか
判らずに迷っていたら
スタッフのソハラさんが
文字の周りはもっとガツンと掘った方がいいよ
とアドバイスしてくれました。
即実行の素直な私はシコシコ作業へ
で、
やっとコツを掴んだら
鬼塚先生が
「そうだ!文字は周りを深掘りするといいんだ」
と、
先に教えてよ〜
とにかくスパルタなライアー作りです。😅
その日はサポート役で入ってくれていた
オトハ先生のミニLIVEがありました。
女神みたい✨💕
しゅてき☺️
最終チェックを鬼塚先生にお願いしたら
「重い‼️」
と、一言。
それから会場の最終時刻まで
↑の写真のように
漢鬼塚‼️全集中‼️
いや〜かっこいがった💕
今まで見た事ない目つきと手際‼️
The職人。
オトハ先生が
「滅多にないよ!鬼塚さんが
人の作品に手を加えるなんて
しっかり見といて」
とアドバイスくれましたが、
掘り進めていく姿は
全くの無駄のないプロの手捌きでした。
いいもん見せていただきました。
鬼塚先生が
「ここからがカッコいいから
ビデオよろしく」
と、言うだけあって
ひゃ〜💕惚れ惚れしちゃいます。☺️
かっけぇ〜✨
その日は鬼塚ブレンド艶出し液を塗布して
終わりました。
いよいよ最終日
最終日は
石を入れます。
これが接着剤を一切つかわないんです。
ノミと木槌、彫刻刀で入れて行きます。
たのしい☺️💕
水晶を入れる時に
貫通させたのですが、
文字の丁度良い場所に収まり満足☺️
弦を張り終えて完了です。
弦の貼り方も27弦もあるもんだから
他の方々がお掃除している脇で
黙々と弦に向き合ってました。
その後
鬼塚先生に音を調整していただいて
やっとこさ完成しました。
私のライアーの音です。
瀬織津姫様が守護する
遠野の郷宮守にて。