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六本松ゼミナール塾長の深川です。
大学を卒業して30年も経つと、母校がどうなっているか、分からなくなってくるものです。
「筑波大の中央図書館にはスタバがあるよ。大学病院にもあるし、オシャレ」
実際に昨年受験した生徒に聞いたところ、こんな答え。
あの中央図書館にスタバが入っているとは。
スターバックスコーヒーの中心顧客層は20~30代。
東大、京大、阪大をはじめ、地方国立大学などに行くと、どこも生協がキャンパスライフの重要な部分を仕切っていて、到底、国立大学の中にスタバは入れないと思っていましたが、徐々に、その壁は突破されています。
筑波大だけでなく、東京大学、名古屋大学にもスタバはあります。
タリーズコーヒーは京都大学、早稲田大学、慶応大学、立教大学に進出しています。
ドトールコーヒーは東京大学、東海大学、立正大学にありますし、大手サンドイッチチェーン・サブウェイは大阪府立大学、関西学院大学、立命館大学、学習院大学、青山学院大学、上智大学に入っています。
昔は「学生街の喫茶店」が通り相場でしたが、いまやキャンパス内には大手コーヒーチェーンの店舗が続々と進出しているのです。
少子化で18歳人口の減少傾向が続くなか「おしゃれなカフェ」で受験生を引き寄せたい大学側と、市街地での出店が飽和状態に迫って新市場を求める企業側の思惑とが合致した格好なのです。
時代は大きく変わり、キャンパスライフも変わってきている一面が見えてきますね。
大学受験をする上で、どんなコーヒーショップがあるのかも魅力の一つになるかもしれません。
大学と大手コーヒーショップのコラボは意外な波及効果をもたらすかも。