凄いな。
時間作って、ちゃんと見て欲しい。
参院選投票日まであと2日。
今回はネット選挙運動解禁ということで、ポジティブな効果は、あったと思います。
そして、時代は、変わった。
それは、東日本大震災以降なのか、原発事故以降なのか、わからんが、いろんな事象がピークに達し、人の感情や意識が、以前に比べて、次元が上がったと感じます。
絶対変わった。
でも、まだまだ、ネガティブな感情に支配されながら日々の暮らしを送っていたりする自分も含めて、それを受け入れ、悩み、苦しみ、誰かを傷つけ、誰かに傷付けられながら、また、何かを求める。
その繰り返しが、正しい。
選挙とか投票するとか、ほんとは自分にとってそれは主体的な行為ではないのかもしれない。
そもそも政治とはなんぞや。
まつりごととはなんぞや。
それは、一人ひとりが主体的に生きていくための話し合いの場を持つことであり、お互いを受け入れ、許し、分かち合い、共存するための努力を、工夫しながら、勤め上げる手段であるはずだ。
だから、本来、多数決の絶対主義ではないはずだ。
少数の意見こそ尊重し、融和すべきなのだ。
しかし、世界は混沌とし、綺麗ごとでは済まされない、済まされなかった。
マイノリティーは淘汰され、差別され、消され、声さえも挙げられなくなり、やがて、彼らは諦め、権力に寄り添い、妥協し、何かと折り合いを着けながら、誤魔化し、忘れた振りをしてきた。
だから、政治に無関心になり、選挙にも行かず、未来を、捨ててきた。
自らの思考を消し、与えられた快楽に溺れ、なんとなく、一生を終えていく。
そんな一人ひとりの堕落が、原発事故を招き、戦争を呼び、拝金主義に陥り、自らの言葉さえも失った。
しかし、皮肉なことに、原発事故以降、日本人はようやく当事者としての自覚が生まれ、懐かしいような新しい、当たり前だった感情や思想を取り戻し、それは産声から、理性的な叫びとなり、現在、日本全国で選挙運動を通じて、時代の変革の到来を告げ始めた。
時代は変わった。
これからは、ほんとの自立と共生が求められる。
切実で積極的な選挙への参加や、投票はその通過点に過ぎない。
大切なのは、この、先だ。
続けなければいけない。
伝え続けなければいけない。
三宅洋平の演説を聞いていると、胸が苦しくて、嬉しくて、そして、自分のマインドが、問われ続ける。
21日の投票日。
投票を終えたあなたと、また、語り合いたい。