小沢潰しの会 三宝会を知っているか | 空堀ホイホイ

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今朝、みのもんたの番組を見たが、本当に酷い小沢批判をやっていた。

全く以て見る価値なし。

政 財界による小沢潰しの会 三宝会を知っているか?

以下参考資料

転載開始

「三 宝 会」 趣 旨 書

 激動する現代社会では、多角的で、迅速な情報の伝達が必須要件とされております。

これらの情報は、複雑多岐にわたるマスメディアの発達によって、政治、文化、経済など、社会のあらゆる分野から、絶え間なく生み出されてきています。

こうした情報を逸早く正確にキャッチし、吸収、消化して、行動の指針とするためには、それぞれの分野における人々が己の属する世界のみに閉じこもり、それにとらわれることなく、よりオープンに、立場を異にする各分野の仲間たちと円滑な人間関係を築き上げていくことが求められます。

そうすることによってはじめて、微視的ではない巨視的な判断と、公正で、客観的なものの考え方が得られるようになるのです。

この目的を果たすために、このたび親しい者同志が相語らって、新聞、テレビ、雑誌など、マスコミの第一線で活躍しているジャーナリストを中心に、政、財界の関係者らが定期的に集まり、情報交換を行ない、相互研鑽に励み、個々の資質の練磨と向上をはかるべく、新しく一つの会を設立することに致しました。



「三宝会」最高顧問・代表・世話人・事務局・会費

最高顧問  竹下  登   衆議院議員  

代表(五十音順) 葛西 敬之 東海旅客鉄道(株) 社長
近藤  晃 日本航空(株) 社長
関本 忠弘 日本電気(株) 会長
南谷昌二郎 西日本旅客鉄道(株) 社長
塙  義一 日産自動車(株) 社長
松田 昌士 東日本旅客鉄道(株) 社長
米山 令士 千代田生命保険(相)  社長

世話人(順不同) 高橋 利行 読売新聞 世論調査部長
後藤 謙次 共同通信 編集委員
芹川 洋一 日本経済新聞 政治部次長
佐田 正樹 朝日新聞 電子電波メディア局局長付
湯浅 正巳 選択出版  
内藤 武宣 早稲田大学 講師
松岡  敦 (株)啓愛社エヌエムビー 社長
平野  聰 日本航空(株) 常務
竹中  誉 (株)エル・ビーエス 社長
福本 邦雄 (株)フジインターナショナ
   ルアート 社長

事務局       東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル
  (株)フジインターナショナルアート内

会費 法人会員 月額参万円(六ヶ月分をまとめ、年二回納入)
  個人会員 会合の都度(壱万円を限度とする)



 要は、年1、2回集まりマスコミを政・財界側にとり込もうというもの。 企業側の思惑は、当然ともとれるが、マスコミ会員は、どのような判断でここに参加したのか、ジャーナリストとしてこれを問われることになるのでは─。




【ご参考】

 法人会員企業名                 平成 11 年 10 月 現在

法人名(50音順) 役職名/氏名 法人名(50音順) 役職名/氏名
天野製薬(株) 会長 
 天野源博 千代田生命保険(相)  総務部長 
 杉田 隆
伊藤忠商事(株)  副社長 
 内藤正久 都築電気(株) 相談役 
 都築省吾
(株)エル・ビー・エス 社長 
 竹中 誉 帝京大学 理事長
 冲永荘一
(株)大林組 副社長 
 荒川利輝 東海旅客鉄道(株) 社長 
 葛西敬之
鹿島建設(株) 社長 
 梅田貞夫 東京電力(株)  常務
 山本 勝
川崎電気(株) 社長 
 川崎 暢 (医)徳洲会 理事長
 徳田虎雄
関西電力(株)  東京支社長
 小橋和雄 (株)都市技研 代表取締役
 木原 康
(株)啓愛社エヌ・エム・
   ビー  社長 
 松岡 敦 西日本旅客鉄道(株) 社長 
 南谷昌二郎
(株)啓愛社製作所 副社長
 竹内留四郎 (株)日建設計 常務 
 橋本忠篤
サントリー(株) 常務 
 立木正夫 日産不動産(株) 社長 
 木島孝蔵
清水建設(株) 専務
 三宅文男 日本航空(株)  顧問
 平野 聰
ジャパンライフ(株) 会長 
 山口隆祥 日本電気(株)  常務
 大森義夫
セコム(株) 最高顧問 
 飯田 亮 日本電信電話(株)  副社長
 和田紀夫
全日本空輸(株)  企画室調査室長
 浜田健一郎  東日本旅客鉄道(株) 常務 
 花崎淑夫
大成建設(株) 副社長
 葉山莞児 (株)パシフィック
   コンサルタンツ
   インターナショナル 会長 
 荒木民生
(株)竹中工務店 社長
 竹中統一 (株)フジ・インター
   ナショナル・アート 社長 
 福本邦雄
中外製薬(株) 総務部長
 高木 穆 堀硝子(株) 社長 
 堀 俊一
中部ガス(株) 会長 
 神野信郎 (株)ホリプロ 会長 
 堀 威夫
中部電力(株)  常務
 中野淳司    


 平野貞夫著
      『平成政治20年史』/幻冬舎新書
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小沢は田中角栄にかわいがられた政治家であることはよく知られています。田中角栄は小沢に亡くした長男を見ていたのです。しかし、それを快く思わなかった人は少なくないのです。

その中の一人が意外に思われるかもしれないが、竹下登氏なのです。村山首相が政権を投げ出し、橋本龍太郎氏が後継首相になると、竹下氏は「三宝会」という組織を結成します。三宝会の本当の目的は、小沢を潰すことなのです。もっと正確にいうと、自分たちの利権構造を壊そうとする者は、小沢に限らず、誰でもそのターゲットにされるのです。

なぜ、小沢を潰すのでしょうか。それは小沢が竹下元首相の意に反して政治改革を進め、自民党の利権構造を本気で潰そうとしていることにあります。この三宝会について平野貞夫氏は、その表向きの設立の目的を次のように書いています。

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 (三宝会の)設立の目的は「情報を早く正確にキャッチして、
 (中略)、行動の指針とするため、(中略)立場を異にする各
 分野の仲間たちと円滑な人間関係を築き上げていく」というも
 のだった。メンバーは最高顧問に竹下、政界からは竹下の息が
 かかった政治家、財界からは関本忠弘NEC会長ら6人、世話
 人10人の中で5人が大手マスコミ幹部、個人会員の中には現
 ・前の内閣情報調査室長が参加した。要するに新聞、テレビ、
 雑誌などで活躍しているジャーナリストを中心に、政治改革や
 行政改革に反対する政・官・財の関係者が、定期的に情報交換
 する談合組織だ。             ――平野貞夫著
              『わが友・小沢一郎』/幻冬舎刊
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転載終了



3分30秒辺りから三宝会について話されています。