HUNTER HUNTER No.408-1 感想 | ばんぶーのブログ
2024-11-25 11:20:20

HUNTER HUNTER No.408-1 感想

テーマ:H×H感想 3rd

No.409くらいまではモレナが"負けることはない"カードゲーム見せられるのかなーと思っていたら中々どうして。

色々気になっていた情報が出て来た。

----動画版---- 

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■特質系について

今まで疑問に思っていたことへの言及があった。
 

まず、系統別の分布について。

特質系はレアな能力が生まれやすいことを考えると恐らく割合的に少なくて、良くて5%未満悪くて1~3%程度かと個人的には思っていたけど―

驚異の約0.033%(約1/3000)!

こんな確率、電子ガチャくらいでしか身近で見たことないよ。


まぁあくまでモレナ調べで、"モレナ(の環境)に近い者から調べている"だろうことと、

特質系が血統(先天的)や、特殊な環境での育ちが影響する(後天的)と言われていることから、モレナ調べの母集団が極端に偏っていた可能性もある(数値に関しては若干怪しい)のだろうが、他系統に比べると"特質系は極端に少ない系統"とは言えるのだろう。

 

そして、特質系の性質…あるいは特徴についても触れられた。

モレナの説明は、恐らく能力の制約と誓約の関係で明確な嘘はなさそうだが、特に"ある知識がない者に対して簡単に教える"ということは、分かりやすさと引き換えに"厳密に言うと少し違うことを伝える可能性"、つまり誤解が生じる可能性もある

 

また嘘を吐くつもりがなければ、相手の受け取り方次第では「A」を「A’」もしくは「B」とも勘違いしうる様な表現を使うことも恐らく禁じられてはいないだろう。

そのため、今回のモレナの説明は全てを文言通りに受け取るのはちょっと危ないのだろうが、概要を知ったり、わからないことのヒントには十分なりえ、これまでの他の描写と合わせて解釈することで精度を上げることはできそうだ。


まず、他系統が能力の習得に得手不得手があるのに対し、特質系にはそれがないらしい。


これに関しては、"部分的には"クラピカの発言からも予想していた。

しかし―
"強いてマイナスをいうなら、
「苦手がないから特質系なのを知らずに別の系統を極めてちゃって、後で悔しい思いをする」
っていう特質系あるあるくらいかしらね"

―というのはどういう意味なのだろうか。

 

まず、特質系に"苦手がない"ならば、


"覚えた能力であればいかなる系統のものでも100%の精度・威力で使用できる" (ドンっ!!)

というクラピカの「絶対時間(エンペラータイム)の意味が良く分からなくなる。

 

"別の系統を極めちゃって後で悔しい思いをする"
という発言から、
"苦手はないけど逆に得意もない、例えば全系統80%の威力・精度で使える、言い換えればどの系統も100%の習得は無理"
ということでもないのだろう。

 

クラピカが能力の創った当時は放出系の威力・精度がまだ低かったのを「絶対時間(エンペラータイム)で無理矢理に高めていたのなら負担は強くなるだろう。

しかし、様々な能力を使っていく内に各系統の威力・精度が高まって行けば「絶対時間(エンペラータイム)が体に掛ける負担は小さくなる様に思われるが、

 

"発動時、一秒につき一時間の寿命が縮む"

という制約と誓約を負った状況でさえも、クラピカには相当程度の疲労が現れてしまっている。

モレナの言葉通りに考えると苦手がない特質系が元々持つ性質を使うために、クラピカはえげつない制約と誓約を負っていることになってしまうが、何故なのか。

クラピカは実は才能のカケラもないゴミなんや!
と下げるのは簡単だが、個人的にはそこに何の面白みも感じないので別の解釈を探る。

ヒソカの言う「容量(メモリ)はそのような意味だったのだろうか。
例えば強化系ならば、

強化は100%、変化と放出は80%、操作と具現は60%
―という威力・精度で理論上は習得可能である。

 

しかし個人ごとに習得できる限界があり、例えばスキルポイントの様に予め限られた数値があった場合、
それも得意系統から離れるほど習得に必要なpt数が増えるみたい感じだったならどうだろうか。
仮に240pt持っていた場合、強化系能力者が自系統に80pt、操作と具現は振ったポイントの半分の習得度が上がるとして80ptずつ振ってしまった場合はもうそれ以上に触れることができなくなってしまうのかな。
 

つまり念の"習得限界容量"があり、カストロは貴重なスキルポイントを無駄な能力に振ってしまっていたから、

そのことをヒソカは「容量(メモリ)のムダ使い」と言っていたのだろうか。

 

"…そ、それだ!!!"
と思ったあなたは恐らく早漏で候。

 

その考えだとまず、ヒソカの言う

"その能力を覚えてしまうと逆に他の能力を使えなくなってしまう"

で詰まると思われる。これは状況的に新たに他の能力を覚えられなくなってしまうということではなく、これまで使えていた能力が使えなくなってしまうということを話している。

加えて、

ビスケ(恐らく心源流)の教えがおかしいことになってしまう。

 

…?なになに、ふんふん、なるほど。

確かにゴンとキルアはビスケの目から見ても輝く宝石の原石であったから、厳密な習得限界の容量は分からないにしても、ビスケのこれまでの指導の経験からも2人の習得量は多いと判断して、あの修行法を伝えたという考えは非常によろしいと思います。

ちゃんとしっかり読んでいますね。

 

ではサルコフが、

真逆の系統修行するとか無駄な能力覚えさすとかして、王子の念容量地味に削るしかねんじゃね?

修行効率を何割か下げれば時間稼ぎにもなるしな

と話していたのはどう採りましょうか。

この時点でツニキの念系統は不明

そしてその後のサルコフの反応からも、宝石の原石の様な評価は持っていなかったことが見て取れる。

 

もし、各々の念の習得限界の容量があるならば、"王子の念容量地味に削る"なんて言葉は出てこないと思われるのだ。

そのため、恐らく従来の考え方は当たらずとも遠からずだったのかもしれない。

 

恐らく、特質系の念習得度は5パターンあるのかと思われる。

特質系に生まれつき念未収得の場合は、その5パターンのどれにも属していないのではなかろうか。
しかしその興味や関心、つまり潜在的あるいは顕在的な願いを叶えるべく、5つの内のどれかに当てはまるのではなかろうか。

そして定まった後は、六性図の位置に基づいた習得度になってしまうから
"特質系なのを知らずに別の系統を極めちゃって、後で悔しい思いをする"
のかもしれない。

 

ただ後天的に特質系に変わった場合、それも特に念修得済みの場合恐らく元々の系統の近くの位置にズレる感じで、先天的な特質系に対して自由度は欠けるの"かも"しれない。

クラピカの場合は恐らく、クルタ族は特質系の血統かと思われる。

しかし、強過ぎる力に本能的に制限をかけるのためか、最も近い念系統にシフトしているのかと思われる(クラピカの場合は具現化系だった)
そして、クルタ族は怒ると通常では考えられない力を発揮するが、それは無意識に念を使っている様な状態であり、その時に六性図の位置が固定されてしまうのかもしれないが、真実は不明。
―個人的には通常時は具現化系、そして当時は意識的に緋の眼になることができないこともあり、イズナビの下で"具現化系の修行をしてしまった"から、固定されてしまった様に感じている。

 

何にしてもクラピカは少なくとも具現化系に近い位置で固定されてしまったから、緋の眼状態(特質系)になっても放出系は苦手な系統となっており、苦手な系統を無理矢理100%の威力・精度で使おうとするから体への負担が凄まじいのではなかろうか。

そしてもしかすると、モレナの言う

"予め特質系である事が分かれば、複数の系統を高いレベルで習得しなければ、発現・行使出来ない様な高難易度技…にも挑戦可能"
というのは、

全系統の中間に位置するような意識を持てば、六性図の中でも特殊な位置になり、特質100%・他系統80%という様な状態になるのではないかと感じている。

 

そして、クラピカに対してクロロは師匠(?)が特質系ということもあって、能力を創る前に色んなことを聞けた結果として、恐らくモレナの様なハイブリッド型に進め、かつ特質系の中でも特殊中の特殊な能力を生み出せたの"かも"しない。

そのため今のところ特質系含め、念解釈への工事は必要なさそう。
今回の情報を加えた上で、現状維持としておく。
 

■くんかくんか

ドッグマンは現在も"ベスト"の人材探し中。

モレナは"念未収得(条件1)の特質系(条件2)"、かつ直接的でも間接的でも人を殺すという目的を持つ者、言い換えれば"目的達成のためにはそれを容認する思考を持つ者(条件3)"を探している様だ。

 

そのため、

"近づいて頭を嗅いだら、識別100%(何を?)"
に関しては、概ね思考パターンで良さそうである。

今回ボークセンをさらったのは、条件3を満たさなかったものの別の捜索者の条件、つまりツニキの動向を探り得る私設兵という条件を満たしていたからの様だ。

 

恐らく本来、別枠で探していたハズなのだ。
極端に少ない特質系が、まさか別で狙っていたツニキの私設兵(それも1層に入れる者)の中に居るという想定外の超レアケースを引いたから攫ったのだろう。

ただ、他に条件1~3を満たす者がいればボークセンに拘って手間をかける必要がないから、ボークセンは自分の代わりが見つかる前に決着をつけなければいけない様だ。


気になったのは、ドッグマンがどこから捜索を開始していたのかは分からないが、

既に念修得済みの特質系能力者に何人か遭遇していたところだ。
その内の1人にはクロロも含まれる訳だが、クロロ以外にも割合的に考えればレアな特質系能力者が数人いた様だ。

 

恐らく捜索範囲的に系統が明らかになっていないボノやフェイは含まれていないだろう。

…ビヨンド関連の人なのだろうか。
ハンター協会の人もいるか。

 

現時点では大して膨らむ話でもないのだが、妙にワクワクしてしまったのだ。
 

■謝肉祭と不敬罪そして祭孤児とモレナ

カキンは滅ぶべくして滅ぶ国の様である。


謝肉祭は不定期で開催されるというが、祭で生まれた子、つまり祭孤児はカキン歴の下二桁で区分けされるという。

つまり毎年開催されるわけではないけど、カキンの何らかの冠婚葬祭、もしくは何らかの目的のために開催される年は1年に何度か開催されているのだろう。

 

気になったことはいくつかある。

まず二線者と「肉」の選別について
祭孤児は全員生まれてすぐに顔を裂かれるというが、


二線は"国王の子孫"に刻まれる印である。

しかし祭孤児は印を刻まれた後、"科学的選別"により「二線者」と「肉」に分けられ、


現モレナは元々「肉」に分類された者であり、王族ですらない者の様である。

対して本物のモレナは「二線者」に分類され、王族だった様だ。

 

そもそも、謝肉祭は"カキン王族"の祭りである。
そして恐らくメンツを気にするカキンのお国柄からするに、基本的に特定の王族の相手に選ばれた者(=持て成す者)を部下と"共有する"様なことはない様に思われる。

またプライドの高い王子が、王子同士で相手を共有する様なこともしないと思われる。

ただ謝肉祭開催の地に選ばれた村は、「持て成す者」を1人選ぶのではなく、村人全員が「持て成す者」と「その他」に選別されるという言葉からも複数人が選ばれていることが伺える。


そのため1つの解釈として、"王族"相手に遺伝子鑑定をすることは不敬罪だとされているが、現王族の中に"国王の子孫ではない者"がいるということではなかろうか。

ハンタの世界で、いつ頃から遺伝子鑑定を出来る科学レベルになったのかは不明だが、


近代化が一気に進んだと思われる真林官事件以降ならば、ビヨンドがカキンに手を出し始めてからの様に思われる。

 

本来的なカキンの王族とは、"王"と"王の子"、そしてその配偶者を指すのだろうが、

今回の王位継承戦の条件からするに、
現在の実際のカキン王族には、"ナスビーの正室の子"ではあるが、"ナスビーの子"ではない、つまり本来的な意味では"王族ではない子"が混ざっている様である。


不敬罪というルールで遺伝子鑑定を禁じたのはその王子が露見するのを避ける目的だったのかもしれない。

つまり、

・祭孤児には生まれてすぐに"二線"が問答無用で刻まれること
・しかし、その後に"科学的選別"により「二線者」と「肉」に分けられること

・そして「二線者」に選ばれた"本物のモレナは王族"で、「肉」に選ばれた"現モレナは王族ではない"こと

を考慮すると、本来的な意味では"王族ではない王子"が成した子も体外的には二線者として扱い、恐らくその後、科学的選別、即ち遺伝子鑑定を行い"その者の子"は「肉」に分類されている様に思われる。

 

現モレナの年齢はどうやら20歳前後(科学的選別が遺伝子鑑定以外ならば20代後半の可能性も?)

男性の精通は個人差はあれど、早いと9歳頃から始まる子もいるという。

そして、現モレナの母親は数日間休む事も眠る事も許されず、"王族一行"を"持て成し"た結果、身籠った事も、産み落とした事も認識出来ないまま現モレナが2歳の頃に死亡。

モレナの「小さな目的」は「カキン滅亡」で、ツニキへの恨みを示す様なものでもないが、何故かツニキの動向を知りたがっている。

エイ=イのケツモチがツニキだから、モレナの反逆をしれば自分達の邪魔をしてくることは必至でそれゆえの警戒かもしれないが、下層にいる自分達への働きかけは別にツニキの私設兵でなくとも探れるのではなかろうか。

しかしそれでもなお「ツニキの動向」を知りたいのは、モレナが一番殺したい人物はツニキだからな気がするのだ。
何故そこまでツニキに執着するのか。
 

ツニキの悪行を知って、より義憤を感じている?
ただ謝肉祭を行うカキンの王族への嫌悪感を考えたら、大した差がない様に感じるのだ。

 

つまり、現モレナの父親ってツニキなのではなかろうか。

10歳前後で初めて謝肉祭に参加し、恐らく当時から残虐性を持ち合わせていただろうから既に様々な小動物を殺していて、そろそろ"もうちょっと大きい生物"にも手を掛けたいと思い始めていたのではなかろうか。

しかし、謝肉祭は形式的には"祝い事"であろうから意味のない殺人を容認はしていなかったり(祭事として「持て成す者」を焼くのはOKみたいな感じ)、あるいはまだ経験の浅いツニキにリスノースの様な輩が"指導・監督役"として介入していたのなら、子供故に体力があり余り、かつ加減を知らない行為の相手をさせられた者は現モレナの母親の様に身籠った事も、産み落とした事も認識出来ない様な状態にされてしまうことも想像に易い。


次に気になったのは謝肉祭の参加者
No.402での、

フウゲツの手紙にはBBの秘密も書かれているというが、BBがビヨンドの子(それも自覚あり)なら"BBとハルケンの出生の秘密"と括られるだろうが、BBの秘密とハルケンの出生の真実と分けられていることからそうではないと読んだ。

 

そして、ツニキの悪行と対になっていて、

"王家の恥を晒さぬため、あるいは今後自分が王になることを考えれば、実弟がおぞましい犯罪行為に手を染めていたなんて醜聞は決して良い影響は与えないから犯罪の事実や証拠を隠蔽していた"
とかなのかと思っていた。

 

つまりBB本人はクリーンで、色々冷徹やらなんやら言われていたけどハルケンの死を悼む様子などから、最近ちょっと評価を上げていたけど…、立場的に謝肉祭に参加していないとおかしいよね。

要はBBはツニキを毛嫌いしていた様だけど、罪なき者を自分の私欲で殺しまくっていることに義憤を感じていたんじゃなくて、謝肉祭以外でも好き勝手やるから嫌っていただけの様な気がして来たのだ。

 

そして、謝肉祭に参加しているのは男の王子に限った話ではないと思われる。

男の王子は性的な意味でも「持て成す者」を使うだろうが、女の王子は病気や妊娠のリスク(わざわざ王子側が避妊薬を使うのか、という疑問がある)がある上、カミィが下賤などこぞの馬の骨に体を許すとも思えない。

ただ上位王子がカキン伝来の儀式に参加しない訳にも行かないだろうから、カミィも恐らく参加しているだろう。

まぁ、カミィの場合は性的な意味ではなく単純に肉体的な仕置きをするだけだったり、田舎の村も嫌だし、服が汚れるのも嫌だろうから、さっさと殺して汚らわしい祭りの行事を終わらせたかもしれない。
 

でも最後の祭りが開催されたのは一昨年だと言うから、14王子中ワブル以外は参加していてもおかしくはないのかもしれない。

もしかすると上位王子のみに許された特権という可能性もあるだろうけど。

気になったのは最後の祭りが開催されたのは一昨年ということ。

"王族の祭り"であるから、本来的にはその主体は"王と王子"だろうけど、王の配偶者も形式的には王族ですわな。

王位継承戦の参加条件で、ナスビーの子でなくとも"正室の子"であればいい抜け道があったけど、メンツを気にするカキンでの正室は"普通"以上に秘密裡に行いたいものだけど、公務として祭事に帯同するフリして"参加"できそうだよね。

3つ思ったことがあって、

ウンマの部屋にいるっぽい15番目の王子って、一昨年の謝肉祭で出来た子供の可能性あるよねってこと。

2つ目が、

オイトが貧しい家の出身って言っていたけど、ナスビーがどうしてそんな貧しい地域に行っていたのかと思うと、謝肉祭の「持て成す者」だった正室もいる様な思われたのだ。

 

そもそも訪れた村で「持て成す者」と「その他」に選別されるっていうのは、現モレナが二重選別で「肉」になった様に、"継承戦のルールに関わる条件を満たす者"を探していて、その者は発見した時に謝肉祭が開催され"その者"を正室としてひき抜いて、それを誤魔化す&王子達のオモチャ用に適当に「持て成す者」を選んでいたのかもしれない。

つまり、実は謝肉祭なる古代カキンから続く祭事ではなく、むしろ逆に近代化が進み始めてから生まれた祭事、つまりビヨンドがカキンに手を出してから始まったっていう可能性も感じた。

まぁあくまでオイトが貧しい家の出なだけで、それから家を出て何とかのし上がっていって、ナスビーが参加する様な社交界で出会っただけかもしれないけどね。 

3つ目が、参加した王妃の相手をする「持て成す者」にビヨンドがなれるよねってこと。

わざわざカキンの王宮で色んな人の目から隠れたり、操作するなりしてお膳立てをする必要が無いということ。
ビヨンドの前回の探検失敗が約50年前。そしてカキンが謎の無血革命を行ったのが30年前。
当然20年もの空白期間、何もしていない訳もないだろうから、ビヨンドの計画は30年よりもっと前から始まっていた可能性がある。


そして「持て成す者」にビヨンドを据えて正室の王妃と子を成し、その王子がさらに謝肉祭で子を成せば、謝肉祭での二重選別の必要性も生まれて来るよね。

割とガチでツニキがビヨンドの子、現モレナがビヨンドの孫だったりしない?


■モレナについて
ここまで現モレナと特に考えもなく書いて来たが、タイピングがだるいので基本にモレナと表記している時は現モレナを指すこととする。

逆に"本物のモレナ"について触れる時は、"旧モレナ"だとか"本物のモレナ"と表記する。

 

そして、話題は当然現在のモレナについて。
ボークセン曰く、怒りを隠している様だけど、

"おかしくねんじゃね?"
という言葉が少しひっかかった。
冷静を装う演技をしている様に、今のキャラも演技でこの口調が素なのだろうか。


そして、モレナ達の共通の大きな目的は「人を殺すこと」の様だ。
ただその理由や事情、標的やその数の違いはあり、それが各々の小さな目的らしい。
モレナの場合は「カキン滅亡」が小さな目的で、それが達成出来たら「人類滅亡」まで頑張るつもりとのこと。


またボークセンに話していたお互いのリスクに関して、モレナ側のリスクがいまいちしっくり来なかったのだが、


本当に能力の制約と誓約上のリスクを抱えていた様だ。
(つまり、現メンバーは全員このゲームをやって加入しているのだろう)

まず、ボークセンがカードゲームで勝ったら本当に帰れる様だ。

それも記憶を消される訳でもなく、さらには出来る限りボークセンの周辺の者(モレナが知り得た情報の中で、ボークが大切に思う人)を避けてくれるらしい。

(まぁ、カキンの滅亡を目的としてることもありいずれは殺すことになるから、正確には出来る限り後回しにするという感じなのだが)

 

それも念による縛りでボークセンの口から秘密が漏れることを"防ぐ"措置もせず、あくまで"口約束"
ただ、秘密を漏らしたことが露見した場合はその限りではない、ということの様だ。
(あくまで"漏洩防止"の措置はしていないだけど、"漏洩感知"の措置はしているのかも)


■特殊戒厳令発令
状況的にクロロが1層に突入したには早すぎるから、当然ハルケン絡みだろう。


個人的には葬送式に参列した支援者達とジョイントして、葬送式開始時点で鳴動が発生して、かつ支援者達も私設兵達の後ろから着いて来ているから、特殊戒厳令で兵を動かすと逆に結束させてしまうからBBは特殊戒厳令を出せないんじゃないかと踏んでいた。
しかし、中央階段をハルケンの私設兵達が登る段階でもジョイントはしていなかった様だ。

 

極大化したジョイントしたオーラを間近で浴びることで、それもハルケン支持者達のオーラには悪意がないこともあって、2~3層で大量の念能力者が生まれるかと思っていたけど、それもなさそうだ。

 

しかし、これだとハルケン支持者達を葬送式に参列させた意味って何かあるのだろうか。

ハルケンの矢が奪ったタゲの肉体に宿る記憶を読める力もあって念に関する知識を得たことで、ジョイントに工夫が出来る様になったのだろうか。

要は葬送式に参列した同志と、静かに、そして小さくオーラを繋げるだけに留めて、ハルケンの棺が1層に戻ったタイミングで最期のハルケンへの黙祷を呼びかけ、そのタイミングでジョイントすれば物理的には離れているけど極大ジョイントは出来るのではなかろうか。

 

ハルケンの策は何なのか。

BBはどの様な状況で発令したのか。

楽しみです。

 

■巻末コメント 

最近朝起きると寒く感じるのは気温が下がっているからではないかと推測します。<義博>

11月7日に、

11月末くらいまで不定期投稿になりそうです。
色々ありまして仕事に集中出来ないのはいつもの事と慣れっこのつもりでしたが…

って投稿あったけど、最近の投稿から深夜…というか早朝くらいまで眠いといいつつお仕事されている様子なんですよね。

何かトラブル…とまでは行かないまでもやらなきゃいけないことが恐らく仕事以外で出来てしまって、日中はそっちの関係をやって夜にお仕事されている様な状況だと勝手に想像しています。


ただ、日中やられていることは他人に話す様なことでもなく、それ以外は缶詰状態(?)でお仕事されているからか本当に巻末コメントに書くことがないんだろうなぁ…。

 

普段は"例のアレ"関連の巻末コメントだと無感情になっちゃうんだけど、逆にこういう状況になっちゃうとそっちの方が良かった様にも感じてしまう。

そんな感じで今週の本誌の内容に関しては以上かなー。
ばいびー!なのだ!

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