
さて、先日からブログでスタートした企画
『シミ抜き実演&ビフォー・アフター』
本日紹介するのは、北海道の秋の味覚の定番のコチラ
そうです!『いくら』です。
今の時期は家庭で漬けて食べている方もたくさんいますよね

ちなみに写真の『いくら』は僕が漬けました笑。
■『いくら』などタンパク質を含むシミは早めの処置が肝心です。
『いくら』など魚卵はタンパク質を含むシミです。
タンパク質を含むシミの特徴は、シミの部分が凝固する特徴があります。
コチラの『いくら』のシミは付着して5日経過したものですが、かなり硬さが出ています。
■アイロンなど熱を加えることは絶対に避けてください。
熱を加えてしまうと、さらに硬化してシミを除去するのが困難になってしまいます。
■血液やバターや牛乳などもタンパク質を含むシミになります。
まずは水溶性のシミを除去していきます。
表面のシミが除去できました。
しかし、これだけではタンパク質が除去できませんので、次にタンパク分解酵素によってタンパク質を除去していきます。
この作業がとても重要になります。
温度と時間の調整をはかり素早く処置していきます。
先ほどの大きな『いくら』のシミが除去できました。
時間の経過や生地質の染色や加工方法などによっても誤差はありますが、タンパク質のシミの中でも比較的困難な『いくら』もこのように、綺麗に除去することができました。
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