要望書を提出してきました。 | 佐々木リョウ Blog.

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シンガー・ソングライター、佐々木リョウによる日々の記録 Since.2012

 

 

昨日、9月19日。

 

息子の〝一時的ストーマ〟の件で

三次市役所に〝要望書〟を提出してきました。

 

ここまでの流れは下記のブログを読んでください🙏

 

 

 

 

 
 
要望書の内容は隠すものではないので、
提出分をコピペしたものを載せておきます。
 
※文章を読みやすくする為、
書面とは違う改行をしています。
 
 
 

〝一時的ストーマ補助に関する要望書〟

 

市長におかれましては、

平素より三次市において格別のご配慮を感謝致します。

 

さて、この度私どもの息子が抱えております「鎖肛」という病気で、

一時的ストーマ(将来的には手術を経て治る人工肛門)を形成し生活をしており、

生きていく為に「絶対必要」となる排泄時に使用するパウチ(便やガスを溜める袋)等の

医療用具が現段階では全て実費という現状に疑問を抱いております。

 

永久的ストーマ使用者の場合、

身体障害者手帳の受給により日常生活用具費として

補助をして頂ける制度は全国的にあるのですが、

〝一時的〟の場合も永久的と同様、

「命を繋ぐ必須用具」に変わりないにも関わらず、

残念ながら重要視されておりません。

 

医療用具にかかる費用につきましてももちろんの事ですが、

「社会に見捨てられているような気持ち」もあり、

当事者・家族の精神的負担が大きいことも重大な問題と考えております。

 

鎖肛を抱えて生まれてくる確率は5000人に1人と言われており、

中々巡り合わない事例ですが、

今後同じような悩みを持たれる方を作らない為にも

「一時的ストーマ使用者への補助」を強く要望致します。

 

まだまだこのケースで補助が出ることは全国的に少ないですが、

既に一時的ストーマ使用者にも補助が出る自治体もいくつかあり、感心しております。

 

是非三次市の医療体制においても、子育て支援にご尽力を上げられ、

成果を出されていらっしゃる中、更なる「安心して子育ての出来る町」として、

またこの改善すべき問題に取り組まれることにより、

他の自治体において、「三次市に前習え」と

これからの未来を見据えたお手本となって頂き、

全国的に改善されるその先駆けとなって頂くことを期待しております。

 

最後になりますが、この問題は新生児だけでなく、

「生きている限り起こり得る」ことですので、

それも踏まえ目を向けて頂き、

ご改善頂きますよう重ねてお願い申し上げます。

 

ご多忙中大変恐れ入りますが、

市の見解、回答をお待ちしております。

 

 

参考資料として、

 

 
そして実際に息子のパウチ交換時の手順を
写真により掲載した書面、計3枚。
 
 
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抜本的に変えていかないといけない。
 
国の政策として一斉に。
 
ただ、どうしても今の我が国には
その期待が一切出来ない。
 
前回も記事に書いたけど、
 
お金云々の話よりも、
この体制がどう考えてもおかしい。
 
 
この件の記事を書いた後、
 
「政治家になるしかないね」
 
と冗談のような、本当のような
言葉を投げかける人もいる。
 
そういうことでもない。
 
政治家にならんと、
今の状況を変えられないのならば、
 
今の政治家は何のために存在しているのか。
 
喧嘩をしたいわけじゃない。
 
ただこのモヤモヤした感情を
どこに仕舞えばいいのかもわからない。
 
 
〝要望書〟の内容は、同じ状況下で
頑張って命を繋いでいる全ての皆さんの願い、
 
そして明日への期待、
 
その全部がこれでもかとギュッと詰まっています。
 
 
この度は一番身近な自治体への提出。
 
 
三次市長様、
 
並びに
 
三次市議会議員の皆々様、
 
三次市から輪を広げましょう!!!
 
 
何卒、宜しくお願い致します。
 
広島県三次市在住
佐々木良