葛飾北斎の三女にして浮世絵師 葛飾応為は
美人画は北斎も叶わぬと認めたほどでした。
代表作の吉原格子先の図を観たくて
に行ってまいりました。
江戸のレンブラントと称された葛飾応為
この絵は光と影が織りなす、本当に想像以上に
見事な作品でした。影があるから魅力的に
太田記念美術館は二度目です。
先回の月百姿 月岡芳年も、素晴らしかった。
月と美女を描いた作品が
葛飾応為を扱った眩(くらら)~北歳の娘
NHK特別ドラマを観て心を魅了され
原作本である
朝井まかて著 眩くららを読了いたしました。
アメリカの有名雑誌が選定した
「この千年でもっとも重要な功績を残した100人」
そこに、日本人として唯一選ばれた「葛飾北斎」。
その天才画家・北斎を陰で支えつつ
晩年には独自の画風にたどり着いた北斎の娘「お栄」。
その半生の物語です。
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眩
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この世は、円と線で出来ている(葛飾北斎)光と影の幻想を奏でる女絵師(葛飾応為)
ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ルノワール等々
浮世絵展は、江戸の暮らしぶりも垣間見えて
決して裕福とはいえない暮らしだった北斎親子でした。
芸術の魂が、後世に残した作品の凄さは圧巻でした。
芸術の秋は、肌寒い毎日ですが
雨の日は、読書三昧もいいものですね。
気温の変化に気を付けて過ごしましょう~