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関西にはたくさん同和地区が残っています。
腫れ物に触ってはいけないような同和教育によりこの問題についてちゃんとした正しい歴史認識が今日までされていません。
西洋人がインディアンを迫害したようにこの日本でも大陸や半島からやってきた民族に先住民が迫害された歴史があったのです。
アイヌ、蝦夷、隼人、琉球、等々。
詳細な歴史は専門家に任せるが今の天皇家がその歴史の中心であり、同和差別の大元であるのである。
日本神話の天孫降臨などその時の権力者にとって都合の良いように記されたものである。
紹介した著書は日本の歴史を知る上で大変参考になった。
その中の一説に「小沢一郎はアテルイの血を引くはずであるが、地元岩手のダム利権等に手を染め自然破壊に手を貸した」的な一文があった。
なるほど。
自民党時代からの彼を考察すれば間違いない事実であろう。
以前の記事で記したが私的には政治家に清廉潔白は求めない。
小沢一郎に向こう何十年も権力の座に居座り続けられることも全く望んでいない。
しかし、今は彼の剛腕が必要な時期なのではないか。
西洋や中国との外交駆け引きを対等に行えるのは今の日本の政治家では小沢一郎しかいない。
現在と過去の歴史を繋げて読み解く視点は大切だと思う。
歴史は繰り返す。
然しながら権力者は歴史に学ばない。
先の衆議院選は日本の歴史で始めて庶民が国政を動かした。
小沢一郎は我々有権者に国政を動かしている自覚を促す。
選挙権を放棄されたら話にならない。
自民党を支持したのは誰?
公明党を支持したのは誰?
追求していけば一部の熱心な団体や利権にしがみつきたい連中でしょ。
歴史書の中で蝦夷、アテルイは野蛮な存在として描かれ詳細は消去されている。
この手法は今日のマスコミと同じだ。
一方的に悪と描かれるモノに対し、直感の鋭い人は何かを嗅ぎ分けるだろう。
真実は分からない。
しかしそれを追求することをやめることは敗北である。
インディアンのジェロニモのように蝦夷、アテルイはその土地に英雄伝説として刻まれる。
最近映画が公開されたカムイにしても同じような背景がある。
小沢一郎はアテルイの末裔か?
紹介した著書の著者は実は小沢氏に期待したいのではないか?
そんなことを考えながら立ち読みに耽った休日であった。
