PCR判定と逆再生のタブー | ささのブログ

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昨日行って来た2度目のPCR検査の判定が今日の昼頃にメールで届いた。結果は「陰性」。これでようやく社会に復帰出来る。昨日のブログでコロナ罹患を書き、翌日に陰性判定を書くと、あっという間のことのような印象を持たれそうだが、11日間は長かった。その間、抗原検査を5回、PCRを1回やって、全て陽性。昨日の2度目のPCR判定がもし「陽性」だったら、舞台の代役を立てるなど、周りに実害を与えることになるので、ギリギリでの「白判定」であった。

 

隔離期間中、体調はほとんど問題ないという自覚だったが、やはりその間全く運動をしなかったので、体力が落ちている。今日、11日ぶりに駅まで歩いて来たが、予想外に息が上がった。これは、時間をかけてリハビリしなくてはならない。夕方、公園の野良猫への餌やりは2週間ぶり。いつものトルコ式の呼びかけをすると、トラちゃんすぐに来てくれた。元気そうでほっとした。

 

普段から食は細い。3度の食事の量が少ない上に、間食を一切しない。なので、おそらく、同年代の男性と比べてはもちろん、多くの女性たちよりも摂取する総カロリーは少ないだろう。が、毎晩、飲酒をしているので、それでバランスを取っているのだと思っていた。だが、この11日間は全くの断酒。それでも腹が減らない。少量の3食がやっと。栄養的にはどうかとは思うが、外出できない引きこもり生活において小食は本当に助かった。

 

 

引きこもり生活ではすることがないので、ネット閲覧かテレビで時間をつぶしていたが、集中力がないので、映画などは見る気がしない。よく見ていたのは「孤独のグルメ」。五郎の異常な食事量には辟易しつつも、あまり食べたくない食事をとる際には、画面越しに美味しそうに食べる姿を見ながらと言うのはいいものだ。

 

ごく最近見た話は、コロナ禍に入ってからのシリーズらしく、出演者が全員マスクをしている。もちろん、食べるシーンではマスクを取るが、お店の方々は基本マスクをつけっぱなし。この回のドライブインの女将さんもずっとマスク着用。この女将さんが、齢は私と近そうだが、なんかいい感じ。だが、ずっとマスクを付けっぱなしなので、目元しか見えず、お顔を見てみたい。

 

大抵の回では、ホール係の役者さんは厨房に入って、水を飲む際に一瞬マスクを取るシーンがあることが多い。本編が終わって「ふらっとQUSUMI」になったので、10倍速の巻き戻し再生をして、女将さんがマスクを取るシーンがないか、探すことにした。が、これが大失敗。基本、食べるシーンばかりのドラマなので、巻き戻しすると、口からどんどん食べ物が吐き出される。

 

大食漢の五郎の口から、大量の食べ物が箸でつまみ出され、何枚もの皿に並んで行く。逆再生だとわかっていても、弱っている身体には視覚的にきつい。結局、女将さんの素顔のシーンもなかった。食べるシーンのある放送で逆再生はタブーだと思い知った。