何もない草原に一つポツリと一本の木が立っていた‥‥。
その木は言う。
「昔は沢山の木があって、毎日いろんな話をしたんだよ。」
いつから、木は一人ぼっちになってしまったのだろう‥‥。
「ずっとずっとここで一人ぼっちだなんて寂しいな・・・・。」
そんな時木は、
昔こんなことを誰かが言っていたことを思い出した。
「そうだ! 星に向かって・・・・流れ星??に願い事をすると叶う!って
おじいさん木が言ってたよね!」
それから、木は毎日毎日夜になると流れ星に向かって
少しでも星に近づけるように伸びて伸びて
毎日、一生懸命生き
星にお願いをするのでした。