革靴新調2020 | ささのブログ

ささのブログ

ブログの説明を入力します。

普段履きの革靴、だいぶくたびれてきた。といっても、合皮なので、「革靴」と称するのはちょっと引け目があるが見た目は革靴。合皮の靴を買うのは初めてだったので、とりあえず1足試してみようと2019年の1月に茶色を買い、特に問題なかったので、3月に同じ作りの黒を買って交互に履いてきた。それまではずっと本革を履いてきて、毎日オイルを塗って出かけていたので、その手間が省けるのはずいぶんと楽だった。 

 

 

だが、本革は持ち主の手入れによって成長するのに対し、合皮は履いた日からどんどん痛んでいくだけだった。それが残念だし、手間がかけられないもどかしさを強く感じていた。反面、これほど手間をかけさせられた靴も初めて。作りが雑で、あちこちのパーツが半年も経たないうちに取れてそのままでは崩壊しそうなので、その都度、縫ったりボンドでくっつけたりした。そういうリペアが出来ない人が履いたら、この合皮の靴は半年で捨てているはずだ。

 

 

 

で、今度は本革に戻した。2年前までは十数年来同じ革靴を地元の店で買い直し続けてきたが、数年前から急激にソールの質が悪くなり、半年ほどで靴底が割れてしまうようになった。さすがに、真っ二つに割れた靴底はどうしようもないので、今回はその履き続けた革靴とほぼ同じ形状の靴を、全国にチェーンを持つ大型店で探した。値段は合皮のほぼ倍。だが、今までの経験でだいたい3年ほどは持つはずなので、コスパ的にはほぼ一緒。

 

 

 

写真右側が新調した本革の靴、左が22ヶ月履いた合皮の靴。ぱっと見ではどちらが新品かわからないが、合皮の方は、表面がバリバリにひび割れていて、雨の日などは歩けたものでは無い状態。だ が、靴底は割れることもなく、すり減りもたいしたことは無い。なので、22ヶ月、安心して歩いてこられた。

 

 

 

で、靴の新調の際の恒例、引退する合皮の靴でどれだけ歩いたか、計算してみた。私は毎日歩数計の数字を綿密に記録しているので、正確な数字が出せる。この22ヶ月間の総歩数は約1千40万歩。そのうち、朝ウォーキングはジョギング用シューズで歩いているので、その分、264万歩をマイナスする。茶色と黒を交互に履いてきたので、2で割ると389万歩。これが、この茶色の合皮の靴で歩いた、だいたいの総歩数。

 

 

 

ちなみに買ったときの値段をこの総歩数で割ると、一歩あたりの金額は0.00128円。高いのか安いのかはさっぱりわからないが、前回の「革靴新調 2019  で出た数字は0.00228円だったので、半額近い。なので、納得しての交代となった。それにしても、靴一歩あたりのコスパ計算している奴は私ぐらいのもんだろう……