11歳で川崎病にかかったサッカー少年のその後の生活を記録しています。

退院後1年たって後遺症が完治、中学生となり新たな生活が始まりました。

 

  暑さの中走り切り、翌日は部活をさぼるがプールには行く

暑さに弱い息子、しかし走りきらなければAチームへの復帰はない

本人曰く毎日必死で頑張って走っているらしい

 

息子は考えずにとっさに動いてしまう、ということがほとんどない

例えばルーズボールに対して自分よりも味方Aの方が近さや体の向きからして奪ってそのまま上がれる、みたいな場合にはボールを取りに行くのは味方Aに任せて味方Aがとりやすいように周辺の敵をけん制する、という判断をする

彼としては考えてチームとして最善の動きをしているしているつもりだが、コーチによっては「人任せ」で「頑張り」「気持ち」みたいなものが見えないという評価となる

 

根性論はどうかと思うけれども、最後の最後は精神力、というのは自分も競技スポーツをやっていたからわかる

もう限界、というところから力をひねりだすのは精神力しかない

最後の最後の場面で勝ちをつかみ取る、疲れていても最後の一歩を出す、といった「必死さ」「頑張り」も勝負には絶対に必要なので、そこは今は足りないのでがんばってもらいたい

 

連日、移動と試合が1区切りつき、サッカーは3日間OFF

オフ1日目、夏休み中たった1回しかない英語部の活動がある

そう、息子は中学校では英語部に所属しているのだ

毎週2日、英語でゲームをしたり、テーマを決めて英会話をしたりしているらしい

留学生を招いて交流会をする、その1日が夏休みの英語部の活動の全てである

その留学生たちが全員英語圏ではないことは英語部としてどうなのか、というところはあるが、全員英語でコミュニケーションをとるんでしょうね、きっと。

 

前日、日焼けと疲れで顔を真っ赤にして帰ってきた息子

今日はめっちゃ走ったし、だれよりも出場時間も長いかった、としきりに疲れたアピールをしてくる

しかし無視して、明日の交流会のための折り紙などの日本グッズ、書道の道具などを準備させる

寝る時も足がいたい、もう動けないアピールがすごい

サッカーをした日はマッサージをするのだが、たしかに足はパンパン

だが、足を使うわけではないので英語部の活動に影響はないはず

 

翌朝、全然起きてこない

「俺、今日ムリ、動けない」と言い出した

お母さんは英語部の活動のために朝早く起きてお弁当を作りましたけれども??

会社に行く時間が迫り、仕方なく学校にお休みの連絡をし、作った弁当を食べて英語部が活動している間は寝ているか勉強しておくように言い捨てて出社

会社に向かう電車の中でスマホの勉強とLINE以外のアプリとswitchをロック

夜は帰ってきたお父さんに、学校のことがちゃんとできないならサッカーやめちまえと怒られる

 

翌日、朝LINEをチェックするなり

「俺、プール行ってくる」と支度してさっさと出かけていった

遊びだと体がすぐ動くのね

電車に乗ってチームのメンバーと開門前から閉門までずっとプールで遊んできた

8:30に家を出て18:00過ぎに帰宅

こんだけプールで遊べたら、昨日英語部行けたよね??