平成28酒造年度醸造の酒造りが始まりました! | 爽やかな甘口を醸す、笹の誉の酒造り・・・

爽やかな甘口を醸す、笹の誉の酒造り・・・

信州松本の地酒「笹の誉」を造る蔵人が、酒造りの中で「この瞬間」というものに感性を研ぎ澄まし、どう味わいを表現出来るか、日本酒と正面から向き合っています。

ずっと、週末や連休は雨、雨、雨で
日本酒に欠かせない稲作がとても心配。
ようやく、この連休は、久しぶりの良い天気に恵まれ、
松本地方は爽やかな秋晴れとなりました。



今年の酒造りがいよいよ始まります。

そう言えば、よく
自分は日本酒会などで、必ず言うことがあります。

『一年の酒造りの中で「この瞬間」というものが必ずあって、
その瞬間というものを、感性を研ぎ澄まし、
どう味わいとして表現出来るか、楽しみながら日本酒と
正面から向き合った酒造りをしています。』


自分が9年前にこの世界に飛び込んで、
最初は、この業界に飲み込まれねえぞって気持ちでやってて…
もちろん今もこの気持ちは変わってない!

また、飛び込んですぐに幸運にも周りの人にとても恵まれ、
同業者の仲間にも恵まれ、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさんとは、長いお付き合いになりそうですが、
いつも優しく見守ってくれていて、本当に感謝しています。


自分はあの時、「ここから始まった」という酒をもう一度
表現したいなと思って、いい意味で振り返ってやってみようと思っています。
ごちゃごちゃ考えないで、今を楽しみたいと思っています。

酒造りをスタートするにあたっての心もちを記しました。