はじめに
前回【出雲巡礼セッションのおしらせ】をしたあとで予約とお問い合わせをいただきました(わーい)。直前にも関わらず感謝を申し上げます。
今回電話セッション(1件)は 神社の鎮守の森(ちんしゅのもり)のような場所でさせていただく予定です。通常は参拝とセッションは分けておりますが ご依頼内容を視たときに感じたからです。どのようなメッセージをお伝えすることができるのか今から楽しみにしています。
とは申し上げても「いったい出雲のどの神社になるのか」わかりません。なぜなら今まで参拝する場所は 自分ではほとんど決めたことがないからです。同行していただける場合には 「そのかたが参拝ルートを決めてくださいます(ありがとうございます)」。あとは当日導かれるように「必要な場所へ辿り着くことができますので 「心を空っぽにしてながれに任せています」。
たくさんのかたに支えられていると感じると やはり頭に浮かぶのは「ありがとうございます」の感謝の言葉のみです。
引き続きセッション(対面・電話)も受け付けております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、今日お届けするのは「子供が嘘をつかないようにするには?」です。この答えを教えてくれたのは ある一人のおばあさまの存在があります。
このおばあさまご家族には「家族のあたたかな愛情」があります。
おばあさまと話をしていると「家族って楽しい」「家族っていいものだなぁ」と心から思えるとても素敵なご家族です。
相手に気をつかわせない「おばあさまのおもてなし」があります。
おばあさまのお孫さんAちゃん(当時小学生)の家庭教師を学生時代にしていました。先日14年ぶりにご自宅へ遊びに行きました。
Aちゃんは現在26歳です。一昨年結婚をして3か月になる赤ちゃん(女の子)と三人で実家の近くに住んでいます。
今考えると「なぜ家庭教師ができたのか?」とても不思議です。理由は「私自身が勉強ができない」からです。笑えるくらい「ほんとうに勉強のできない学生でした(笑)」。普通だったら一回行ったあとでクビになってもおかしくないのに なぜか約3年も続けさせていただくことができました。
最初は大きな塾に登録をして そこから紹介されて行ってましたが ある時にAちゃんのおばあさまから「あなた塾から月いくらもらっているの?」「あなたにちゃんとお金を支払いたいから 塾を通してではなく直接にしませんか?」といわれました。
その後 直接になると「塾に支払っていた金額を全て私に支払ってくださいました」。
ここでおばあさまのご紹介をさせていただきます。
・現在は70歳を過ぎていらっしゃいます。42歳のときに会社を経営していたご主人さまが急逝されます。それまでは 会社のことに一切関与することもなく 服装はスカートにピンヒールだったそうです。
・ご主人さまのあとを引き継ぎ 社長になってからは会社を倍の大きさに育て上げました。 服装もパンツスタイルにローヒールに変わったそうです。以来スカートは履かなくなったそうです。 因みに先日お会いした時もパンツスタイルでした。
・60歳になったときに 娘に社長を譲り経営からは引退をしました。 引退後はお孫さんを育て上げて 今はひ孫さんの世話をして忙しい毎日を送っているそうです。
私が家庭教師で伺っていたころは おばあさまは社長をされていました。娘さんご夫婦も会社を手伝っていました。従業員もたくさん抱えていたので 当時小学生だったAちゃんは「働くおばあさまとご両親の背中を見て育ちました」。
Aちゃんは私立の小学校に通っていましたが 毎日電車通学をしていました。ランドセルはビックリするくらい重くて キャシャな体型のAちゃんは毎週水曜日になると すでに疲れ切っていました。
私立なので 毎月テストがたくさんあり 宿題もてんこ盛りに出されます。
そんなAちゃんの姿を見たお母さまがあるときに「れいこさん 私立に入れなきゃよかったと後悔しています!」「遊ぶ時間もないし可哀想」と聞いて ビックリしたことを今でもはっきりと覚えています。
Aちゃんの通っていた小学校は大学まであります。
たいていの親御さんであれば「ばんざい!」と喜ぶはずなのに「入れなければよかった!」といった言葉に ご両親の深い愛情を感じました。
おばあさまはご主人さまが急逝されてから ご苦労されたと思いますが 愚痴などを一度も聞いたことがありません。愚痴の変わりに「結婚してから大切にしてもらったから楽しい思い出しかないよ」と話してくださいました。おばあさまの口癖は「Aちゃんは元気に育てばいい」「働きものになればいい」でした。
いつも勉強の前には Aちゃんと私の分のお夕飯を作ってくださいました。ご飯を食べ終えるころには「明日の朝食用にこれ持って帰りなさい」とおかずを作って渡してくださいます。いつも一人暮らしの私を気づかってくれていました。
おばあさまが旅行に出かける時にはAちゃんを必ず連れて行きました。娘さんご夫婦が仕事で忙しいからです。Aちゃんはお孫さんですが母親のような役割もしていました。因みに旅行には私も連れて行ってくださいました。
愛情をたくさん注いでもらっている「Aちゃんは嘘をつきません」。
好かったことも悪かったことも ちゃんと正直に話します。
Aちゃんが嘘をつかずに何でも話せるように おばあさまとご両親が家のなかに 「居心地のよい雰囲気」を作り出しているからです。
あるときのテストでAちゃんが0点をとりました。
いつものように お勉強の前にお夕飯を食べていると「おばあちゃん れいこ先生 今日ねテストで0点とっちゃった!」とダイニングテーブルに0点の回答用紙を広げて見せてくれました。
するとおばあさまは「まぁ仕方ないね。次頑張りなさい」とだけいって笑っていました。Aちゃんも笑っていました。そしておばあさまは「れいこさんは気にしないでね。この子が勉強しなかったからしょうがないのよ」と仰ってくださいました。おばあさまの懐の大きさに心のなかで何度も感謝をしました。
おばあさまご家族と出会えたことは 私にとって「かけがえのない心の財産」となっています。ありがとうございます。
その後のAちゃんの進路を本人に聞いてみると「中学までは私立で高校は都立。その後は短大へ進学した」そうです。
お友だちもたくさんいるようで 話を聞いていて とても楽しく明るい気持ちになりました。横で聞いているおばあさまも楽しそうに笑っていました。
おばあさまの「自分に正直に生きる」後ろ姿を Aちゃんは小さなころから しっかり見ていたんだと思います。
親は子供が望む愛情に目を向ければ「子供は愛情を得ようと表面的ないい子にはならない」と感じます。
子供が嘘をついて怒る前にご自身の気持ちに手を当ててみると「無駄に怒らなくなるのでは」と思います。
最後に Aちゃんが小学4年生の時に手作りしてくれたティッシュケースです。今でも大切にセッションルームで使用しています。
ホームページは【こちら】
セッション(鑑定)メニューは【こちら】
メールや予約は【こちら】
引き続きセッション(対面・電話)も受け付けております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、今日お届けするのは「子供が嘘をつかないようにするには?」です。この答えを教えてくれたのは ある一人のおばあさまの存在があります。
このおばあさまご家族には「家族のあたたかな愛情」があります。
おばあさまと話をしていると「家族って楽しい」「家族っていいものだなぁ」と心から思えるとても素敵なご家族です。
相手に気をつかわせない「おばあさまのおもてなし」があります。
おばあさまのお孫さんAちゃん(当時小学生)の家庭教師を学生時代にしていました。先日14年ぶりにご自宅へ遊びに行きました。
Aちゃんは現在26歳です。一昨年結婚をして3か月になる赤ちゃん(女の子)と三人で実家の近くに住んでいます。
今考えると「なぜ家庭教師ができたのか?」とても不思議です。理由は「私自身が勉強ができない」からです。笑えるくらい「ほんとうに勉強のできない学生でした(笑)」。普通だったら一回行ったあとでクビになってもおかしくないのに なぜか約3年も続けさせていただくことができました。
最初は大きな塾に登録をして そこから紹介されて行ってましたが ある時にAちゃんのおばあさまから「あなた塾から月いくらもらっているの?」「あなたにちゃんとお金を支払いたいから 塾を通してではなく直接にしませんか?」といわれました。
その後 直接になると「塾に支払っていた金額を全て私に支払ってくださいました」。
ここでおばあさまのご紹介をさせていただきます。
・現在は70歳を過ぎていらっしゃいます。42歳のときに会社を経営していたご主人さまが急逝されます。それまでは 会社のことに一切関与することもなく 服装はスカートにピンヒールだったそうです。
・ご主人さまのあとを引き継ぎ 社長になってからは会社を倍の大きさに育て上げました。 服装もパンツスタイルにローヒールに変わったそうです。以来スカートは履かなくなったそうです。 因みに先日お会いした時もパンツスタイルでした。
・60歳になったときに 娘に社長を譲り経営からは引退をしました。 引退後はお孫さんを育て上げて 今はひ孫さんの世話をして忙しい毎日を送っているそうです。
私が家庭教師で伺っていたころは おばあさまは社長をされていました。娘さんご夫婦も会社を手伝っていました。従業員もたくさん抱えていたので 当時小学生だったAちゃんは「働くおばあさまとご両親の背中を見て育ちました」。
Aちゃんは私立の小学校に通っていましたが 毎日電車通学をしていました。ランドセルはビックリするくらい重くて キャシャな体型のAちゃんは毎週水曜日になると すでに疲れ切っていました。
私立なので 毎月テストがたくさんあり 宿題もてんこ盛りに出されます。
そんなAちゃんの姿を見たお母さまがあるときに「れいこさん 私立に入れなきゃよかったと後悔しています!」「遊ぶ時間もないし可哀想」と聞いて ビックリしたことを今でもはっきりと覚えています。
Aちゃんの通っていた小学校は大学まであります。
たいていの親御さんであれば「ばんざい!」と喜ぶはずなのに「入れなければよかった!」といった言葉に ご両親の深い愛情を感じました。
おばあさまはご主人さまが急逝されてから ご苦労されたと思いますが 愚痴などを一度も聞いたことがありません。愚痴の変わりに「結婚してから大切にしてもらったから楽しい思い出しかないよ」と話してくださいました。おばあさまの口癖は「Aちゃんは元気に育てばいい」「働きものになればいい」でした。
いつも勉強の前には Aちゃんと私の分のお夕飯を作ってくださいました。ご飯を食べ終えるころには「明日の朝食用にこれ持って帰りなさい」とおかずを作って渡してくださいます。いつも一人暮らしの私を気づかってくれていました。
おばあさまが旅行に出かける時にはAちゃんを必ず連れて行きました。娘さんご夫婦が仕事で忙しいからです。Aちゃんはお孫さんですが母親のような役割もしていました。因みに旅行には私も連れて行ってくださいました。
愛情をたくさん注いでもらっている「Aちゃんは嘘をつきません」。
好かったことも悪かったことも ちゃんと正直に話します。
Aちゃんが嘘をつかずに何でも話せるように おばあさまとご両親が家のなかに 「居心地のよい雰囲気」を作り出しているからです。
あるときのテストでAちゃんが0点をとりました。
いつものように お勉強の前にお夕飯を食べていると「おばあちゃん れいこ先生 今日ねテストで0点とっちゃった!」とダイニングテーブルに0点の回答用紙を広げて見せてくれました。
するとおばあさまは「まぁ仕方ないね。次頑張りなさい」とだけいって笑っていました。Aちゃんも笑っていました。そしておばあさまは「れいこさんは気にしないでね。この子が勉強しなかったからしょうがないのよ」と仰ってくださいました。おばあさまの懐の大きさに心のなかで何度も感謝をしました。
おばあさまご家族と出会えたことは 私にとって「かけがえのない心の財産」となっています。ありがとうございます。
その後のAちゃんの進路を本人に聞いてみると「中学までは私立で高校は都立。その後は短大へ進学した」そうです。
お友だちもたくさんいるようで 話を聞いていて とても楽しく明るい気持ちになりました。横で聞いているおばあさまも楽しそうに笑っていました。
おばあさまの「自分に正直に生きる」後ろ姿を Aちゃんは小さなころから しっかり見ていたんだと思います。
親は子供が望む愛情に目を向ければ「子供は愛情を得ようと表面的ないい子にはならない」と感じます。
子供が嘘をついて怒る前にご自身の気持ちに手を当ててみると「無駄に怒らなくなるのでは」と思います。
最後に Aちゃんが小学4年生の時に手作りしてくれたティッシュケースです。今でも大切にセッションルームで使用しています。
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