ササローが考えるSuper Euro Beatの2枚組アルバム~Ultimate SIDE~ | 笹郎(ササロー)のゆるゆるご当地コラム

笹郎(ササロー)のゆるゆるご当地コラム

東京都渋谷区笹塚の非公認ご当地キャラの笹郎(ササロー)の
地域の魅力再発見!をテーマにご当地を紹介するコラムです。

右斜め+L+R+L+R+L+L+R+R+Aな視点でゆるっと紹介する
ゆるゆるご当地コラム…始まるよぉ!
※PC版、アプリ版での閲覧推薦。

はい、毎度どうも!

蕎麦か音楽記事しか書かなくなってきた、自称ご当地コラムニストです!!!

今回も例に漏れず音楽ネタですが何か!!!

 

このように好きなもの文字に変えて、形にして紹介しているのは何故か。

単純です。認知してもらって、そのジャンルの人口を広げたいんですよ。はい。

好きな物に対して、自分なりの恩返しみたいなもんなんです!

まぁ、情熱を内に秘めたままでは勿体ないというのもありまして。

地域のコラムも同じ原理でなのですが…ジャンル問わず配信している訳で御座います!


さて、今回ですが。

ササローが普段聴いてるSEBのプレイリスト+昔から考えていた曲の構成を交えて。

 

こんなSuper Euro Beatのアルバムを出して欲しいぞ!

 

というのをコンセプトにして、記事にしてみました!

…簡単に言うと、ぼくがかんがえたさいきょうの~みたいなもんです!!!

 

前置きはこれくらいにして!そんな感じでSuper Euro Beatに恩返し!

1番台から200番台まで!コンセプトアルバムからも!色々と考慮し、作り上げたプレイリスト!

 

Don't Stop The Music

 

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

01. Spitfire 

Go 2

 

 

SUPER EUROBEAT vol.187に収録。

 

1曲目はまずこれ。

 

このアルバムの顔であり、ここからスタートと考えると

爆発力が凄過ぎる曲が欲しかったのでこちらをチョイスしてみました。

 

シリーズが200以上ある中期あたりにあたる作品で

人口に膾炙しているNIGHT OF FIREの時代から比べると

シンセの重なりというか厚みが別物になってますね。良い意味でうるさくなってます。

 

疾走感とド派手シンセのインパクトが凄いんですよ。

そこにGo2のハイテンションで勢いのある歌声が怒涛の如く、流れてくる。

サビの持って行き方が温故知新な部分もあり、王道を外れずに正当な進化をしつつ

余す事の無い、テンションアゲアゲユーロソングという感じ。

 

ちなみに…SEBで一番好きなアーティストはGo2(FASTWAYとACE)で御座います。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

02. Power Two

Hotblade

 

 

SUPER EUROBEAT vol.215に収録。

 

2曲目です。

 

中期の後半の曲。

Spitfireが良い感じに盛り上げているので

熱さを維持する為、同等くらいの熱量の曲をあててみた。

 

Vol.200オーバーの曲にしてはメロディーラインもサビの持っていき方も

往年のSEBっぽい原点回帰っぽさがあって良き。

熱量の高い、あのVol.170くらいのノリが感じられる。

 

Vol.215の発売が2012年でVol.170が2006年発売なので約6年も経過しているので

確かに…懐かしいと感じる訳だ…。

 

ちなみに…2024年3月28日追加された曲です。

たまたま持ってなかったVol.215を買って聴いてみたら、これが入ってて

あまりにも衝撃的だったので急遽入れてみました。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

03. Sweet Sixteen Girl 

Candy Taylor

 

 

SUPER EUROBEAT vol.174に収録。

 

3曲目はこれ。

 

こちらも中期。

やはりこの世代はシンセの音が美麗ですね。無駄がなく、重なりが綺麗ですね。

SEBならではの疾走感に加えて、切な系メロディアスビートにユーロらしい若々しい歌声が乗るナンバー。

派手派手ではないが、ジワジワと押し寄せるサビの

“Sweet Sixteen Girl”リフレイン部分が物凄い脳内に残る。

 

ちなみに…キャンディー・テイラーはSEB100以前の頃から活動している

古参のアーティストの一人だったりする。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

04. Runaway

Leo River

 

 

SUPER EUROBEAT vol.191に収録。

 

4曲目はこれ。

 

野球でいう所のクリーンナップですよ。

ノリの良い曲続きで更にテンションを押し上げる曲ですね。

 

やや後期に差し掛かる中期の作品。

最初から最後までやかましい曲です。いや、これは誉め言葉ですよ。

レオ・リヴァーの高く圧力のある声と巧妙かつ厚過ぎるシンセが終始凄い曲。

ホント、この世代のSEBの集大成ってくらいの音使いな感じで素晴らしい。

このアルバムのお祭り感を演出させる、元気印な1曲。

 

ちなみに…サビの最後のカモン!は思わず一緒に叫んじゃう。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

05. Dance Europe Express

King & Queen

 

 

SUPER EUROBEAT presents 頭文字D 5th Stage D Selection vol.2に収録。

 

5曲目はこれ。

 

SUPER EUROBEAT presents 頭文字D 5th Stage D Selection vol.2にしか収録されていないレア曲。

純粋なSEBシリーズの番号に当てはめるならば、190番台の音だと思う。

 

イントロ終わりの螺旋状に加速して落ちていくようなAメロが神がかっている。

高めのシンセで緊迫感と速さを演出させつつ、Bからサビの疾走感。完全に音の“Express”と言える。

ボーカルの甘めな声がユーロビートっぽいという点も良い。

 

ちなみに…キング&クイーンはSEBがまだ2桁台の時から居る、超古参のアーティスト。

ボーカルが度々変わってしまってはいるが“KING & QUEEN”というユニット自体は15年以上続いている。

 

更に…デビュー曲のKing And Queenは何度もリミックスされ続け、大体NON-STOP MIXに入る超名曲である。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

06. Love is the name of love

Irene 

 

 

SUPER EUROBEAT vol.182に収録。

 

6曲目はこれ。

 

疾走感溢れる曲調が続いたので、哀愁系疾走ナンバーでスピードを緩めていく。

こちらも中期の作品。

 

…中期ばっかりだな…。

どの世代が好き?と、問われたら170から180台のSEBが一番好きです。

でもこれ、ただ単にそこの部分だけ集めているのではなく、実はこれ偶然なんですよ。

アルバムを作るにあたり、好きな曲をまず並べて曲調のバランスを整えつつ

出来上がった後に、どのSEBの番号だったかな~と最後に調べた結果、自然とこうなったという。

割と自身でも驚いてます。

 

閑話休題。

 

とにかくのサビ部分が超ドープ。

底抜けに美しいボーカルの高音パートがスカッとするくらい心地よ過ぎる。

やっぱりこの、サビに向けて静かに静かに…そして大爆発みたいな。

音の乱高下がユーロ特有のテンションの上げ方で最高過ぎて言う事なし。

 

ちなみに…この曲が欲しいが為にSUPER EUROBEAT vol.182を買ったくらい好きな曲。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

07.No Religion 

Ace Warrior

 

 

SUPER EUROBEAT vol.178に収録。

 

7曲目はこれ。

 

ロック要素もある哀愁系疾走ナンバーを続けていく。

声が高めなボーカルが続いてきたが、ここでパワフルな歌声で味変。

 

こちらも勿論、平成中期である。

時折入るギターと、かき鳴る高音シンセが特徴的。

そこに圧迫感のあるこの特徴的な声がまた良い。
ホント、心地よい緊迫感のある音が“聴く”という集中力を上げてくれる。

甘い声でハイテンションな曲だけがユーロじゃないと思いわせる1曲でもある。

 

ちなみに…こちらも古参のアーティスト。

このリストには入れてないが 24 Hours A Day With You もオススメ。

ササローが探偵学校時代、引くほどこの曲を聴いていたとか聴いてないとか。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

08. Futureland

Ace

 

 

SUPER EUROBEAT vol.175に収録。

 

8曲目。

 

15曲収録している中で、丁度折り返し地点の1曲。

アルバムの終盤へと向かう際の雰囲気を変える重要なキーマンはこの曲を。

 

アップテンポだが、どこか切なさと哀愁さがありつつ

そこに心の底からジワジワと来る、サビの静かなる熱量が艶やかさを感じさせる名曲。

意外と派手じゃないんだよ。でも、秘めたこの熱量。このアルバムの中で、イチ推し曲である。

冷静なんだけど、その冷静さに封じ込めた莫大なるエネルギーを上手くコントロールしている感じ。

声もまた良いんだよね。色気というか惹き込まれるような魅力的な声とフロウが点数高い。

 

 

ちなみに…Go2が好きだと書いたが、実はその片割れのソロ曲。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

09. I Just Want To Keep You Hanging' On

Nuage

 

 

SUPER EUROBEAT vol.135に収録。

 

9曲目。

 

更に音のトーンを下げ、哀愁ユーロゾーンへと突入。

 

中期の初期の作品だが、古さを感じさせない現代っぽい音。

とにかく旋律が美しい。芸術点高過ぎる。

その時代らしさもありつつ、ユーロらしい若さ溢れる声、完璧な1曲である。

シンセがヌアージュの歌声に邪魔にならない程度の控えめな感じで、歌モノユーロとも言える。

ホント、時代を超えた名曲。本当の良い物は色褪せない。

 

ちなみに…本当は綺麗なこの曲でラストを締めくくりたかったが

9曲だと、80年代のアルバム並みのボリュームになってしまうので、この先が苦労したとかしないとか。

 

更に…ヌアージュはSEBを代表するディーバの一人である。ロリータかヌアージュの2択くらいの勢い。

中期から後期にかけて活躍し続けており、発表されている曲はどれも名曲。

この記事の後半戦になんと2曲もランクインしているので、そちらもお見逃しなく。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

10. Goodbye yellow brick road

Wain L

 

 

SUPER EUROBEAT vol.95に収録。

 

10曲目。

 

哀愁ユーロゾーンは加速する。

 

ここでまさかの2桁台のユーロ。古き良き1曲である。

音的には一世代前のシンプルなシンセという感じ。冒頭でも書いたがNIGHT OF FIREのあの世代ですね。

 

こちらも先程のヌアージュと同様に今聴いてもカッコイイな~と、思わせる名曲。

パワフルな歌声に疾走感あるビートに乗せて、情緒を添え、歌い上げる。

イントロもAメロもBメロも秀逸。サビのカッコよさが更に圧倒的。

4曲目のRunawayと同様に2桁台SEBの集大成といった感じ。

 

ちなみに…初期から中期を支えたディーバの一人。

同アーティストのFEEL MEも時代を感じさせない名曲。

 

更に…この世代の哀愁ユーロ名曲が多いのよ。HeartBeatとかStayとかLove is in Dangerなど。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

11. Ace Of Spades

Powerful T

 

 

SUPER EUROBEAT vol.171に収録。

 

11曲目。

 

前の曲に合わせ、新しい世代の哀愁ユーロをかぶせてみる。

 

やはり中期は名曲が多いな~。

SEBを支える、象徴的なアーティストが揃っている世代なのもあるのか。

J-POPで例えると2000年代ですね。Grayとか浜崎あゆみとかスピッツとかB'zなど。

各アーティストが矢継ぎ早に名曲をリリースしていた時期に似てるかもしれない。

 

パワフルTの伸びやかで豊かな声量にメロディアスなトラックが絡むと

いとも簡単に簡単に名曲が誕生してしまう。もうね、名曲製造機よ。

ユーロを歌う為に産まれてきたといっても過言でないと思うくらい、ユーロに適した声だと思う。

またキンキンした高い声ではないので、聴きやすい。

そして、そんな声に合うシンセのトラックの相乗効果…非の打ち所がない。
 

ちなみに…中期から後期まで活躍しているので、発表している曲も多く

メロディアスなものはどれも素晴らしい。その中でもBLOOD AND FIREは必聴だ。

 

更に…Go2の次に好きなアーティスト。

気づいたら、パワフルTとGo2だけしかないリスト作るくらい好き。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

12. If You Wanna Stay

Norma Sheffield

 

 

SUPER EUROBEAT vol.103に収録。

 

12曲目。

 

哀愁シリーズの最後を飾る、最強の哀愁ユーロをここで持ってくる。

 

中期の初期。

3桁入りたての作品だが、こちらも時代を超えた名曲の一つ。

美しい旋律の超切なソング。

余す事無く、どの部分も良いので良いとしか書けないくらい良い。

 

古いながらも、このアルバムの中では1番メロディアスビートと言えるだろう。

ノーマ・シェフィールドの大人の女性らしい声かと思いきや

サビで可愛いく歌い上げる部分もあり、変則的な使い分けが秀逸。


この曲も名曲過ぎて、後世で発売されるSEBのNON-STOP MIXなどのアルバムに入りがち。

 

ちなみに…SEBで好きな女性アーティストはIreneとNuageですね。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

13. Frontal Impact

Daniel

 

 

SUPER EUROBEAT vol.179に収録。

 

13曲目。

 

哀愁ユーロが終わり、最後へと繋ぐ大事な3曲の1つ。

 

SEBらしい曲から哀愁ユーロも完全に出し切ったこの後がホント難しかった。

2枚組アルバムを想定しているので、2枚目に繋げるという意識で

切ないまま終わりじゃないぞ、まだこれから盛り上がるからな!というポジションの曲。

 

このアルバムの中では他の曲がインパクト強すぎて地味に感じるのだが

逆に終盤でこの軽快感のある曲が繋がりが良いんじゃぁないかと思い入れてみた。

ただ相性で入れたのではなく、やはりこのサビの軽快感とテンポの心地良さが

感性に刺さるものがあったからこそ。

トラックも良いし、総合的にバランス高め。普遍的なようで光る物がある。

 

アゲアゲハイテンションソングや哀愁ソングに目が行きがちだが

このような良曲は実はゴロゴロと存在しているのよ。逆に。

 

ちなみに…この曲は元々、プレイリストには入っておらずこのコラム用に探してきた曲だったりする。

こんなお宝が眠ってたんだ!という、新鮮な発見だった。逆に。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

14. I'm Alive

Jay Lehr

 

 

SUPER EUROBEAT vol.181に収録。

 

14曲目。

 

ラストへ向かう3曲の流れその2。

哀愁系の雰囲気を完全に払拭させる、夏の晴れた青空をイメージするビタミンソング。

ハイテンション過ぎないから、落差を感じず自然と受け入れられると思う。

 

こちらもいつもの180台の曲。

清々しい晴れ晴れとしたサビの部分が特に秀逸。聴くとなんか救われる感じがあるね。

ホント、題名の通りI'm Alive!という前向きで明るい感じ。

元気がない時でも頑張れそうな気持になれる、隠れた名曲である。

 

ちなみに…実はこの曲もプレイリストには入っていなかった。

今ではヘビロテ状態である。持ってるCDを聴き直すって大事だね。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

15. Say Yeah

Gordon

 

 

SUPER EUROBEAT vol.169に収録。

 

15曲目。

 

最後を飾る曲はこれ。

実は最後だけはこれと決めていましたね。

この曲の魅力としてはしんみり終わる言うより、ほんと笑顔で手を振ってお別れって感じなので

もうこれしかないなと決めておりました。

 

色々とあるSEBの曲の中でも結構、異色な曲ですね。

良い意味でちょっとユーロっぽくない感じが良い。いや、ユーロなんだけど。

ユーロ調ポップスというか、歌モノユーロというか。

 

前のI'm Aliveが夏の晴れた青空だけど、こちらは突き抜けるような高い声もあってか

更に上空、雲のようなイメージを連想するんだよな~。

疾走感もあるんだけど、どこかフワフワと柔らかい感じがする、不思議なビタミンソングです。

 

ちなみに…この曲との出会いはユーロのコンピレーションアルバムで

一体どの番号のシリーズなんだ!?と、必死になって探した曲。探し出せて良かったわ…。

 

--------------------------------------------------------------------------------

 

はい、という訳でササローが考えるSuper Euro Beatの2枚組アルバム~Ultimate SIDE~で御座いました!!!

如何でしたでしょうか?!!?!?!?!!

 

曲のリストはもう既にありましたが、並び順や構成を考慮していたら

上げる予定の日から3カ月以上経ってしまった…。

音のグラデーションって難しいなぁと心底思いました…。

まぁ、でもその変わり納得いくものがお届け出来そうかなぁと思います。

半端な物を出して後悔するよりかはずっと良いよ…という事にしといて下さい。

 

後編のB SIDEは…なるべく早く上げます!!!

それでは、また次回、お会い致しましょうぞ!

 

 


☆ご感想等はコチラのTwitterまで☆