今年は自分で染めた浴衣で! | 「着物をもっと身近に」染太郎のブログ

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札幌で着物のしみ抜きや染色などをおこなう悉皆屋(しっかいや)野口染店舗の5代目染太郎です!「着物をもっと身近に」をモットーに日々奮闘中!!

あっという間に3月ですね~


少し気持ちが早いですが、春もだんだんと近づいてきました



春が来れば次は夏そうです←かなり強引ですが・・・汗



夏と言えば浴衣



今年は染め元だからできる企画を考えました



それは・・・・



自分で染める浴衣『IRODORU浴衣』企画



お客様ご自身で白生地から絞り、お好きな色で染める

染色を楽しく体験していただき世界で一つだけのオリジナル浴衣をつくってみませんか?


プランは2通りです
※ご納品は4月以降になりますので消費税は8%の価格にさせていただきます。


【プランA】
・単色染め(仕立込) 40,000円+税  (税込43,200円)

・単色染め(仕立なし)25,000円+税  (税込27,000円) 


【プランB】
・2色染め(仕立込) 45,000円+税  (税込48,600円)

・2色染め(仕立なし)30,000円+税  (税込32,400円)



作業の工程をご紹介いたします。


①浴衣用の白生地を絞りの見本を参考にしながらご自身で絞っていきます。




②こちらが絞った状態です。





③染める前に染料が浸透しやすい様に地下水に浸します。




④お客様のご希望の色を職人さんが作り出します。高温で煮て染めていきます。




⑤色の濃さを考えながら染め時間を調整していき、生地が染まったらすすぎを繰り返します。




⑥絞りを解くと絞った部分が防染の役割をしていますので、絞りの表情が出てきます




⑦脱水




⑧生地を一晩干します。



⑨Aプラン(単色染め)をご希望の方はこの後、色止めをしてお仕立ての工程へ




⑩Bプラン(2色染め)をご希望の方はその後さらに絞りを加えていきます




⑪たたみ方によって染め上がりの柄が変わっていきます





⑪2度目は板締めの技法で染めていくことにしてみました


⑫染める前は③と同じく地下水に浸します。




⑬2色目は紺色で染めていきます。こちらもお客様のご希望の色を職人さんがつくります





⑭絞りを解きすすぎを繰り返すと、絞りの表情が出てきました



⑮脱水




⑯生地を一晩干した後色止めをしてお仕立ての工程へ


このような流れで染めをしていきます


お客様だけに染料をつくり職人さんがお客様のサポートをします


また、お客様のご予定に合わせてスケジュールを調整させていただきますので、ご興味のある方は是非ご連絡ください


今年の夏はご自身で染めた浴衣で花火大会やビアガーデンに夏祭り素敵ですね~


考えただけでワクワクです