こんにちは!
今日は朝活50日をみんなで迎えて
とってもうれしかった
リピート率90%の習慣化コーチ
ささきさなえです。
昨日から始まった、
主婦から自宅で働くまでのストーリー。
1日目は、新婚初日から出鼻をくじかれ、
激務のOL生活から引きこもり主婦になった
ストーリーでした。
1日目の記事はこちら↓↓↓
【マイストーリー①】~ご近所トラブルから始まった私の引きこもり生活~
今日はその続きです。
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転機は突然やってきた
「ピンポーン」
ある日の午後、インターホンが鳴りました。
宅急便?何かのセールスかな?
と思いながら、モニターをのぞいてみると、
なんと!
例のご近所さんではありませんか!
「えっ!まさか、自宅まで来るなんて…!」
心臓がドキドキと高鳴り
手が震えていましたが、
なんとか平静を装いドアを開けました。
ドキドキの会話
~ここからは実際の会話をお楽しみください~
ご近所さん:
「明日、引っ越すことになりました。
お騒がせしてしまうかと思いまして、これを…」
そう言って、彼女は菓子折を差し出しました。
私:
「お心遣いありがとうございます。
引っ越しですか。どちらへ行かれるのですか?」
ご近所さん:
「○○県です。」
私:
「そうですか。引っ越しって大変ですよね。
どうぞ体調にはお気をつけて。」
ご近所さん:
「ありがとうございます。」
彼女がドアに向かって一歩踏み出したその時、
もう一度振り返りました。
ご近所さん:
「あの…、すみませんでした。」
私は内心ドキッとしました。
心の声
「あれだけ家の前で悪口を言い続けていた人が
謝るなんて…!!!」
私は驚きながらも、微笑んで言いました。
「えっ?(首をかしげる)」
ご近所さん:
「いろいろとご迷惑をおかけしました…。」
そう言って、彼女は深く頭を下げ、
ドアの外へ出ていこうとしました。
私:
「(軽く会釈をして)どうぞお元気で。」
ドアが静かに閉まりました。
「やっと、終わった…。」
長かった引きこもり生活は、
相手の転勤という形で幕を閉じました。
そこから徐々に体調も回復し、
働く意欲もわいてきたので
仕事を探しはじめました。
転勤族の妻としての孤独と葛藤
仕事の選択肢が限られている――。
私は何度もこの現実にぶつかりました。
フルタイムのパートや正社員の面接では、
夫が転勤族だと分かるとこう言われることが多々ありました。
「いつ辞めるか分からないんでしょ。」
そんな言葉を何度も聞くうちに、
私はいつしか期間限定の仕事を探すように。
夫の会社から辞令が出る時期は仕事をせず
企業に迷惑をかけない働き方を選んでいました。
転機は突然に訪れる
そんなある日、私にとって大きな転機が訪れました。
ある健診で引っかかり、手術を受けることになったのです。
短時間の手術でしたが、体調が回復するまで静養の日々。
そんな中、東日本大震災が起きました。
ここでは震災のエピソードはあえて省きますが、
人生観が大きく変わる出来事でした。
手術から半年後の体調が落ち着いてきた頃、
以前働いていた職場から「もう一度一緒に働かないか」
とオファーをいただき、再び仕事を始めることになりました。
この職場は、最長5ヵ月間と決まっていました。
ですから、もし夫が転勤になったとしても
企業に迷惑をかけずに働けるので快諾しました。
職場では毎日2人分の業務をこなす忙しさでも
「あー、やっぱり私は働くのが好きなんだな」
と、充実感を味わっていました。
その後、契約終了と同時に夫の転勤が決まり、
人生初の日本海側へ引越すことに。
日本海側で待ち受けていたものは…
年が明けてすぐに引っ越してきた新しい土地。
そこで私を待っていたのは、想像を超える自然の力でした。
それは、「吹雪」。
引っ越ししてから3日後、猛吹雪が3週間も続きました。
窓から見える景色は真っ白で、
雪は海風に乗って真横に飛び、夜中まで雷が鳴り響く――。
まさに嵐のような日々。
太平洋側で育った私にとって、この生活は想像を超えるものでした。
夫が出張でいないときは、誰とも話さず、外にも出られない。
青空が見えない日々は、私の気持ちを徐々にむしばんでいきました。
噂で聞いたことがありました。
「転勤妻が日本海側に住むと、プチ鬱になることがある」と。
他人事だと思っていたけれど、現実になってしまいました。
引越前はご近所トラブルからの引きこもりでしたが
今度は、自滅型の引きこもり主婦になってしまったのです。
少しずつ、光が見えてきた
その引きこもりから抜け出せたのは、夏のこと。
暖かくなって吹雪からも解放され
春に花を愛でたりして少しずつ元気になっていきました。
何もしないのは退屈なので
再び働き始めることを決心しました。
選んだのは某金融機関。
しかし、ここでまた新たな気づきがありました。
「自分の働き方って、これでいいのかな?」
そんな疑問が心の中で芽生え始めたのです。
この先、私がどう動くべきか、
何が本当に自分を幸せにしてくれるのか――。
私は少しずつ、新しい道を探し始めることになるのです。
つづく
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