【part.1】HUNTER HUNTER【No.361~370】
今年中にもう1度再開するらしいがもう11月。
年末ギリギリになって再開情報を出されても時期的に読み返す余裕はなさそうなので先んじてNo.361~370のメモ+感想。
未発売の35巻の内容のため、未読の方はご注意をば。
アメーバの仕様上(文字数制限)、5つに分割。
1 → このエントリー(ワブル+上位王子関連)
2 → 下位王子関連
3 → 能力関連1(クラピカ)
5 → 能力関連3(「11人いる」続き)
◆暗黒大陸(仮)への渡航期間と進捗
渡航期間はおおよそ2ヶ月で、No359のラムちゃん情報では3週間程で人類領海域を出て、そこからおおよそ5週間で未開海域にある暗黒大陸(仮)に到着予定。
今回のNo.361~370では初日を終えたところ―18時間(実質9時間)+αと、進捗状況は絶望的とも言える。
果たしてこの連載ペースで暗黒大陸に到着する日は来るのだろうか。
◆各王子とその守護霊獣と諸情報
◇守護霊獣
復習+今回の情報+α。
守護霊獣とは子孫繁栄を願った初代カキン王が具現化した壺に血を捧げることでカキン王子が得る寄生型の念獣。
取り憑いた者のオーラを糧とし、その者の人となりに影響を受けた形態・能力に変貌するが、自身が創り出したものではないため、王子が自らの意志で動かす事はできない。
<守護霊獣の性質や本能(ルール)>
・霊獣同士は殺し合わない
・霊獣の憑いた人間を直接攻撃しない(共にナスビ国王より)
→ナスビ国王によれば、上記2つの本能は爪と牙しか持たない獣は遠からず滅びてしまうため、霊獣を後方支援に特化させることで、より賢い王を選出しようとした初代国王の考えが反映されているらしい。
上記2ルールはナスビ国王の心の声で明かされたもので、現段階では王子達の共通認識ではない。
気になる表現として、上記2ルールには“同じ壺から生まれた守護霊獣には”と限定が附されていた。あの壺は複数あったり、壺を収めたケースの中で一定周期ごとに消失&出現を繰り返すなどしていれば、ナスビの霊獣と現王子達の霊獣を生み出した壺は異なり、親殺しor子殺しは可能なのかもしれない。
・霊獣の憑いた人間は念能力者であっても自・他の霊獣を視認できない
→王子の中で念能力者がベンジャミン(第1王子)しかいないため、このルールはベンジャミン達しか得ていない情報。ただ知っていたからといって有利に働くようなものではなさそうだ。
・霊獣の憑いた人間がオーラ切れを起こせば霊獣は活動できない
→寄生型の念獣である守護霊獣は宿主である王子のオーラをエネルギーにして活動するため、霊獣自体が攻撃行動を取ったり、王子自身が念習得の訓練などでオーラを消費していたり、元々オーラ量が少なかったりすれば王子を守護できなくなる。
モモゼ(第12王子)が暗殺されたことで、念能力者が護衛の中にいる王子達は把握したと思われる性質。
王子を暗殺したい連中は如何にオーラ切れを起こさせるか、と考えるのかもしれない。
・守護霊獣の能力
→今のところ操作系の能力を持っている守護霊獣が出たが、ほとんど明らかになっていない。
壺を作った初代カキン王が具現化系に近い系統であろうことから、具現化系に近い念系統を持つ守護霊獣が多いのか、それとも“取り憑いた者のオーラを糧とし、その者の人となりに影響を受けた形態・能力に変貌する”という言葉からも想像できる通り、憑いた王子のオーラの性質にも影響を受けて能力が発現するかは不明。個人的には後者かと思われる。
◇第14王子:ワブル
第8王妃オイトの娘。
No350ではオイトが“娘”と言っていたが、No368でオイトは“息子(ワブル)”と言っている。
“ワブル(息子)”ならば、クラピカに心を閉ざしたオイトが、性別に関係なく王の子を“王子”と呼ぶ表向き・形式な対応をしている、と解釈できるが“息子(ワブル)”になってしまっているので、恐らく修正されると思われる。
【ワブルの念獣】
それらしき影(気配)は描写されたが、念獣の姿・形は現状不明。
しかし、No360にて上位王妃から派遣された護衛(監視もしくは暗殺目的)の5名―
―ウドちゃん達の死に際し、ワブルが警護兵の殺意を察し防衛の為にやったとも考えられるし、最も弱く幼い王子を狙い周囲から崩そうと考えた他の王子の犯行とも考えられるとクラピカが述べていたが、ワブルは“乳飲み子”。
母乳が母親の血液から出来ていることからも“血飲み子”と捉えやすい気がしないでもない。
後述のマラヤーム(第13王子)の霊獣が大きくなっている(成長している?)ことを思うと、今後念能力者の血を吸っていくことで何とかエムさんじゃないが、とんでもない化物が生まれるのかも。
ただ、強い霊獣であればあるほど、ランニングコストが増すであろうことから、とんでもないデスパレードに発展する可能性も?
No370で登場した“11人いる!(サイレントマジョリティー)”の能力の内容が極めて似ているが個人的には別物と考えている。
詳細は能力関連で補足。
【ワブルの護衛等】
第8王妃オイト。ワブルのママン。
クラピカの能力の副作用により念能力に目覚め、目下能力開発中。
ワブルの護衛・ビル。
“能力ゥゥゥ発動ォォ!!”と意外とノリのいいハンター協会員(協専)。
極端な例だが戦車も一発でオシャカにするスーパーバズーカを片手で防ぐ者が居ることを思うと、口径はわからないがハンドガンを防いだ際に顔を歪めていたところから、恐らく下寄り(操作・特質・具現化)の能力者だろうか。
ワブルの従事者・シマノ。
シマヌと呼ばれていることも何度かあるため、本当の名前がどちらかは不明。35巻で修正(統一)されると思われるが、とりあえず顔が日本人っぽいのでシマノと呼ぶ。
カキンの内部事情に疎いクラピカに適切な助言を出す中々のキレ者。行動力もあり肝も据わっている。
実は他の王子に子供を殺された念能力者で、その王子に自分も殺された際に発動する念能力“息子なき我が人生(ハンプティダンプティ)”を持ち、「(殺される)この瞬間をずっと待っていた」と歪んだ笑みを浮かべながら卵型の頭がピシピシと割れ、目標の王子を殺すところまでは妄想した。
◇第1王子:ベンジャミン
第1王妃・ウンマが第1子。ツェリードニヒ(4)の兄で継承戦以前から念能力者。
シマノ曰く、冷徹で決して交渉や命乞いで考えを変えることなく、直接下々の者と話すことはしない人物。特徴を表すならば“憤怒”もしくは“傲慢”。
ある意味王子達は皆傲慢なため憤怒の方がいいのかも。
私設兵隊長・バルサミルコは“直情型で最短の道を好むため誤解されやすいが、臆せず理詰めで話し情報を提供すれば的確な判断をされる…剛柔備わる方”と評しているが、二人の間には元々信頼関係があるわけで親バカ的思考に思えなくもない。
少なくとも、他の13人の王子達が出航セレモニーに参加したことを受けて“もしも他の王子に殺されたならば幸運に思え、オレ様はただでは殺さぬ”と考えていたことからツェリードニヒと根は近しい様に思われる。
現時点では霊獣同士は殺し合わず、霊獣は王子を直接攻撃しないルールが明らかになっておらずベンジャミンには自他の霊獣が見えないため、バルサミルコから単独を動くことを止められているが、ルールが判明すれば宣言通り、ツェリードニヒを直々に伐とうとするのかもしれない。
ベンジャミン自身は継承戦以前から念能力者のためタイマンなら圧倒的有利なのであろうが、現在ツェリードニヒは驚異的なスピードで念を習得中のため、舐めて掛かった+逆上して直線的になった攻撃を躱され拘され、拷問の限りを尽くされて絶命すると個人的にニッコリ。
【ベンジャミンの念獣】
映画・エイリアンを彷彿とさせるような異形の念獣。下のお口が意味深。
今のところ能力不明だが、鉤爪?のついたマント(羽?)に、鋭い両手の爪に、いつかのピトーを思わせるような膨れ上がった大腿部―と、肉弾戦を得意とするように思われる。ベンジャミンは強化系能力者のような印象を受けるが、やはり念獣の能力も憑いた王子の念系統に影響を受けるのだろうか。
しかし王子自身は強化系なのに物を操作することに強い興味を持っていたりすると発現する念獣の能力はとてつもなくコスパが悪く、ともすればすぐにエネルギー切れを起こす=王子は全身疲労で動けず、念獣も活動できず無防備状態と、本末転倒も甚だしいのではなかろうか。
念獣は王子の興味関心を実現しやすいオーラ質を持って生まれるのだろうか?(“願望の成就”―初代カキン王は特質系?それとも念獣に自身と異なるオーラ質を持たせることは具現でも可能?)
今後、ベンジャミンとツェリードニヒの念系統と念獣の能力は明らかになりそうだから、その情報出たら再検討でよいのかも。あまりに情報が少なすぎる。
【ベンジャミンの護衛】
ベンジャミンは軍事最高副顧問の地位にいることもあり、どうやら私設兵の精鋭は全員念能力者の模様。
私設兵隊長・バルサミコ。ベンジャミンからの信頼が厚い様子。
シマノの発言も考慮すると、恐らくカキン軍の曹長でバルサミルコ=マイト。
精鋭(国王正規軍にも所属する上級兵士)らの名前や監視先を覚える必要はないと思われるため省略。
現在、国防法に則って「各王子の警護と監視」として派遣されているが、隙あらば証拠を捏造してでも王子達の戦力(護衛)を削ることを許可(黙認?)されている模様。
各王子は精鋭らが派遣されることを拒否することはできない(拒否すれば拘束されるため)。
◇第2王子:カミーラ
第2王妃・ドゥアズルが第1子。
ツベッパ(5)、ルズールス(7)、ハルケンブルグ(9)の姉。
“生き残った唯1名が正式な王位継承者となる”
という継承戦における唯一・最大のルールの定義をナスビ国王に確認した際のベンジャミンとカミーラのやりとり―
“自らが王となる前提で臨むならば他者の定義に拘る必要など皆無!!”
“カミィはイヤ!カミィは世界中の人間をカミィの思い通りに動かしたいの!まずカミィ以外の王子は死んで欲しいわ!理想は自ら進んで死んでほしい!
「カミーラが王になるのだから」「私は死ぬべきだ」って思ってほしいの!”
―からも、極めて自己中心的な人物であることがわかる。
特徴を表すならば飽くなき欲望、“強欲”。
【カミーラの念獣】
恐らくドレスを着た亜人型の念獣と思われる。
ちょうどカミーラが着ている―
―白雪姫型(?)のドレスで、たわわに実った洋ナシの様なところ全てが袖なのではなかろうか。
“世界中の人間をカミィの思い通りに動かしたい”
“願っただけで実現しないなんて理不尽”
というカミーラの考えから、たくさんある袖から手が生えて、カミーラの代わりにカミーラが思ったことを実現する能力、“思い通りに動かしたい”という言葉から生えて来た手の爪などを相手に刺すことなどで、相手を操作する様な能力だろうか。今のところ能力不明。
【カミーラの護衛等】
第2王妃・ドゥアズル。
何事にも控え目な性分故か、正反対な性格のカミーラに逆らうことが出来ない様子。
ドゥアズルの4子・ハルケンブルグは“生来、母親とも二人の姉とも折り合いが悪い”との逸話をクラピカが出していたが、上記ドゥアズルの性格からカミーラからそう命じられていたと思われるが、現在カミーラからハルケンブルグの殺害を指示されている。
第2王妃所属警護兵隊長・マンダム。
ドゥアズルから警護兵にはサポート役に徹する様に指示していることもあってか、今のところカミーラの警護兵の内情はほとんどわかっていない。
恐らくまだあまり気にしなくてよいのだろう。
クラピカ主催の念能力講習会に誰も参加させていないことから、少なくとも1人以上は念能力者がいる模様。
◇第3王子:チョウライ
第3王妃・トウチョウレイの子で、第3王妃系唯一の王子。
当初本誌連載時では白かったが単行本収録時には褐色となり、今回の再開後初登場時(No362)ではまた白くなってしまった御仁。
特徴を表すならば“虚飾”だろうか(旧七つの大罪である八つの枢要罪のひとつ。ツベッパの“奢侈を尽くす”から)。
シマノ曰く、自ら受話器を持ち下々の者と直接交渉する程には寛容だが後回しにされたら順番を待たずに切るほどには高慢で、出来たら殺し合いは避けたいと思いながらも、いざとなればためらわない優しさと残酷さを併せ持つ人物。
機嫌を損ねず付き合うことができれば、少なくとも王子の数が絞られるまではワブルらを標的にする事はないだろうとのこと。
今のところ、ワブルが赤子(継承戦にほぼ影響を及ぼさない)であること、その警護兵がほぼ壊滅状態であること、にも関わらず残った警護兵(クラピカ)が継承戦に多大な影響を及ぼしていることに興味を持たれ平和的な関係を築いている。
今のところ悪評高き上位王子にしてはまともな人物に見えるが、二面性のある人物であることがシマノ助言からわかっているため、私達が見ているのはその一側面だけなのだろう。
果たしてもう一側面がどのレベルなのか。
【チョウライの念獣】
日本の妖怪・輪入道のような念獣…なんて言うと怒りそうなので太陽の車輪型の念獣…ぐらいが無難だろうか。
母親の名前も少し変わっているので彼の母親の部族が崇める神等の影響を受けているのかもしれない。
VIPら(?)との歓談でチョウライがリラックスしていた晩餐会では眠っているような様子だったが―
―オイトらとの会談の際にはまるで値踏みするかのように凝視していたため、チョウライは表向きは平和的だが、もう一側面が念獣の様子からも見え隠れしている様に思われる。
二面性のある人物で、念獣には「+(プラス)」マークがあるため、この車輪の裏側が「-(マイナス)」マークなのか、念獣の額のマーク自体がひっくり返るなどして豹変するのかもしれない。
しかし他の念獣に比べると手足がないため、小回りが利くタイプには見えない(豹変時、第2形態に移行する?)。
形態が変わらないとすると、旅団のフェイタンの様な敵味方を問わず無差別に攻撃してしまうような能力なのだろうか(放出・変化・具現どれでもいけそう)。
それとも太陽の車輪だとすると、“光”が相手への攻撃手段(外的刺激)で車輪が発した光を相手が視認することで操作状態に持ち込めるような操作系の能力だろうか。今のところ能力不明。
【チョウライの護衛】
護衛隊長不明。
チョウライは念を知らなかったため、護衛には私設兵含め念能力者がいない模様。
ただ、継承戦の戦略上敢えて無知を装っているという可能性や、何十年も前から暗黒大陸探検の準備をしていたビヨンド側のスパイが護衛兵の中に居て無能力者を装っている(ためチョウライの情報を伝えてないいない)可能性もあるのかもしれない。
◇第4王子:ツェリードニヒ
第1王妃・ウンマが第2子。ベンジャミン(1)の弟で、“この世で一番嫌いなのは嘘つく女”。
快楽殺人者であり人体収集家。カキン王子の中で一番の注目株。
特徴を表すならば“無知の不知”(自身が挙げた七つの大罪に足りない最大の罪)だろうか。
次の日曜(の晩餐会)にツベッパ(5)と共闘協定を結ぶ予定。
内心では“お前(ツベッパ)が生きていればな…”と考えており、信頼関係に基づくものでもなく恐らく形式的なもの。
現在私設兵・テータの下で、驚異的な速度で念を習得中。
恐らく何をやらせても人並み以上の領域に容易に到達してしまう生来の資質と権力が中二的万能感の要因なのだろう。
◎人体コレクション
少なくとも5対の緋の目を有しており、クラピカの目的でもある。
本誌と単行本では若干の描写の違いがあるが―、
―恐らくツェリードニヒに背部にある頭部は実物ではないと思われる。
眼球が何か液体の入った器の中で浮いているのに対して、頭部らしきものは特段何かの容器に入っている様子はない。
何かでコーティングするなどして、緋の目の美しさを損なうことなく鑑賞することができるならば、わざわざ5対の緋の目をケースに入れる必要がない。液体やケースの屈折でどうやっても元の美しさを損なってしまうにも関わらず、そのケースに入れるのはそうしなければ緋の眼の美しさを保てないからであろう。
緋の眼は頭部とのセットがベストとされているにも関わらず、その最上級品の保存状態が悪いこと、また保存状態が悪いものがコレクションの中央にあることに強い違和感がある。
本誌にはなかった円柱状の薄い台が単行本で描かれていることを踏まえ、保存技術が確立されていなかった頃に作られた、かなり昔のクルタ族の頭部セットもしくは“予約席”としての像(完成品想像図)かと個人的には思われる。
もちろん予約席とは少し前に緋の目オーナーからコレクションを奪っていったと噂のクルタ族の生き残り用である。
【ツェリードニヒの念獣】
レベルE時代を彷彿とさせる女型の人面馬のような念獣。
馬の顔の中にはナメクジのような舌と口部を接合された少女(?)が納められている。ひょっとするとツェリードニヒに嘘をつき、最初に解体された被害者なのかもしれないが詳細不明。
他の王子とその念獣の対比の描写が少ないため何とも言えないが、ツェリードニヒの感情と強くリンクしており、他の守護聖獣に比べて好戦的に思われる。
今のところツェリードニヒがストレス(怒りや猜疑心)を感じると、その相手を極めて至近距離で観察し始め、場合によっては攻撃を行っている(具体的な攻撃方法の描写はなし)。今のところ能力不明。
【ツェリードニヒの護衛】
護衛隊長不明。
執事の様な年配の側近がNo363で登場しているが、その人物が役割は不明。
私設兵・テータ。
今回の渡航に際しハンター協会に入った5人の私設兵の1人で、ツェリードニヒの私設兵の中で念能力者と明かしている2人の内の1人。
ツェリードニヒのことを決して念など会得してはいけない人間と考えてはいるが、逼迫した状況から他に選択肢がなくツェリードニヒに念を教えている。
クラピカが“2週間で念を習得できる”と公言したことで窮地に立たされており、念獣に彼女に何らかの攻撃を行った可能性があるが、ツェリードニヒとしてもテータが死ぬことにはデメリットも大きいため、命には別状ない状態―少なくとも言葉を発することはできる状態―かと思われる。
私設兵・サルコフ。
テータと同じくハンター協会に加入した5人の私設兵の1人で、、念能力者と明かしている2人の内のもう1人。
楽観的で恐らく肉体言語タイプ。ひとまずテータだけでも把握しておけばよいと思われる。
◇第5王子:ツバッペ
第2王妃・ドゥアズルが第2子。
イマイチ性別がわかりづらいが口調や、ハルケンブルグ(9)には2人の姉がいるという事前情報から恐らく女性。
カミーラ(2)の妹、ルズールス(7)、ハルケンブルグ(9)の姉。
シマノ曰く、電話に自ら出るタイプではないが現在の国王制のあり方には厳しい意見を持っており、今回の継承戦に参加している理由は上位王子(1~3)に国政を握らせることを阻止する為。
国王になったあかつきには現国王に折衝し下位王子達への恩赦を勝ち獲るほどの政治力を持ち、チョウライ(3)を優先して待たせたとしてもそれを屈辱と考える性格の持ち主ではないとのこと。
ツベッパは他の王子に対して、
第10王子以下は幼く武力(チカラ)も政治力(コネ)もなく、
タイソン(6)、ルズールス(7)、サレサレ(8)には志がなく、
上位3王子は醜悪、ベンジャミン(1)は驕り、カミーラ(2)は貪り、チョウライ(3)は奢侈を尽くす者として粛清すべきと考えている。
※ハルケンブルグ(9)は継承戦不参加のため評価不明
裏の顔を知らないためかツェリードニヒ(4)は評価している様で、実質上位5人のサバイバルとして共闘を提案した。
【ツベッパの念獣】
“ゲゴ・・”という鳴き声(?)から、恐らく蛙型(ツノガエル?)の戦車のような念獣。
背中のトゲのようなものが尖っていないことから、何かの射出口でツバッペ自身が化学者であるかのような描写もあるため、ガスや追跡型の小型ミサイルを打ち出すような能力なのかもしれない。今のところ能力不明。
【ツベッパの護衛】
私設兵隊長・マオール。
融通の利かない堅物のような印象を受けるが、オイト王妃への心理的負担をかけることに異を唱えていたため忠節を尽くす人物の様だ。
ツベッパに念に関わる情報が提供されていないため、マオールは念能力者ではないかと思われるが、ベンジャミン(1)の精鋭が念能力者であることを隠す者がいるという集団の中の1人であるため、本当に非能力者であるかは不明。
No365でクラピカと初めて接触した際に自身を少尉と告げていたが、念能力者であるバルサミルコは曹長。
曹長も様々ある(恐らく国によっても違う)が、一般的には少尉>曹長。
カキン兵士は基本的には非能力者だが、能力者だけを集めた特殊部隊の様なものがあってバルサミルコはそこに所属―表立つ部隊でもないので階級は上がらない、低いままということなのだろうか。
マオールは現在クラピカ主催の念能力講習会に参加中。
ツバッペがクラピカを高く評価しており、ワブルごとでもいいので仲間に引き入れるよう命じられている。
→下位王子関連 に続く。