「物語を拓(ひら)こう、心を語ろう」というコンセプト
村上春樹さんの理念です。
早稲田大学旧4号館をリニューアルし、
開設された早稲田大学国際文化館(2021年10月開館)
通称、村上春樹ライブラリーがオープン
冒頭の理念は、村上春樹ライブラリーの理念です。
コロナ禍でもあったため、今まで予約制でしたが
現在は予約なしで入館出来るということでしたので
4月の2日に、行ってまいりました。
入り口は、らせん状成る素敵な
オブジェのようなトンネルに眼が奪われます。
オファーを受けた建築設計は、日本で有名な隈研吾氏です。
村上春樹を敬愛する作家であるという隈氏は
村上春樹の世界観を、トンネルに(彼の作品風に。。)
日常から、ある日ぽっと別の場所へといざなう
確かにそういう作品が多いと私も感じます!
包み込むらせん状に延びる姿は、村上作品そのもの!
ギャラリーラウンジでは、村上春樹作品がずらりと並ぶ
海外の翻訳本も含めた、数多くの作品が並んでいる
こちらの中央の椅子に座り↓
読むことも可能です。
皆さん、どこかで見たことのあるマスコットが?
羊をめぐる冒険「下」P167ページに登場しています。
羊男の画像でした。思い出しておりました。
ライブラリーを象徴するかのような
階段本棚は、圧巻です!
こちらの階段に座って、本を読むことが出来ます。
私も、しばし座って横にある棚から小雑誌を
読まさせてもらいました。
来場者の邪魔にならないように、隅っこで(笑)
私は、唯一radikoで聴いている番組があります。
村上RADIOです。東京FM月末最終日曜日夕方7時から
あ、今日ですね。いつも忘れてradikoで聴いています。
オーディオルームには、
村上春樹さんの愛用レコードを寄贈され陳列されています。静かにジャズが流れ、何とも居心地の良い空間が~♬
傍らにある雑誌も、ジャズに関する村上春樹対談雑誌
お洒落な椅子に座って読みふけっておりました。
こちらの椅子なども寄贈されたらしいです。
まるで、村上春樹さんのお住まいにいるようで
通い詰めたい場所になりました。
こちらは、海辺のカフカ「舞台」で使用されたオブジェ
ネオン管、土星ということです。
御化粧室も
村上春樹さんの世界観が出ているらしく
お洒落で、ミステリアス(迷う道)の如く
思わずパシャリと記念に一枚撮ってしまいました(笑)
地下には喫茶店もありました。
何でも、早稲田の学生さんが運営しているとか
千駄木で「ピーターキャット」の名前でジャズ喫茶を
経営されていた時の、グランドピアノがありました。
(写真は取りこぼしです)
喫茶店の名前は、橙子猫オレンジキャットです。
村上春樹さんご夫婦の飼い猫、ピーターが茶色い猫だった
そんな猫好きの春樹さんらしいネーミングです。
当日は、早稲田大学の学習院の入学式が重なり
早稲田大学の正門入り口は、父兄と生徒で大行列でした。
イベントも行われておりました。
大隈講堂の周りには、凄い行列で圧倒されました。
きっと、また何回か訪れたいと強く思った
村上春樹ライブラリー探訪となりました。