五感で感じる | 「着物をもっと身近に」染太郎のブログ

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札幌で着物のしみ抜きや染色などをおこなう悉皆屋(しっかいや)野口染店舗の5代目染太郎です!「着物をもっと身近に」をモットーに日々奮闘中!!


「着物をもっと身近に」をテーマに

 

 

札幌から着物を今日着る洋服の選択肢のひとつになるように、日々奮闘中の染太郎です❗️



今日のブログは東京での美術館巡り特集~



時間が限られている中で行くことのできた現在開催中の展覧会の事をまとめてみました。



出張中は限られた時間を無駄にしたくないので、展覧会の情報を事前にチェックして予定を立てています。



まずは、


俺たちの国芳

わたしの国貞

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なんとか、閉館ギリギリに間に合いました


いくらインターネットが普及して、画像が携帯やパソコンで見れたとしても、実際に足を運ばなくては肌で感じることができない。

そのときに感じる感覚。


「なぜ、このような表現をしたのか」


「どんな思いで描いたのか」


「なにを表現しようと思ったのか」


答えがないから面白いしろい。

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テレビやグラビア雑誌がない江戸時代、浮世絵は最新のエンターテイメントやファッションを伝える重要なメディアだったんですね。


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驚いたのが、スカル(骸骨)がモチーフになっている浮世絵が多数あったことです。


そして、出口で僕がハマったのがコチラ


根付のガチャガチャ


子供の時にハマった感覚を思い出しました(笑)


どうしても欲しかった根付はコチラ


下駄にスカルを施したり


猫を組み合わせてスカルを表現したり


表現の仕方がとても面白い。


早速帯に付けてみたいと思います^ ^

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6月5日まで開催中のようです。

詳しくはコチラ


そして、次に紹介するのはコチラ


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運良く昨日から始まった


生誕300年記念の


『若冲』展


写真でしか見たことがなかった作品の数々。


やはり、実際に現物を目の前にすると、


写真とは色彩が全く違って見えました。


なんというか、強く見えていた色彩が実際はとても柔らかく感じたり、近くで見たときに想像もしていなかった色が使われていたり、驚きの連続でした。



僕は絵を勉強したことは無いのですが、若冲の迫力に魅了されました。



また、音声ガイドを使用したので、若冲がどのような人生を歩んでいったのか説明を聴けたので、より楽しめましたニコニコ



同じ人物が描いたものとは思えないくらい幅広い表現方法と年齢とともに進化して描かれている模様がとても印象的でした。



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上野にある東京都美術館で5月24日まで開催中です。