辺野古崎に海藻4新種 東京海洋大大葉氏採取 | 空堀ホイホイ

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辺野古崎に海藻4新種 東京海洋大大葉氏採取

以下転載

 米軍普天間飛行場の代替施設建設地として日米が合意した名護市辺野古崎の沿岸で、新種と見られる海藻4種が見つかった。東京海洋大学の大葉英雄助教(熱帯海藻学)らが今年3月から4月までに採取、確認した。同海域を埋め立てて滑走路を建設する案が有力視される中、大葉助教は「分布区域が限られている可能性が高く、発見と同時に埋め立てられると絶滅は免れずとても残念だ」と話した。

 大葉助教らは辺野古崎沿岸を含む10カ所に潜り、水深10メートルから30メートルで182種の海草・海藻類を採取した。形態を分類した結果、ウミウチワやイソノハナの仲間など、まだ学名がない海藻5種を探し出した。うち1種は大浦湾で見つかった。

 辺野古崎周辺は海岸とサンゴ礁の間に50メートル以上の深みがあり、国内でもめずらしい地形だという。サンゴ礁がある太平洋の国々で30年以上調査を続けている大葉助教は「一度に複数(の新種とみられる種)見つかるのは初めて。海藻の宝庫であることは間違いない」と評価した。

 また、大葉助教は、国が実施している環境影響評価(アセスメント)について「琉球列島の海藻は季節性があり、毎年7月から12月の間はなくなってしまう特徴がある。アセスはその時期に調査されており、不適切だ」と不備を指摘した。(金城珠代)

「豊かな海証明」市民団体が指摘

 名護市辺野古の米軍普天間飛行場の移設予定地で、新種とみられる海藻が4種見つかったことについて、大浦湾などでジュゴンの生態調査を続ける北限のジュゴンを見守る会の鈴木雅子代表は「驚きと同時にやっぱりという思いが強い。辺野古周辺海域は今後、発見が相次いでもおかしくない自然豊かな海だ。(発見は)同海域の生態系の希少性を証明してくれた」と喜んだ。

 その上で、「海藻は地味な存在だが生物多様性の観点からもジュゴン同様に保護は重要。県は腰をすえて保護事業に取り組んでほしい」と期待した。

 ジュゴンの生態や餌場の海草を調査している日本自然保護協会の大野正人保護プロジェクト部長は「見つかった場所はちょうどV字型滑走路の真下で、大浦湾とシュワブリーフの接点になっている。深い谷間で(潮の)流れが安定、まだ知られていない種が出てきてもおかしくない」と海域の特殊性を強調した。

転載終了



梅雨明けに少し明るいニュースっす。

以前に記事しましたがやっぱり辺野古の海は貴重な生態系があることが証明されましたね。

現在の政局の影に隠れてすっかり普天間問題はどこのマスコミも真剣に報道しませんが、草の根的にこういう情報はきちんと伝え、知るべきっす。

日米合意では8月末まで基地移設の調査期間のようですが、9月の民主党の代表選と合わせてこの夏から秋にかけて政局と合わせて沖縄基地移設問題は加熱するでしょう。

最悪、血の雨が降らんとも限らない。

何故なら普天間問題の本質は利権が絡んでるからです。

一部の人間の欲得によってかけがえのない辺野古の新種の海藻が絶滅するなんて許せないじゃないか。

兎に角、この報道がどこまで基地移設問題に対して有効かは判らんが、刻一刻と巨悪な理不尽によって、かけがえの無い尊い存在達が消されようとしているのだ。

今日のこの調査結果が少しでも良い方向に行くことを、我々は祈りながら見守ることしか出来ないのか。

俺は最近、この国のウダツが上がらないと悟ったときには、沖縄に移住して、沖縄の独立運動に本気で携わりたいと考えるようになってきた。

沖縄で貧乏しながらでもいいから、身を粉にして巨悪な理不尽と闘い尽くして、この世を去るのも悪くはないではないか。

自分の無力感も日々感じるのだが。。。

本当は政治なんかいらないのだ。

政治家なんていらないのだ。

正しい唄がまかり通らない世の中なんかいらない。



それでもアップします。