歌メロの機能性とビートの追求を | 空堀ホイホイ

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ベロベロバー

EVERLASTING/Northern19


久し振りのメロコアです。

早いね。

ノーザンはこの1STがめっちゃ売れた印象が強いですね。

兎に角歌メロとビートの追求こそがバンドの醍醐味だと思うのですが、メロコアってジャンルは極端な音楽ですが普遍性があるもんだと思うんです。

ビートの追求はスピードの追求と言い換えてもいいのですが、単純にBPMが速い、遅いということでは無く、速い曲でも歌メロの輪郭が崩れないアレンジ、もしくはゆったりとしたテンポの曲でも歌メロが飛んでくるようなアレンジとか。

ノーザンはもちろんBPMが目茶苦茶速い曲ばっかりやけど、シンガロングし易い曲が多いです。

その秘訣は歌メロの譜割りやと思うんです。

童謡っぽい譜割りなんです。

ジッタリンジンぽい。

多分、海外のバンドにはあんましない譜割りやと思います。

アップした曲の2曲目のサビなんか典型やと思います。

童謡のような単調な譜割りにしたほうが、案外歌メロのラインが動くと思うんです。

で、これが高速2ビートに乗りやすい。

これ、発明やと思うんです。

英語でやってるけど、洋楽っぽくならない。

売れた理由はこの辺りにあるような気がします。

多分、ノーザンはこの1STの時点で、確信犯的にそういう作曲をやってたと思います。

歌メロの機能性とビートの追求を。