
泣かない小沢一郎が憎らしい/世川行介

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民主党代表選の最中、実に良い書籍を読ませていただいた。
アップした写真は去年の9月16日に行われた首班指名の投票の時のものである。
体調不良の羽田氏に、投票箱の前まで小沢氏が付き添う場面である。
彼らの夢が叶った瞬間である。
今この記事を書きながら泣けてしょうがない。
言葉にならない。
この著書の中で小沢一郎と小泉純一郎の父性の違いについて書かれていたくだりが印象的だった。
小泉はスマートだがぐいぐい引っぱっていってくれるタイプ。
一方、小沢は昔気質な頑固で不器用なタイプ。
今の日本ではまだまだ小泉型の父性がもてるのだろう。
しかし、この代表選で露呈した小沢人気は、本質的な日本人気質の父性への回帰点となっているのだろう。
今夜はこの歌を小沢一郎氏に捧げます。