普天間、辺野古移設を初表明=首相、県外守れず陳謝―名護市長反発
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5月23日10時53分配信 時事通信
鳩山由紀夫首相は23日、沖縄県を訪問し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐって仲井真弘多知事、稲嶺進名護市長ら関係者と相次いで会談した。首相は名護市辺野古周辺に移設する方針を初めて正式表明。米ヘリ部隊訓練などの基地機能を極力、県外に移す考えも伝え、「県外移設」の約束が果たせなかったことを陳謝した。これに対し、地元や連立与党の社民党は強く反発しており、移設実現は展望が開けない状況だ。
首相が表明した移設先は、代替滑走路の建設地や工法などの詰めは残るものの、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に移す現行計画に沿った内容。昨年の衆院選での「県外移設」の約束をほごにし、現行計画に戻ったことで、首相の政治責任が厳しく問われそうだ。
首相は知事との会談で「代替地は県内、辺野古付近にお願いせざるを得ないとの結論に至った。断腸の思いで下した結論だ」と表明。「在日米軍の抑止力を低下させてはならない。県外に移設すると、海兵隊の機能を大幅に損なってしまう」と理解を求めた。
また、首相は「米軍の訓練をできる限り県外に移し、沖縄の負担軽減と危険性除去の実を上げることが大事だ」とし、27日の全国知事会議で協力要請すると強調。「『できる限り県外』という私自身の言葉を守れなかったこと、県民に混乱を招いたことを心からおわびする」と陳謝した。
これに対し、仲井真知事は「衆院選以来、『県外・国外』という県民の熱い思いが高まっていて、落差が非常に大きい」と強い不満を表明。「時間をかけて説明と納得のいく解決策を出してもらうしかない」と求めた。稲嶺市長は「辺野古への移設は市民、県民の思いを裏切ることで、極めて残念で怒りを禁じ得ない。(移設の)実現可能性はゼロに近い」と断じた。
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前回の沖縄の訪問はゴールデンウイークの真っ只中、わざわざお昼のニュースに間に合うかのように、日本国民に大顰蹙を買うのを分かっての会見とも取れませんか?
さんざん期待させといて基地の県内残留の申し込みなんて、そらボロカス言われますよ。
でも仮に鳩山首相が本気で辺野古の基地移設を実行したいならもっとコソッとやりませんかね?
誤魔化しながら、分かりにくく。
どっかの昔の与党みたいに。
例えば、恋人とデートの約束してて、当日他に用事が出来てしまって約束を断らなければいけない場合。
あんまり堂々と報告できないでしょ。
事実をやんわりオブラートに包みません?
今日の鳩山首相の沖縄訪問もワザワザ日曜日のお昼のニュースにちゃんと間に合ってるし。
おかしくないですか?
平日に地味に訪れた方が日曜日の昼間に報道されるよりかはマシだと思うのだが。
更に、この鳩山首相の沖縄訪問をマスコミがバッシングすればするほど米軍基地の根本的な話になって行き、テレビ見てても何だか民主党を攻めきれてないように映るのだが。
基本的に国民はこの報道を受けて民主党に反感を持ちながらも「在日米軍基地残留賛成」とはならんでしょ。
更に更に詰めれば、この基地移設問題で鳩山首相が退任に追い込まれても
「じゃあ、ようやく小沢一郎の出番ですな!」
となるとこまで計算されてるんじゃないだろうか。
既得権益を死守したい連中からすると鳩山より小沢の方が嫌に決まってるでしょ。
いずれにしてももうしばらく辛抱強く見守りたいと思います。