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しゃがれた声がレスポールの厚みのあるサウンドに滲み、ずっしりとしたミドルの8ビートがそれを後押しする。
ノーリグの音のイメージはずっと変わらない。
ライブハウスシーンで青春パンク以降の唄モノギターロックバンドがたくさん登場し、まさしく青春時代のその後の喪失や後悔、それでも誠実でありたいと願い、泣き、叫ぶ。
やがて誰かを傷つけていた自分を知り汚れたしまった自分と折り合いをつけながら迷い、彷徨う姿を在りのまま曝け出し、なんとか一筋の光を見つけ出す。
正直、ノーリグほどの実力を備えながら今のセールスは見合わない。
しかし彼らは今日も走り続けている。
生き様と音に矛盾が無いからこそのノーリグは、もっと広く伝わって欲しく願うのである。