ちょっぴり切ない晩秋は青春パンクで涙を拭って駆け抜けろ④ | 空堀ホイホイ

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物憂げ世情/ジャパハリネット

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ほんま、けんじろ歌上手い。

ピッチハズさん。

そんな技工的なとこに関心しながらも、久々にジャパハリ聞いて、うわ~、ええ歌やな~、ってなりました。

ジャパハリは、彼らの地元松山の先輩、ガンジンルーの後輩で、以前、天王寺にあったアリスってハコに一緒にツアーに来てました。

まだデビュー前で、ガンジンさんの方が貫禄あったけど、ジャパハリは瞬く間に全国展開になっていきました。

地元愛を掲げたバンドはたくさんいます。

昔は、音楽で成功するなら絶対上京しなあかんかったけど、地方で熱いライブハウスが根付いて、地元のレコード屋さんも一緒に盛り上がって、独自のシーンを作って、それが全国に飛び火する形は今や珍しくありません。

でも、やっぱり勝負するなら、東京なんやね。

ジャパハリは凄い仲良しで、良い音楽、良いライブをするために、自然なスタンスを貫いていましたが、でも、やっぱり、東京で戦って、苦悩し、汚れそうになる自分と向き合い続けました。

結局解散したけど、それも、素直すぎる彼ららしい歌で、返事し続けていました。



バンド続けるって難しいね。

でも、いい歌はずっと歌い継がれる。

それは、今日のあなたの鼻歌かも知れない。



ちょっぴり切ない晩秋は青春パンクで涙を拭って駆け抜けろ