こんにちは、ささみです。
カブのバッテリーがほぼ死んでいます
セルは弱々しく当然エンジンは始動できません。
キックでエンジン始動が可能なのでずるずると先延ばししています。
今日は、過去に少しだけ整備した内容をメモしておきます。
全波整流レギュレーターに交換
夜にカブでお散歩していて信号待ちなどアイドリング状態でヘッドライトが極端に暗くなっていました。
走行中はヘッドライトの明るさが戻るので、小排気量特有のアイドリング時の発電量不足だろうと思い気にしていませんでした。
いつしか、エンジン回転数を上げると(発電量が多くなると)、明らかに明るすぎるようになり、見事にヘッドライトのフィラメントがお亡くなりになりました
何回か電球を交換しましたが結果は同じなので、レギュレーター(レギュレートレクチファイヤー)の故障だと判断し、どうせならと全波整流にすることにしました。
全波整流のメリット
■安定した電源供給
・全波整流は半波整流よりも安定した電力供給が可能。
■電装品の効率向上
・電球やヒーターなどの電装品は、全波整流によってより安定した電力を受け取ることができる。
・効率が向上し、寿命も延びる可能性がある。
■充電効率の向上
・バイクのバッテリー充電効率が向上。
■ライトの明るさ向上
・ライトなどの電装品の明るさや安定性が向上
・特に低速時やアイドリング時において、明るさの低下が少なくなる。
全波整流のデメリット
■コスト上昇
・古いモデルのバイクやエントリーレベルのモデルでは、半波整流が採用されることが多い。
■簡易性と信頼性
・半波整流回路はシンプルであり、信頼性が高い。
・部品点数が少なく、構造がシンプルであるため、故障のリスクが低く、修理やメンテナンスも比較的容易。
■目的に合った性能
・一部のバイクでは、半波整流でも十分な性能が得られる。
・低出力のバイクや一般的な日常使用において、全波整流による追加の性能向上が必要ない。
私の場合は、以下のロジックから全波整流をすることにしました。
■電球をすべてLEDに変更したい
・交流でLEDを使うと故障および点灯しない
■電装系を直流化すればいい!!
・バッテリーの充電が間に合わない
■全波整流すればいい!!
・交流問題の解決とバッテリー充電問題を同時に解決
本当は、ただエンジン回りをいじってみたかっただけです( *´艸`)
全波整流の準備
全波整流の準備のために以下の物を準備しました。
■全波整流レギュレーター本体
■配線加工グッツ
・半田
・圧着チューブ
・カプラー ※あった方が便利
エンジン回りのパーツを外して、いざジェネレーターとのご対面!!!
あれ? ジェネレータがないぞ?
カブカスタムはこっちについているようで、どうせ同じカブのエンジンだし一緒だろうと下調べが不足していました。
ちゃちゃっと配線を加工して・・・。
レギュレーターを固定して完了です
全波整流レギュレーターは、熱を持つはずなので少しでも風が当たりやすいサイドカバーの中のビスホールを使い固定しています。
まとめ
電気もバッテリーからキーオンでしかり点灯するようになりました
現代のバイクっぽいです(笑)
また、走行中の電圧も十分で、バッテリーにしっかり充電できているようです。
長時間走っても、全波整流レギュレーターは少し熱をもったかな?程度ですがしっかりと仕事をしている模様です。
これで、交流電源と直流電源が入り乱れた状態から解放されたので、灯火類のLED化や、シガーソケットを増設してUSB電源を取り出せるようにしようと思っています。
よかったら見てください。