長男のクローン病を治すために、やっていた無添加生活。
4年ほど徹底してやったので、そこからハッキリと断言できることを書きます。
病気を治したいと思ってやってる方は、最低でも6か月ぐらいは続けないと効果は表れないと思います。
無添加生活で実践するべき大まかなことは、以下のようなものです。
☆食品を見直す(水、食材、調味料)
☆調理器具を見直す
☆洗剤類を見直す
まずデメリットの1番目は、資金が必要ということです。
無添加食品は、大抵高いです。それを継続するには経済力が必要になります。
2番目は、食品の選択肢が大変少ないということです。
しょうゆ数種類、肉もこの会社、缶詰はこの会社。
みたいに無添加として売ってる商品をさがすことになります。
3番目は、手間がかかるということです。
食品を見直したら、結局、安全に調理していかないといけません。
下ごしらえ一つが大変な作業です。
だしも一からとるということですから。
なので、本気でやらないのだったら、やっても効果はでません。
だけどメリットもあります。
その1番目は、確実に体が軽くなるということです。
クリーンな体になったことが、3ヵ月を過ぎた頃から自分でも気付くようになります。
肩こりとか無くなりますし、顔色も良くなり、動くのが大変ラクになります。
2番目は、アンチエイジングになるということです。
若く維持できるようになります。白髪があった人でもなくなったり、いろんな変化に気付きます。
3番目は、3ヵ月もすると血液検査に反映してくるということです。
ただし、病気の人の場合は、相当厳格にしないともっとかかります。
厳格というのは、小食と病気に対応した食事制限といわれるものを一緒にやるということです。
油、タンパク質、野菜、すべての量をきちんと把握してやることです。
そこまでやって、やっと病気の人なら改善してきます。
長男の経過を見ていたので、これは間違いないと思います。
長男は、毎月病院に定期的に通い、血液検査などをきちんと受け、今は免疫抑制剤をもらっています。
常に気を使って食事はしているものの、年に一度はCRPが上がる時期があり、その時は、
昔のように食事制限を徹底してやっています。
そして、食事制限からCPR値にきちんと反映してくるまでには1か月以上かかると本人も知っています。
それも本当に少しずつしか、数値が下がることはないのです。だからやっぱり最適値になるまで3ヵ月~かかります。
今、長男が免疫抑制剤を選んだのは、好きなものを食べたい、ストレスから解放されたかったからです。
厳格な食事制限というのは、援助してくれる人がいないとできません。
本人一人で出来る内容ではないからです。
となるとそれが出来るのは、大抵身内(親)になります。
でもどんなに続けても、検査結果に反映できない時には、親子共々ショックを受けることになります。
どちらにも心や体に負担がかかっているからです。
子どもは親に申し訳ないと思うし、親はなんでこんなに助けてるのに結果がでてくれないんだろうと焦ります。
私と長男もそれが続いた時期がありました。
そして大きなストレスへ変化していくのです。
受験などもそういうことは、多々ありますね。
塾に行かせて、とにかくお金をつかって、子供に最適環境を必死に与える親。
でも子供は、それでも全く成績が上がらない。
それと同じことが起こります。
結局は本人の意思が関係してくるんです。
なので、病気の当事者本人が出来ないというときは、いくらやってもダメだということです。
なので無添加生活というのは、とにかくそういったことを無視して、淡々とやるしかないんです。
投資信託と同じと考えれば、わかるんじゃないでしょうか?
長期運用、長期継続して結果がでるものということです。
大した期待を持たず、淡々とその生活を自分に落とし込んでやっていく。
それが後からゆっくりと結果としてついてくるんです。
私は4年はきっちりとやったので、それは間違いありません。
そんなに理解できている私でさえも、またやれるか?と言われれば、なかなか難しいです。
美味しい食事ではなく、安全な食事だから。
なのでやるなら、とにかく継続。やらないなら、小食にいそしむほうがいいかな?
それが私の無添加生活に対する考えです。
病気を治したいとおもっている人は、そういうことを理解してやるといいと思います。