みなさま こんばんは
昨夜(8/30)名古屋から帰ってきました。お供のみなさんも元気いっぱいです。
はじめに
対面鑑定「スピリチュアル・セッション」受けてくださったみなさまへ
暑いなかを名古屋以外の他府県からもお越しいただき感謝を申し上げます。
「人生を良い方向へ進めるきっかけになれたら嬉しいです」。
本日お届けをするのは 栄国寺(切支丹遺跡博物館)です。
所在地:愛知県名古屋市中区橘1丁目21-38
電話:052-321-5307
開館時間 10:00~17:00
入館料と拝観料:100円
休館日:日曜日
このお寺を知るきっかけは 名古屋在住のSさまから「東別院(ひがしべついん)の近くに隠れキリシタンのお寺があります」と聞いたことです。
今回 名古屋へ来る前から 栄国寺の存在が気になっていました。ですので 訪れることができてとても嬉しかったです。
最寄り駅の東別院駅(名城線)から徒歩約7分で到着をします。
幼稚園が併設されていました。
はじめに向かった場所は切支丹塚(別名千人塚)という場所です。
以下 裏門立て看板(説明文)より一部引用してお伝えいたします。
・この場所はもともと千本松原といわれて刑場で 寛文四年(1664)隠れキリシタン宗徒200余名が処刑されたところである。
・その翌年 尾張二代藩主光友(みつとも)は 刑場を他の地に移し その跡に菩提を弔うため清涼庵を建立。後に栄国寺と改められた。
だからなのでしょう。
栄国寺の本堂の建物には 葵の御紋を拝見することができます。
門をくぐり切支丹塚(キリシタンヅカ)のエリアに入ると「怖いとか辛いとか」などマイナス的な気は一切流れていなくて「とても穏やかで暖かい気が流れていました」。
ほっこりとした優しい気持ちになります。
保存樹の近くに石があり その上に小さな女の子が笑って立っていました。
お供のみなさんはぬいぐるみなので「一緒に遊びたいのかな?」と思いましたが その場所からこちらへ近づいてこないので「ちゃんとご供養されているんだ」と思い 私もにこりと笑って「心の中で手を合わせました」。
当時キリシタンで キリストの教えを棄てなかったためだけで ここで処刑された「殉職された宗徒の数は約200人」。
この場所には悲しい歴史があるのに「なぜ ほっこりとした優しい気持ちになれるのか?」
「毎日の生活の中に 生きる素晴らしさをキリストの教えから学び実践していたからこそ その時の状況を恨むことなく 自分の気持ちに正直に命を全うしようとする強い意志があった」のではと思います。
画像には収めませんでしたが この場所には「キリシタン地蔵」が静かに立っています。
本堂に隣接された「切支丹遺蹟博物館」に掲示されていた新聞のコピーを読んでみると 作家の故遠藤周作氏は新聞小説に栄国寺とキリシタン地蔵のことを書いたそうです。
敬けんなカトリック信者だった遠藤周作氏もこの場所で手を合わせたと思うと「慈悲深い愛情のようなもの」を感じました。
しばらくこの場所にいると 徳川には「厳しいお殿様もいれば 優しいお殿様もいるんだなぁ」とふと思いました。
本堂に隣接する「切支丹遺蹟博物館」へ向かいました。
インターホンを鳴らすと「エプロンをかけた女性が とても丁寧に応対してくださいました」。
玄関(入り口)で入館料と拝観料(100円)を支払い 靴を脱いで中へ上がると ガラス越しに隠れキリシタンに関する美術品や踏み絵などが展示されていました。
御上に見つからないように工夫されているところから「真っ直ぐな信仰心の強さ」が伝わってきます。
本堂へ進むと正面に3体の仏像が安置されていました。
画像には 収めませんでしたが 本堂の御本尊さまは「名古屋三大大仏の一つ」と言われているそうです。
宗教が本来持つ「寛容さ」を感じることのできるお寺です。
仏像と対話する「もう一人の自分。心と対話する時間」を持つことができると思います。
栄国寺は 第二次世界大戦中の名古屋大空襲でも焼けなかったそうです。
「殉職した隠れキリシタンの魂たちが 日々の祈りのお礼に守ってくださったのかな」と想像します。
一人の人間を思い祈る気持ちは「宗教宗派を超えて祈りを捧げる姿」が本来宗教の持つ力なのかなと思いました。
今回はあまり時間がなく 境内の全部を拝見することができませんでした。次回は「ゆっくりと続きを見たい」と思いました。
帰る頃には「カラリとした気持ちになっていました」。
拝観できて でら嬉しい栄国寺さんでした。
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