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小沢一郎総理(仮)への50の質問/小沢 一郎
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この企画、最初はメッチャ胡散臭いと思ってたけど、テレビやマスコミで散々小沢氏の悪いイメージを一方的に垂れ流してるのなら、コレくらいのポップな企画も悪くないなと思いました。
おちまさとはテリー伊藤の弟子だしどういった経緯でこの企画に至ったのかも不明だが、ひょっとすると小沢氏側からの逆指名なのかもしれないです。
企画された時期も去年の選挙前、西松事件の前です。
おちまさとの媒体を通して出来るだけ若い無党派層への選挙への関心を引き出す為と読むのは些か小沢贔屓過ぎるだろうか。
実際内容に触れると、あの無骨なイメージの「小沢一郎」が不器用ながらも下世話な質問にはにかみながらも雑句把覧に答えています。
例えば初恋や初デート。
帯にあるようにこんな小沢一郎見たことありません。
個人的な感想は「お前騙されんなよ」とか言われるかもしれませんが
「あー、小沢さんホンマはこういう広報活動は苦手なんやろけど、支持してくれてる有権者の為にここまで頑張ってるのかなー」
と、お人好しな感想をもちましたわ。
もちろん見たり本を読んだ人が其々の感想を持つだろうけど、単純に面白い企画のDVDと本です。
変に洗脳とかされませんからね。
それからタイトルにもあるようにこの企画の中で小沢氏は「総理大臣をやる」と言ってます。
ここは見所ですね。
恐らくこのセリフはおちまさと側から
「この企画、やるんならココまで言わせましょう」的な演出があったんちゃうかなー。
逆に小沢氏からするとこのセリフは彼の背負った宿命と向き合わさせるモノがあったんじゃないだろうか。
きっと小沢氏の本音は
「俺は総理大臣はやりたくねー」というのが様々な著書などから察せられます。
ま、それはそれとして（小沢一郎風に）
兎に角、今一番興味の尽きない政治家だし、いよいよ本当に小沢一郎を総理大臣にしたいという声も強まってる現状もあります。
ポップな切り口から少しでも政治に関心を持てる切っ掛けに成り得る作品だと思います。
最終的に何処に投票するかはあなた次第です。
選挙権を放棄されたら話になりませんよ！
政治を批判する資格もないよ！